Category: uncategorized

  • 成駿伝

    成駿伝 孤独の◎は永遠に―

    成駿伝 孤独の◎は永遠に―

    ズッチャさんのブルベの本を買いに本屋に行ったときに置いてあったのでつい買ってしまった。昨年亡くなった予想家・清水成駿の追悼本である。パラパラとページをめくったら、今年のクラシックの展望もしているようなので、日本ダービーも近い今、先にこちらを読んだ。

    自分は東スポ・大スポ派だったが、東スポ以前の清水成駿のことはほとんど知らず、98年の日本ダービーの◎ボールドエンペラーのことはこの本で初めて知った。長谷川仁志や上田琢巳といった面々へのインタビューを通じて、清水成駿のエピソードが語られる。豪快かつ繊細な人柄、理論というよりも哲学を感じられる予想というのが清水成駿の書く予想だった、という感じだろうか。

    競馬予想には様々な理論があり、それらを使って予想を披露する予想家は大勢いるが、清水成駿から感じられる哲学のようなものを感じられる予想家が現在どれだけいるだろうか。虎石晃が言っているように、これからの時代、競馬予想家という職業が本当に必要とされていくのか疑問である。自分も新聞の印なんてほとんど参考にしないし、プロ予想家だからといって、ズバ抜けて予想が当たるとも思っていない。厩舎のコメントなんてどこまで信頼できるのかと思う。そうなると、ただ印を打つだけの予想家という職業は必ずしも必要とされることはなく、エンターテイメント性があって読ませる予想を書く予想家しか必要とされないのかもしれない。果たして世の中が清水成駿のような予想家を必要としているのだろうか。

    自分であるということ 『成駿伝 孤独の◎は永遠に──』 – HONZ

  • 野武士のグルメ

    Samurai Gourmet | Netflix Official Site

    Netflixオリジナルのドラマ。定年を迎えたおじさんが街中で飯を食うだけのドラマだがおもしろい。孤独のグルメと違って、特定の店に焦点を当てているというわけではなく、食事をするということそのものに重点が置かれている。

  • BRM520 西東京300 富士

    3月にHANABIで飲んだときに、西東京300の話題になり、スケジュールも空いていたので軽い気持ちでエントリー。しかしながら、暑さで死ぬかと思った。今年参加したブルベで一番疲れた。

    BRM520西東京300km富士(22時スタート) | AJ西東京

    ルートを見る限り、国道246号で御殿場に向かうところは緩い登りなので、大変そうなのは芝川から30kmぐらい登るところと新雛鶴を抜けてから道志みちに合流するところぐらいというざっくりした予習。ヘブンウィークを走ってモチベーションがすっかり売り切れ気味で、eTrexのルートデータはAJ西東京提供のルートラボのデータからgpxファイルをダウンロードして入れただけ。自分でルートを引かないのは今回が初めて。

    スタートへ

    22時スタートなので町田まで自走してもいいのだが、モチベーション低下のため輪行で移動する始末。JR横浜線淵野辺駅へ。

    西東京は初参加でございます。夜スタートなのに盛況だ。お、たまがわジャージがおると思ったら、AJたまがわのOさんだった。久しぶりにお見かけした。今年は二本目らしい。アキさんやなおさんといったRaphaチームも参加。そもそもこの方々とHANABIで一緒になったんだった。Raphaチームなのかよくわからないが、とりあえずRaphaチームという認識。

    車検を受けたのが後ろの方だったので、最後尾付近で出発。

    江の島までは信号ばっかり。数名でグループになって走る。夜だけど交通量多かった。神奈川県の真ん中らへん、普段走ることがないので市の位置関係がよくわからない。

    通過チェック 片瀬江ノ島駅入口 38.6km

    小田原まではお馴染みのルート。たまたま江の島の通過チェックをOさんが出ていくのが見えたため、後ろについていく。Oさん、いつも前の方で早い内にゴールしているので、一体どれぐらいのペースで走っているのだろうという興味から、がんばって小田原までくっついていく。どんどん貯金が増えていく。Oさん、ワタクシ、その後ろに二人というので国道134号を飛ばしていく。途中、信号で止まったときに自分の後ろにいた方が「普段こんなペースで走ってるんですか……?」と尋ねてきたので、「自分は違います。前の方のペースです」と答えておいた。はえーよ。

    PC1 セブンイレブン小田原寿町3丁目店 73.1km

    PC1で随分と貯金ができた。Oさんはさくっと補給して再出発されたため、ここでお別れ。巡回中のスタッフの方々と話していたらずいぶんと時間が経ってしまったのでRaphaチームの休憩が終わるのを待たずに出発。

    国道246号は緩い登りなので、特にびびることもなく通過。街灯のない暗い区間も、後続に何人かいたので、心細くなかった。そのうち一人は、見学と称して認定もないのに走っている方だった。物好きすぎる。

    あと、御殿場からの下りで何人もの人に抜かれた。御殿場から裾野に向けて下っているとき、ずっとラチェット音が聞こえてて、「あぁ~もうちょっとスピード上げろっていう無言のプレッシャーを感じるなぁ」と思っていたが、交通量が少なくなった途端に5人ぐらいがぶっとんでいって、あっという間に見えなくなった。下りが遅いのは認識しているが、それにしてもすごい勢いだった。自分は45km/hぐらいになってくると恐怖が先に出てブレーキかけてしまうし、ブレーキシューの減りが速いの、ブレーキのかけ過ぎではないかと思っている。

    三島まで下ってくると、右手に富士山を見つつ、田子の浦沿いを走る。腹が減っていたくせに沼津の24時間営業のすき家をスルーしてしまったので、左側にコンビニが出てきたらピットインしようという方針で走る。で、ローソンに入り、眠気覚ましのコーラとチョコレートパンを。

    同じコンビニにピットインしてきた方、なんか見たことある方だと思ったら、先週の北関東400が初ブルベだった方だ。連れの方は初ブルベらしい。マジで。

    PC2 サークルK芝川町役場前店 167.3km

    富士吉田でうどんを食べるつもりだが、すでにコンビニでうどんを食べた。まったりしているとRaphaチームも到着。他の人が続々と出発していくので、Raphaチームを置いてお先に出発。ここからは30kmぐらい延々と登るので時間に余裕を持っておきたい。

    セブンイレブンまで711mなの、ご確認いただけるだろうか。

    富士ミルクランドは営業開始前。ここで一時間も待つのはもったいないので、缶コーヒーでしばし休憩して、さらに登っていく。ここはまた別の機会に。

    8時~9時になり、日差しもきつくなってきているし、気温もどんどん上がっている。このまま気温が上がっていくと、午後には死んでしまうという状況になってきている。やばい。

    途中の富士ヶ嶺農林畜産物生産組合直売所っていうところで、何人か先客が自販機休憩しているのが見えたので、自分も吸い込まれ、日陰に座ってジュースを飲んで休憩。あついしぬ。

    本栖湖の向こうに見えるのが南アルプスだろうか。

    びゅーんと下っていると、登りでパスした方々にまた抜かれる。登っているときはヘロヘロそうだったのに、すごい勢いで下っていった。あの下り、すごい路面が悪いので、あんまりスピード出すとパンクしませんかね?と思った。

    ここらあたりでぼちぼち腹も減ってきたので、「ちょうどいい頃合いだ。吉田のうどんだ!」と思い、ルートの左右をキョロキョロしながら都留方面へ下っていく。下調べなしなので、ルート沿いにある店ならなんでもいい。と思ったが、準備中だったりしてなかなか適当な店が見当たらない。

    富士見バイパス北の交差点を過ぎて少し行ったところで、右手にうどん屋を発見し、ちょうど店先にランドヌールと思われる自転車があったので、じゃぁここでと。

    ごちそうさまでした。

    【閉店】開花 (かいか) – 寿/うどん | 食べログ

    オーバーナイトランだし、お腹がいっぱいになったものだから、睡魔がやってくる。自然の摂理だ。

    PC3 セブンイレブン都留井倉店 237.8km

    外でやるやつがいるのかと思った。

    というか、PC3あたりは、暑いし、眠いしでとてもやばかった。リスタートしようとしたら、あきさんなおさんの御二方が到着したところだったので、最後の区間は一緒に行くかと思って待っていたのだけれども、眠さがやばかったので少しでも先を急ごうと思い、先に出発してしまった。申し訳ない。

    新雛鶴を抜けると、道志みちとの合流まで下ったり登ったりでなかなか大変。あと、PC2を出て、富士山麓を登っているぐらいから、ダンシングで自転車を左右に振ると前輪のハブあたりからカリカリ音が鳴るようになった。というわけで、登りになったらすぐにインナーに落として座ったまま登る。普段のスタイルと違うので結構大変。(異音については帰宅後、こういうときってホイールからの音に聞こえるけど、ハンドルあたりが怪しいのではっていう知見から、トップキャップが緩んでいるのを発見。締め直したら解消した。)

    新雛鶴からは常に「暑い~眠い~」と独り言を言いながら走ってた。下っているときに、これを逆から登ると大変そうだなと思ったが、かつて富士熱海300で今回のルートをまったく逆に走って登ったことがあるのだった。当時の自分、よく時間内にPCを通過できたなと思う。不思議。

    そして時刻は14時頃。一番暑い時間帯である。PC3以降はボトルの水を首筋にかけ、腕にかけ、脚にかけを繰り返しながら、なんとかかんとか道志みちに合流。暑かったというと、イザベラ600の二日目も結構暑かったけど、体感的には今年一番の暑さだ。途中、自販機休憩している方や、木陰で座り込んでいる方もいた。自分は自販機では満足できない、コンビニの涼しいところで休みたいという一心で走る。GARMINのログだと、32度とか33度とかを記録していた。そりゃ暑いわ。この時期にこの気温はまだ身体が暑さに慣れていないので、死んでしまう。

    ゴールまで休憩なしでは無理だと思ったので、津久井青野原のサークルKに逃げ込み、イートインでしばらくじっとしてた。ドーナツとファミマのたっぷりプリンで残りを走るカロリーも補給。後続のみなさんもどんどん吸い込まれてきた。あまり吸い込まれてくるものだからイートインもいっぱい。このクソ暑い中、外で休憩されている方に申し訳ないので、席を譲って出発。

    道志みちを下りきって、あとは相模原の市街地を抜けて、ゴールのケルビムへ。相模原のあたりは他のクラブのブルベでも通るので馴染み深い。

    ゴール 今野製作所 304.0km

    今年のブルベで一番疲れた。全身塩だらけで真っ白。5月にしては暑すぎでしょ。走ってる間、もうちょっと冷却について装備を整えないといかんなぁと思った。冷却用のアームカバーとかほんの気持ち程度にしかならない。一番いいのはハイドレーションパックを背負って、氷を入れて背中全体から冷やしていく方法だろうか。というか、30度超えたら走らないというのが正解なんだと思うが。

    帰りは自走でと思っていたが、そんな気はすっかり消え失せ、Raphaチームのみなさんと淵野辺駅から輪行で帰った。

    帰宅してさっとシャワーを浴び、いきなりステーキでハンバーグを食べに行く。自分はどんなに腹減ってても300gが限界なので、ステーキにハンバーグを追加する方々はもう住む世界が違うと思った。

    自宅に戻ってそのまま布団にダイブ。当日中に洗濯峠を越えられなかったので有罪である。

  • 探偵!ナイトスクープ

    Knight Scoop | Netflix

    朝日放送 | 探偵!ナイトスクープ

    ナイトスクープまでNetflixで配信されてるのかと感動しながら見てしまった。今のところ6シーズン分だけど、追加されるのを待ってる。

  • BRM513 たまがわ400 北関東

    BRM513 北関東400 (2017) | AJたまがわ

    修行のような400km、無事に完走した。

    事前の天気予報では土曜日が雨で、問題はいつ止むかというだけ。元々は夜遅くまで雨が降る予報だったが、段々と早めに止む予報に変わり、実際には20時ぐらいには止んだ。それでも13時スタートなので十分雨に降られたと言っていいと思うが。

    スタート

    土曜日はゴミの日なので普段通り起きてゴミ出しをして朝飯にした後、10時頃までもう一眠り。できるだけ寝ておきたい。腹ごしらえに近くのからやまでからあげ定食を食べ、レインウェアを着込んで出発。2kmほど走ったところで、何かおかしいと思い、あれ?なんだっけ?と全身チェックをすると、反射ベストを忘れている。というわけで、一旦自宅に戻るというタイムロス。ブリーフィングの途中にスタート地点に到着。

    反射ベストを忘れて家を出るなんてブルベに参加してから初めてのことだ。イザベラの後で随分と腑抜けてしまっている。

    DNS多いだろうなと思っていたがその通りで20数人しかいないらしい。SRという意味ではイザベラでクリアしているし、時間的に宇都宮での餃子は難しそうだし(そもそも先週イザベラの帰りにみんみんで餃子食べてきたし)、どこかに寄り道したいという目的もなく、これといったモチベーションもないのだが、とりあえずエントリーしてしまったし、夜には雨が止むのなら特にDNSする理由もないし、まぁ走ろうかなというぐらいの気持ちでスタートした。あと、北関東400を走ったことないので一度走っておこうかなというのもある。たまがわ600で同じルートを走るようなので下見しておきたい。

    PC1までは市街地走行。土曜の昼間なので交通量も多く、なかなか気を使う。途中、石田大橋のところで多摩川沿いから右折するところを行きすぎちゃったが、まぁそれ以外は概ね順調。ただ、脚が重い。イザベラ600のときは連日走ってきて脚ができてたので、すごく脚が軽いなと感じたけど、一週間も間が空くとどうにもこうにも脚が重い。

    PC1 セブンイレブン青梅畑中3丁目店 48.5km

    1時間ぐらいのマージンがあるので上出来。やまゆり200、伊豆高原300とクリアして今回3本目の方(GIANT氏とする)と二言三言交わして、彼の出発を見送る。昼飯をガツンと食べてきたので、補給はワッフルのみ。ワッフルワッフル

    ここから先のPC2までは何度も走っているコースなのでルートの確認も不要なぐらいなので、無心で走る。

    PC2 ファミリーマートヤマキ花園店 100.5km

    秋さんとかが先客でいた。まだ言うほど空腹ではないので、おにぎりを放り込んだだけ。PC2ぐらいで雨が止めばいいなと思っていたけど、そう甘くはなかった。まだレインウェアを脱げない。

    PC3までは埼玉県、群馬県、栃木県の平野部分をひたすら走るだけ。特に見所の予習なんかもしていないし、無心で走る。

    途中、ようやく雨が止んだ。

    PC3 ファミリーマート栃木西水代店 159.7km

    気温も低くはないので、レインウェアを脱いで、半袖インナーの上に長袖のアンダーを着て、その上に半袖ジャージ、アームカバーという装備へ。

    ここからは宇都宮へ向かって北上。ところが完全に向かい風だし、田んぼとか畑のど真ん中を走るため、風の影響をモロに受ける。辛い。時間も時間だし、何も楽しみがないので、無心で走る。

    夜なので北関東の景色もよくわからない。一体何をやっているんだ……という気持ちになってくる。

    PC4 森林公園自然休養村管理センター 204.6km

    折り返しの友人チェック。たまがわと宇都宮のスタッフの方々が待機されてた。ここまで単にレシートを集めるだけのサイクリングをしてきたので、ここで人とのふれあいがあって本当に良かった。プロの自転車屋さんもいて、チェーンの清掃とオイル注油をしてもらっている方もいた。雨の中を走ってきているので、ありがたいサービスだったと思う。

    森林公園入口の交差点のコンビニでちょっと休憩してから復路へ。往路は向かい風の中を走ってきたので、帰りは追い風である。実に快調に飛ばし、あっさりとPC5に到着。

    PC5 ファミリーマート栃木西水代店 249.5km

    夜中でちょっと冷えてきたので、レインウェアの上を着る。あと、イザベラの装備のままでドライとウェットの両方ともオイルを持っていたので、念の為チェーンに注油しておく。

    次のPCに到着するのは明け方になるので、眠くなったら途中で仮眠するかーと思いながら出発。深夜とはいえ、市街地を抜けるとそれなりに信号に引っかかるので、この頃は飽き飽きしながら走ってた。見るべき景色もないし、感情を失い、ただただ無心で来た道を戻るだけ。

    ちょっと眠気が出てきたところで、大根村の交差点のファミマがあったので迷わずピットイン。コーヒーを買って温まりながら、コンビニの横に座ってウトウトしながら約一時間ほど休憩。コーヒーを飲んで目を覚ましてから再出発。7時ぐらいにはPC6に着くだろう。

    PC6 ファミリーマートヤマキ花園店 304.6km

    予定通りの時間に到着。GIANT氏が先客で一人。寝ずに走っているらしい。食欲もなくなってきているそうでなかなか大変そう。うだうだ喋っていると、秋さんともう一人の方(りょうさんという方らしい)が到着。何度もパンクしてしまったので寝る余裕がなかったとのこと。

    ここからは笛吹峠を通るので往路とはちょっと違うけど、走り慣れた道なので帰ってきたも同然。

    笛吹峠をさくっと登り(というか、峠なのこれというレベルだが)、飯能まで戻ってきたところで、四里餅のお店で休憩。時間は9時過ぎ。定峰のときは定休日だし、仮に開店していても時間的に夕方になるため、四里餅にありついたのは今回が初。ひつじやよりもレア度は高いと思う。

    秋さんとりょうさんも通りがかりにピットインし、ここで休憩。満足した後、飯能市街を抜け、PC7へ。

    PC7 セブンイレブン青梅日立前店 358.2km

    ほとんど時間を気にしてなかったけど、このペースなら13時ぐらいのゴールですねぇ~とかなんとか。ここから先も無心ですな。

    ゴール セブンイレブン世田谷玉川店 401.9km

    ほぼ予定通り12時55分に到着。

    その後、BIKE&HIKEへ登ってゴール受付。道中で見かけたMTBですっごい荷物積載で走っている方も最後尾でゴールしていた。もう見るからに重そうで、PCで見かけたときは肩で息をしていたものだから大丈夫なのかなと思っていたけど、ゴールしてなにより。

    今回のブルベ、そもそものコースのコンセプトが朝スタートで宇都宮の餃子を食べにいくというものなので、昼スタートになった時点で餃子はダメになったし、それに加えて今回の雨である。実に修行度の高い400kmだった。さて、何が楽しかったのだろうかと言われると、考え込んでしまうし、ただひたすらにコンビニのレシートを集めてくるだけの400kmであった。

    初の400km挑戦という方が多く、また初ブルベという方もいたようだ。それでも雨の中、覚悟を決めてスタートしている方々なので、DNFはメカトラによるものだけだったそうな。また、完走者のうち、メダルを希望しなかったのは自分だけだった。そういうこともあるのね。

    それにしても、初ブルベでこのコンディションの中を走るのはあたまがおかしい(褒め言葉)としか言いようがない。

  • 初期伸び

    先日の北関東400の後半でチェーンがフロントディレイラーと擦れてカリカリ鳴っていたので、ボチボチ初期伸びの季節だなと思い(納車されて一ヶ月半で3000km弱走っているので初期伸びというのかどうか疑問ではあるが)、昨晩、帰宅してからCYCLECUBE(親切で相談しやすいお店です)に行ってきた。これはまさしく初期伸びですねということだったので、調整してもらって音は解消。これで今夜の西東京300を気持ちよく走ることができそう。

  • AJ神奈川 イザベラ・バード ヘブンウィーク

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    楽しかったの一言。

    追記。

    ありがとうございます。巨大なトレインの図です。

  • 5月6日、ヘブンウィークから一夜明けて

    おはようございます。

    イザベラ600では途中できちんと睡眠をとったので、終わった後もがつんと寝ることなく、普段通りの時間帯に起床。ヘブンウィーク後に普段通りの生活にスムーズに戻るという目標はひとまず達成されたといえそう。また、連戦とはいえ休息の時間がしっかり確保されていたので、体調的に追い込まれることもなく楽しいヘブンウィークだった。

    さて、飯でも食うかと思って6時半過ぎにホテルのロビーで待っていると、外からガラスをコンコンと叩く音がする。隣のホテルに泊まっていたぜっとさんだ。福島駅近くのファミマからスタートするフレッシュ・カマノ隊のお見送りに行くという。自分もそれについていき、Sさんも合流。AKさんやきむけんさんもいた。

    カマノ隊を見送った後、東京までのんのんさんの車に乗せていただけることになったので、ホテルに戻って準備。朝食は同じホテルに泊まっていたオーディナリーのKさんと一緒だった。またどこかのブルベで会いましょうと挨拶してお別れ。

    新幹線をキャンセルし、荷物をホテルのロビーに下ろす。ぜっとさん、AKさん、ワタクシの自転車や荷物を積んで、いざ出発。まずはカマノ隊を追って、浄土平へ。

    カマノ隊の他にもサイクリストがたくさんいた。

    浄土平でカマノ隊の到着を待っていると、五人が上がってくるのと同時に雨がポツポツ来た。ウ~ン、やはりホンモノは違う。

    カマノ隊の追走はここまで。のんのんさんがブルベでの思い出の場所だという道の駅・裏磐梯に立ち寄った後、喜多方へ。途中、福島から自走で帰るSさんやきむけんさんを目撃。ヘブンウィークを走った後、東京まで自走で帰ろうというのだから、ネジが緩んでいると思う。喜多方では坂内食堂(有名らしい)で1時間半ほど並び、大盛り肉そばを食べる。ヘブンウィークでは諦めた喜多方ラーメン、やり残したことを済ませた。

    このボリューム。ブルベの翌日ということもありペロリといった。なるほど、並んででも食べる価値がある。

    で、今度は宇都宮方面へ向けて走る。途中、イザベラ300で通った羽鳥湖を逆から通過。一週間前はここを走っていたんだと思うと不思議なものである。

    日も暮れ、宇都宮に差し掛かった頃に、餃子へ行くことで満場一致。高根沢のみんみんというお店。注文の仕方があるらしく、ぜっとさんはイチイチイチと言っていたので、自分もそれにならってイチイチイチ。焼き餃子、水餃子、揚げ餃子が一つずつ。

    餃子を食べ終わった後は一路東京へ。荒川を越えたところでぜっとさんとお別れ。AKさんと自分は北千住駅まで送ってもらい、そこから地下鉄へ。大手町で三田線に乗り替えるところでAKさんともお別れし、日付が変わる頃に元住吉駅へ。

    長いようで短かったヘブンウィークが終わった。

  • BRM504 神奈川600 イザベラ (ヘブンウィーク四本目) 二日目 岩手県北上市→福島県福島市

    おはようございます。独居房のような部屋で起床でございます。

    ピント甘くて申し訳ないが、おわかりいただけると思う。トイレがカーテンで仕切られているだけなのだ。独居房でしょこれ。ブルベの仮眠のような、ただ風呂入ってウンコして寝るだけの場合、まったく気にならないけども。

    今回は5時間ほどホテルに滞在する余裕があったので、完全にリフレッシュできた。新たな一日の始まりという感じ。

    出発

    おにぎりを一個詰め込み、出発の準備。

    玄関に見たことのある自転車が置いてあり、フフフぜっとさんも独居房か〜と思いながら、ほぼ仮想クローズの時間ぐらいにホテルを出発。今日は250km走るだけ。いよいよヘブンウィークも最終日だ。

    ということで、ホテルを出て正規ルートに復帰しようとしたらeTrexが上手く動いておらず、いきなり交差点を行き過ぎて戻る羽目になる。何をやっているんだ。

    1時間ほど走って通過チェックへ。

    通過チェック ファミリーマート江刺愛宕店 363.6km

    これ、「えさしおだき」って読むんですってよ。

    WさんやSさん、Mさんがいた。爽やかな朝です。どん兵衛を食べていたような気がする。

    この通過チェックを後にして少し行ったところで、右のバーエンドのキャップがないことに気付く。Sさんは「あるある」とか言ってたが、いつ落としたんだろうか。全然気がつかなかった。このヘブンウィークの間、立て掛けてあった際にガッシャーンと倒れたのが何度かあり、パナチタンは納車1ヶ月ちょいとは思えないほど満身創痍になっている。

    PC4までは北上川沿いを南下していくルートで、多少のアップダウンはあるが、交通量も少なくとても走りやすい。

    お久しぶりの宮城県

    そして予定通り、途中でルート表示が終了。ここから先はキューシートのみ。とは言ってもブルベを始めたときはキューシートだけで走っていたし、ルート表示が終わってもeTrexの地図表示はできるので、この先のルートがある程度判断できる。結果として、特に問題はなかった。

    で、途中のコンビニで休憩。とにかく暑い。夏装備に切り替える。みんな暑い暑いと言いながら吸い込まれてくるので、PCみたいになってる。

    さらに川沿いを南下し、やや風にやられつつ、PC4でございます。

    PC4 ファミリーマート石巻西山町店 467.7km

    さっきのコンビニでハックさんが冷やし中華を食べていたのが美味そうだったので、迷うことなく冷やし中華。こんだけ暑いとさっぱりしたものが食べたくなる。さっと補給を済ませてリスタート。Sさんなんかは海鮮の店を探すと言ってあまり補給せずに先に出ていってしまったが、自分はそういう気分でもないしな〜ということで。

    松島あたりで観光客向けの海鮮のお店が目に入ったけど、やっぱりそういう気分でもないのでスルー。あと、観光客が多いので、かなり待ちそうだし。

    塩竈市多賀城市あたりで、ちゃりけんさんともう一人の方(お名前がわからない)に合流。この辺はちゃりけんさんのホームなので、安心してついていく。途中のコンビニでみなさんと休憩していると、後続も続々と吸い込まれてくる。まー、暑いしな。ぐいっとカフェオレを飲んだはず。

    仙台市から名取市にかけての津波の被害を受けたエリアでは、信号で停車する度にちゃりけんさんから話を聞きながら進む。仙台市から名取市にかけての津波の被害を受けたところも、今回のヘブンウィークで見ておきたいポイントだった。ここを通しているということは主催者もそう思っているのだろう。一度この目で見たいと思っていたが、なかなか機会がなかった。閖上のサイクリングターミナルの話も聞いた。

    それにしても風が強くてもうヘロヘロ。ちゃりけん隊からちょっと遅れ、必死のパッチで進む。

    海沿い区間を終えて内陸に向かう段になって、やっと気持ちよく走れる感じになってきた。ちゃりけん隊は休憩を入れるようだが、自分はまだ大丈夫なので、ここからは一人旅。そして、一山越えて角田市に入ったところで、最後のコンビニ休憩をとった。またしても冷やし中華である。これで残り50km弱。長かった1500kmの旅もいよいよフィナーレだ。最後に事故っては台無しなので、気を引き締めて再出発。

    これだけ走ってくると脚も随分と出来上がってくる。まさにヘブン状態という様相。ガシガシ踏んで阿武隈川を上流に向かう。

    いよいよ福島県。一週間かけて東北をぐるっと一周して戻ってきた。

    伊達市街地に下りてきたらゴールはすぐそこ。青森駅前を出発し、秋田県岩手県宮城県を通過し、福島競馬場前のセブンイレブンに無事到着。競馬ファンの自分がこういう形で福島競馬場に来るとは思わなかった。

    ゴール セブンイレブン福島競馬場前店 606.0km

    ゴールは19時半前。先にゴールした人達はすでに受付に向かったようで、ブルベ関係者は誰もいなかったが、続々とみなさんがゴールしてきた。

    なんとしても食べたいという気持ちの高まりから、ゴール即サラダチキン。

    トラブルなく1500kmを走り切ってくれたパナチタン号。脚に疲労が残らない大変良い自転車だ。

    イザベラ600は、PC1までの路面の悪さと、仙台あたりの津波の被害を受けた区間の風の強さが印象に残った。でも、景色はすごくよかった。

    小一時間ほどみなさんと健闘を讃え合い、ゴール受付へ向かう。ヘブンウィークが終わってしまうのがなんとも名残惜しい。

    ゴール受付 東横イン福島駅東口

    東横イン福島駅東口のロビーで受付をし、ヘブンウィークは終了。無事に四本とも完走となった。

    このホテルに部屋を予約してあるので、自転車を輪行状態にして部屋に持ち込む準備をし、ドロップバッグを受け取り、部屋でシャワーを浴びてからもう一度ロビーへ。

    しばらくすると、ぜっとさんやひとみさん、吉田さんも無事にゴール。みんな顔や腕が真っ赤。それだけ今日は暑かった。ひらさわさんとはゴール後に飯でもという話になっていたが、さすがに遅いのでこれはまた東京に戻ってから別途開催しましょうということになった。Mさんもゴールしてきたが、時間に余裕がなくメカトラで遅れる形になったIさんを見捨てるような形になったのを悔いておられた。Iさんは時間外完走という形でホテルに到着したが、マヤさんの耳にもIさんが人助けをしていたことが入っており、無事に認定となったようだ。いい話。

    MさんとIさんとオーディナリーのKさんの四人でロビーでビールを開けて乾杯。

    1500kmというと距離的にも時間的にも長いけれども、本当にあっという間の一週間だった。走って食べて寝ての繰り返しだけど、それが何より楽しかった。また参加したい。現実に戻りたくない。

    AJ神奈川のみなさん、参加者のみなさんに感謝。またどこかのブルベでお会いしましょう!