Category: uncategorized

  • ホイールの寿命

    ホイールから聞こえる異音が気になっていたので、CYCLECUBEさんへ行って新車の防犯登録や初期伸びの点検のついでに相談してみた。

    結果、特に振れもないし、ハブ部分にも異常はなさそうだけど、強いて言えばグリスがやや減ってきているということで、グリスアップしてもらった結果、異音は解消した。

    それとは別に指摘されたのがリムの摩耗。ぼちぼち寿命らしい。今使っているULTEGRAのホイールは14年の秋に買ったもので、それ以降はほとんどがブルベでの使用。走行距離は10,000km弱ぐらいだと思うが、ブルベでは雨が降っても走るし、荷物も重くなりがちなので、リムへの負担は大きい。そもそもが重量級だし。リムが磨り減っているので、ぼちぼちホイールの寿命だと思っておいてくださいとのこと。

    6月前半までブルベの予定を詰め込んでしまったが、それが終わったら新しいホイールを検討しようかなと。今度はホイールを購入するときは他のメーカーのも含めたDURA ACE級にしようかと考えていたけど、10,000kmぐらいでダメになるんだったら、ULTEGRAぐらいのグレード(カンパのZONDAとかFULCRUMのRACING 3)でいいのかなぁと思う。決戦用とか言って高いホイールを買う手もあるが、物臭な自分がそういう使い分けをするとも思えず。どこまでお金かけるかは追い追い考えたい。

    あと、今回は初期伸びの点検がメインだったのだが、すでにリアのブレーキシューがご臨終されていたので交換してもらった。「つい最近納車したばかりのはずなのに何でこんなに減っているんですか」と言われたが、そこはブルベ参加者の本領発揮、三回しか乗っていないのに距離は900km弱なので、「それはもう初期伸び点検のレベルではないです」と言われた。

  • フレッシュ日本橋2017 チームラーメンないと編

    もう先週末の話ですが。

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    昨年の秋の定峰200でラーメン班だった面々を中心にチームが結成され、日本橋のフレッシュに参加することになったのがたしか昨年の10月頃(だったっけ?)。それからルート検討ミーティングを実施し、あーでもないこーでもないとルートを決め、実際に出走まで漕ぎ着けたのは三人(リーダーのNさんと紅一点のMさんは残念ながらDNS)。晴れ予報に反して、ずっと雨という酷いコンディションだったが、誰一人DNFすることなく、なんとか完走した。きつかった。

    ルートはこんな感じ。

    サービス終了のお知らせ

    サービス終了のお知らせ

    当初は千葉をぐるっと回る案なども出ていたけど、最終的には軽井沢から高崎に下り、そのまま水戸へ向かい、銚子に南下し、利根川沿いを上流に向かって走るという、獲得標高をできるだけ削ったコースになった。都内の信号峠に入る前の我孫子で360kmに到達させ、我孫子から輪行で日比谷へという計画。

    金曜日

    リーダーのNさん(ラーメンないと店主)が仕事の都合でDNSで、ブルベカードやゼッケンプレートを持っていく役目を仰せ付かり、遅刻が許されなくなったので、ホテルを取って前泊することにした。金曜日は会社を早めに出て、18時過ぎに武蔵小杉駅横須賀線に乗り、東京駅から新幹線で軽井沢へ。

    FacebookTwitterを見ていると、前日ということもあり、続々と参加者のみなさんが各地へ移動しているようだ。みんな明日走る分の距離をお金で買う。ロングライド妖怪達が各地へ散っていき、みんなが日比谷に向けて走って帰ってくるという、冷静になればちょっとしたホラーのようなイベントだ。

    あっという間に軽井沢へ。駅前にはアウトレットがあるが、時間が時間なのでアウトレット内のコンビニしか開いてなかった。駅前のアパホテルでコンビニ夕食という前夜祭もクソもない寂しい限りの夜。アパホテルには自転車を部屋まで持ち込むことを許可していただき、大変感謝している。

    一応雨の可能性もあるのでリアのフェンダーを装備。あとはまぁ普段通り。

    https://twitter.com/kinusamep/status/850299735428562944

    翌日のスタート前に、「ホテルで見かけましたよね」と声をかけられたが、まったく意識がなかった。サメハルさんだったらしい。この辺で前泊するならここが便利。

    当日

    5時過ぎに起きた。軽井沢は雨。ホテルに置いてあったシャワーキャップがいきなり役に立つ展開。天気予報によると、スタートから高崎に下るあたりまでが雨という予報だったので、まぁ想定の範囲内かと、このときはそう思っていました(号泣)。

    とりあえず、近くのマクドで朝食にし(軽井沢駅周辺、朝イチから何か食べようと思うとちょっと不便)、当日輪行勢の出迎えに軽井沢駅へ。同じチームのKさんや、同じく軽井沢スタートのももレンジャーズのYさん、Iさん、Sさんが輪行解除するのを眺めながら、レインウェアを着込む。前日まで持っていくかどうか迷っていたけど、せっかく持ってきたんだし、高崎に下るまでは着ることにした。

    自分のスタート前に、30分早く軽井沢からスタートするももレンジャーズの方々を見送る。ルートも似たような感じ。また明日、日比谷で!

    なお、雨が降り続いたため、写真はPCで撮ったぐらいで、まったく写真が残っておりません。また、PCの通過時刻はレシートが手元にないので、Swarmのチェックイン時刻で代用。

    スタート ローソン軽井沢東店

    ももレンジャーズ御一行様を見送ったあと、自分のスタート地点であるすぐそばの別のコンビニへ移動。すでにSさんは到着済み。しばらくするとKさんもやってきた。雨だし、すでに三人なので、「何かトラブルがあったときは潔くDNFにしましょう」と簡単に方針を決め、8時30分のレシートを3枚もらっていざスタート。

    碓氷峠の下りでそこそこ時間を稼ぎ、その後はひたすら平坦路を走るという計画だったが、雨で時間を稼ぐことができず、いきなりの計画倒れ感。ブレーキシューがどんどん減っていく。納車されてから乗るのはまだ二回目なのに、碓氷峠を下り終えた頃にはすでに後ろのブレーキの引きが随分と変わっていた。

    高崎まで来るとやや雨もマシになり、途中のコンビニで一旦レインウェアを脱ぐ。とはいっても、雲行きは怪しくて、本当にこれから晴れるの?っていう感じ。「20度まで気温が上がるという予報で走ってるんですけど~、ポカポカ陽気のサイクリング日和になるはずなんですけど~」と思っていたが、どうも様子が違う。

    国道354号で東へ。ルート検討時には、水戸へ向けてなるべく走りやすそうな道を選んだものの、特に見所もなく淡々と平坦路を進むという状況で、早くも飽き始める。雨もパラつき始める。平坦だけだとペダルを回し続けないといけないので結構大変。盛り上がったのは桜が咲いていたところぐらいか。

    大泉町の山岡家というラーメン屋で昼飯休憩。Sさんが事前にリサーチしていた店とは別のところ。土地勘がないのでよくわからない。チームで走ると腹の減り具合とかが違うので、休憩ポイントをどうするかっていうのが難しいが、食わないよりマシという考え。時間のロスは仕方ない。

    PC1へ向けて再スタート。ずーっとずーっと同じような光景を淡々と黙々と走る。雨はポツポツではあるが降り続いているし、どーすんのこれという空気。途中、KさんがDQNカーに絡まれていた。後ろを走っていたので、何か言い合いしてるなってぐらいにしか見えなかったが、「自転車は歩道走れよ!」っていう車にしつこく絡まれていたらしい。あとから話を聞き、せっかくお高い車に乗っていてもあの知能では……と思った。

    渡良瀬の貯水池が見えると群馬県が終わって、一瞬だけ埼玉県を通過し、茨城県である。古河のPC1はすぐそこ。ここでeTrexの異変に気付く。進行予定のルート自体は表示されるけど、細かい道路が表示されない。走れることは走れるがなんか気になる。

    PC1 ファミリーマートフレスト古河東二丁目店 113.5km 15:29

    仮想クローズに対してあまり時間の余裕はないが、途中でラーメン休憩をしたので想定の範囲内。これから取り戻していって、銚子あたりで軽く仮眠をすればいい、とこの頃は甘い見積りをしておりました……

    ここから先も似たような景色が続くし、雨も止まないしで、修行のようになってきている。本格的に雨で寒くなり、途中のセイコーマートでKさんがレインウェアを着たいということで一旦休憩。はー、スタート前に想像していたポカポカ陽気の楽しいサイクリングがまったく実現されていない。戦犯は誰だ。

    PC2 セブンイレブン笠間才木店 173.2km 19:11

    ようやっとPC2に到着。途中で休憩したこともあり、やっぱり言うほどの時間の予定はない。ここからは水戸に入るので、「ロードサイドに何かお店があるはずだし、適当なところで夕飯にしましょう」ということで走り出す。このとき、Kさん情報によると、仮想クローズに対して15分ぐらいしか貯金なかったのではないか。この辺の数字の感覚は、自分はスタートからの経過時間×15km/hと実際の走行距離の差でどれぐらいあるか頭の中でざっくり計算していただけだが、Kさんは事前にちゃんと仮想クローズを計算したコマ図を持ってきていたので、Kさんが正しいはず(と思っていたが、実はちょっとズレてたということが後に判明した)。

    ちょっとしたアップダウンを越え、水戸市に入り、郊外のイオンモールの前にフライングガーデンというお店を見つけたので、そこで夕飯とする。

    爆弾ハンバーーーーーグ!生き返る。やはりちゃんと食わねば。ぬくもりとカロリー、超大事。フライングガーデンは北関東名物らしく、静岡におけるレストランさわやかのような位置付けらしい。

    雨が強くなってきてたので、再スタート前にレインウェアの上下を着込む。晴れる予報とは一体何だったのか。何だったのか!!!

    水戸市内を抜けて、那珂川沿いに出ると一気に街灯がなくなる。なぜ雨の中、こんな夜に見知らぬ土地を走っているのか。雨のブルベでありがちな自問自答タイムの開始である。

    PC3 ファミリーマートひたちなか湊本町店 206.6km 22:04

    水戸を通過してしまったので、DNFして退却という選択肢がなくなった。

    PC3では仮想クローズに対して、ギリギリ借金ぐらい(到着時か再スタート時か忘れた)とKさんのお言葉。まぁこの先で取り返せますし。ただ、眠気が襲ってくる時間帯なので、ちょっと心配。

    Sさんを先頭に快調に南下。信号にもほとんどひっかからないし、そもそも信号があまりない。しかし、とにかく単調だ。左手には海が広がっているはずだが、夜なので何も見えない。雨も止まない。辛い。ただ、時間は確実に取り戻せている。

    途中、鹿嶋スタジアムを過ぎたところで、Sさんがハンガーノック気味だと言うので、フレームバッグに入ってたブラックサンダーを渡す。ついでに近くにあったコンビニにピットインしてしばし休憩。水戸~銚子間の大体中間地点ぐらい。

    引き続き同じような道を淡々と南下。途中、Kさんのバックポケットに入ってるコーラの空きボトルが落ちそうだなと思って後ろから眺めていたら、案の定落ちた。ので、拾って近くのコンビニに捨てにいく。時間のロスはなるべく少なくしたい。

    銚子に向けて直走る。銚子大橋の手前ぐらいで道路に空いた穴にはまってしまった感覚があって、あっ!と思ったのだが、たぶんこれがいけなかった。銚子大橋を渡ったところで、後輪がパンクしていることに気付く。次のPCは銚子駅前のコンビニなので、とりあえずそこまで行って修理することに。

    なんとPC4が閉店している。これは困った。対応策を考えないといけないが、パンクの修理もしないといけない。雨が降るド深夜に暗い銚子駅前でパンク修理とはなかなか辛いものがあるが、パンクしたのがここでよかったとも言える。ひたちなか~銚子の間の何もない道端だったら心が折れてたかもしれない。

    保険で駅前の交番の時計をバックに自分達の写真を撮り、近くのコンビニへ移動。当面はサンクスがファミマに改装する都合で閉店の影響がありそう。

    PC4 サンクス銚子駅前店 287.9km → 閉店していたため、セブンイレブン銚子新生店に変更 03:22

    銚子のPCで10分とか15分でも仮眠を取れればよかったのだが、自分のパンクもあり、補給をしてすぐにリスタートということになった。仮想クローズに対して若干の借金で再スタートしたはず。3時45分ぐらいだろうか。本当に申し訳なかった。

    ここからは22時間時点(6時30分)として予定している50km先のこうざきの道の駅に向かって利根川沿いを走る。それにしても、だ。どんどん雨が強くなる。本降りというやつになってきている。一体なんなんだ……

    この区間、あまりにも雨がひどいので、Kさんと事あるごとに「地獄や……」って言ってた。

    信号にあまり引っかかることもなく快調に走っていたが、Kさんが膝をやってしまったということで、ややペースダウン。さらにハンガーノック気味と言うので、これまたフレームバッグに入っていたブラックサンダーを渡す。本日二度目のブラックサンダーおじさん。とはいえ、信号ストップが少なくペースが読み易いので、22時間地点には20分ぐらいは余裕を持って到着できそうという見通し。ここで辻褄を合わせれば完走が見えてくる。

    PC5 22時間地点 ファミリーマート道の駅発酵の里こうざき店 337.9km 06:17

    結局、15分ぐらい前に到着し、速攻で飯を食った後に、改めて22時間地点の証明となるレシートをゲット。ほっと一安心。

    そうはいっても残り2時間で25km以上走らないといけない。あんまり大休憩しているわけにもいかないので、6時40分には出発し、20km/hちょい超えぐらいのペースで24時間地点として予定しているコンビニへ向かう。雨がまた一段と強くなり、は~最後までこれかよ~とブツブツ。

    PC6 24時間地点 ゴール セブンイレブン我孫子布佐西店 366.0km 08:21

    15分ぐらい前に着いた。24時間で可能な限り長い距離を走るというのが本来の趣旨のはずだが、もう精神的に疲労困憊。認定されるかどうかはまた別の話だが、とりあえずやっと終わったというしかない。360kmという距離以上の疲労だ。

    DNSだったNさんが車で出迎えに来てくれており、自転車三台を積み込んでナイスプレイスの日比谷へ。

    それにしても、ポカポカ陽気の楽しいサイクリングのつもりで出てきたのに、20時間ぐらい雨の中を走らされたので、天気予報に対する怒りを抑えきれなかった。

    ゴール受付

    日比谷ではすでにみなさんがゴール受付を済ませ、ホールで各チームの紹介をしているところであった。定峰200で一緒になったチーム・ホモケイデンス(正式名ではありません)のかしまし女子達は糸魚川スタートで完走したらしい。チームあんこうは古河以降、同じようなルートを走ったはずだが、Kさんによると2~3時間ぐらい通過時間がズレていたからか、言うほど雨に降られなかったらしい。まったくやれやれである。あと、BEEREN(実家にいたときにお世話になった自転車店のチーム)ジャージの方もいた。いやはや世の中は狭い。

    チームの紹介が終わると、AR日本橋のイベントとしては終了。この後は近くのお店に移動して有志による懇親会。AJたまがわの方々のテーブルで話を聞いていると、ウワンさんのチームは、リーダーであるウワンさんの走行スタイルに合わせるため、十分な休憩時間が与えられないのだとか。果たして愉快な仲間たちの方々に基本的人権が認められているのかどうか疑問が残った。ほんとうに怖い……

    懇親会後は輪行で自宅へ。15時ぐらいに帰宅したはず。すでにチェーンやスプロケに錆が出ていてただただ悲しかった。納車されてから乗ったのはまだ二回だというのに。どこでやったのかわからないけど、前輪もパンクしていた。ささっと自分だけシャワってからそのままバタンキューしてしまい、目覚めたら日付が変わる前だった。そこからホイールやフレームを風呂場でざっと洗った。月曜の未明に一体何をやってるんだと。そんな感じでフレッシュ日本橋の週末が終わった。

    走ってるときは、雨っていうのは話が違う、楽しくない、辛い、絶対にDNSが正解だったとしか思えなかったが、一晩経てば楽しい思い出になっており、ランドヌールの脳ミソはチョロいと思った。一人で走る400kmのブルベより、フレッシュの方が圧倒的に難しいというのが今回の感想だが、チームで走るというのはなかなか楽しいので、来年からはなるべく都合つけて参加するようにしたい。トラブルというトラブルは自分のパンクぐらいで、概ねトラブルなく安全に走れたので、楽しいフレッシュだった。

  • 痩せない

    定峰200、フレッシュ日本橋伊豆高原300の試走と三週続けて走っても体重は減らない。というよりむしろ増えた。

  • 20170413

    ホイールから異音がするのがちょっと気になっている。今週末は土曜日に伊豆高原300の試走に行くつもりなので、日曜日にお店に行ってホイールをチェックしてもらった方がいいかも。

    月曜日の朝に出社するときに、よく寝てご飯を食べ外に出たら晴れてたので、週末楽しかったなって記憶が美化されてた。本当に美化のスピードが速くてびびった。まぁでも、コースについて思い返すと、雨降ってて碓氷峠の下りで時間稼げないし、平坦だけだと単調で脚を休めるところがないしで、一つぐらい峠を入れるとかした方がメリハリあってよかったかもしれない。ウッ、思い返すとまた辛さが……

  • ホモケイデンス

    https://twitter.com/road_mushi/status/851234712039194624

    チームホモケイデンスがホーモホモ!ホモ!スキスキダイスキ!って歌いながら坂を登ってくるの、一度は現場で見てみたい。

  • フレッシュ日本橋2017完走

    おつかれさまでした。

    軽井沢から、水戸、銚子経由で我孫子まで走って、その後はNさんの車に拾ってもらって日比谷のナイスプレイスへ。懇親会に出て、帰宅即就寝から0時前に目が覚めてしまったので、風呂場でホイールとフレームをざっと水洗いした後、こうして日記を書いてる。軽井沢からの下りで時間を稼ごうと思ったものの雨で稼げず、以降も余裕はできないし、夕飯休憩をした水戸からは常に仮想クローズに対してやや借金を背負うギリギリ隊で、仮眠の時間がまったくなかった。そういうわけで、すっかりリズムが狂ってしまった。どうしよ。

    15日の土曜日にはAJたまがわの伊豆高原300の試走に行くつもりだけど、それまでに前輪のパンクを修理しておかないと。後輪は銚子に着く直前でパンクしたので、結局、前後輪ともパンクしてしまった。ブルベでのパンクなんてこれまで一回しかなかったのに今回だけで二回とは。ブレーキシューも酷い有様なのでこれも交換しとかんと。フレッシュのあれやこれやはまた別の記事で。

    まぁ、ブレーキシュー全滅、前輪後輪ともにパンクとなると相当に嫌な思い出だ。前輪は一目でわかるぐらい綺麗に金属針が刺さってた。

  • 20170406

    早めに帰宅してから、世田谷へ。フレッシュのチームリーダーであるNさんが仕事の都合でDNSになったので、ブルベカードとゼッケンを受け取りに行き、当日持っていくという役目を仰せつかった。5人チームですでに2人がDNSとなっており、寝坊DNSということは許されない状況である。よって、急遽宿を取り、明日は軽井沢で前泊するつもり。ゼッケンは四隅にパンチ穴があるので結束バンドも忘れないようにしないと。

  • BRM402 たまがわ200 定峰 ~新車の乗り心地を確認~

    BRM402 定峰200 (2017) | AJたまがわ

    走ってきました。去年の秋の開催では、試走に行こうとした日に雨が降っていて断念したので、一年ぶりの定峰200です。雨の心配もなく、定峰200の参加5回目にして、初めて晴れの日に走ることができそう。

    4時30分に兵庫島公園に到着し、スタート番をしてから、7時30分の最終Wの最後尾でよっしー (@Yossie974) さんと一緒にスタート。今回はPC2の後にちんばたで昼飯に行くかなっていうぐらいで、特に予定は決めず、それよりもパナチタンの乗り心地を確認してこようというのが一番のテーマ。フレッシュとかイザベラ行きがあるので。

    パナチタンは基本的にこれまで乗っていたパナモリと同じサイズで作ってもらったフレームだけど、

    • ステムは120mmから110mmへと10mm短く、
    • クランクは170mmから175mmへ、
    • フロントのチェーンリングを52-39から52-36へ、
    • コンポを全部アルテグラ

    という変更があるので、この辺がどれぐらい影響あるのかというのを確認しておきたかった。ホイールはこれまで使ってたアルテグラのやつをそのまま持ち込んだ。今のところ特に使いたいホイールもないので。

    フレーム自体はクロモリからチタンなので随分と軽くなったし、荷物は200kmなので動画用バッテリーを入れるためにトップチューブバッグを付けたぐらい。パナモリに比べると、なにこれなにこれ~ヒュ~めっちゃ軽い~!って感じで走り出す。

    PC1まではいつものルートなので特に何もなく、いつものように羽村取水堰のところでトイレ休憩。なぜかこのトイレに行きたくなってしまう。

    PC1

    しばらくするとスタッフカーが到着。今回、AJたまがわとしては珍しく、K内さんとぜっとさんがスタッフカーとしてコースを巡回。兵庫島公園まで自転車で来て、レーパン、反射ベストまで装備しているぜっとさんはなぜスタッフカーに乗っているのかという話だが……

    で、ここから山王峠と山伏峠を越えて秩父へ。山王峠の手前で、最近噂に聞く三人組のかしましい女子グループに追い付いたところで、スタッフカーにパスされ、写真を撮られた。

    はい。

    天気がいいので、山王峠から山伏峠への区間はたくさんの自転車乗りがいた。

    あと、なんちゅーか、パナチタンはパナモリよりもギア4~5枚分ぐらい軽いんじゃねぇのと思った。フロントアウターでリアは真ん中からトップ側のギアでずーっと走れるぐらい。パナモリだとアウターのトップ側なんてほとんど使わなかったし。ただ、コンポが新品で綺麗で抵抗が少ないからのもあるかもしれないが、重さが全然違うんでしょうな。

    山伏峠の登りの前でブラックサンダーを投入して、えっちらおっちら登る。山伏峠はパナモリだとフロントをインナーに落として、リアはロー側の3枚ぐらいを駆使して登ってたんですけど、パナチタンならフロントアウターとリアの真ん中ぐらいでいけるよねっていう。ぐるっとターンする一番斜度のきついところでインナーローまで落としたけど、全般的に「なにこれ、すごく軽い!幸せ!」って思いながら登頂。そんな私をK夫妻が颯爽と抜いていかれました。ナム~。

    秩父に下ってきてひつじやを覗いてみるも、イナゴ科ランドヌールの群れが通り過ぎた後なので残りものがあまりなく、スルーしてPC2へ。

    PC2

    さて、ちんばたにでも行くかと思って丘を見上げると思った以上に高くて、想像してたのと違う。時間的には余裕があるけど、あんなところまで登りたくない。こちとらそんな元気な肺胞はないのよっていう気持ちになり、高さに怯んだ結果、ちんばた行きを断念。K夫妻がちんばたへ登っていくのを下界から眺めながらコンビニ飯となった。

    かっこいいチタンの様子です。ピンクのパナチタンの方の写真。

    PC2。年々山登るの遅くなって、今年は貯金ほとんどない。 #BRM402たまがわ200定峰 #自転車… – 音疎く

    よっしーさんやパナチタンシクロクロスモデルの方と一緒に定峰峠へ向けて出発。登り始めはパナチタンの方と登っていたけどストレッチしたいので停車するということで、前方に見えるよっしーさんのところへ行き、お喋りしながら登坂。途中、上の方からかしましい方々の声が聞こえてきたので、やはり噂通りだ……と納得。ブルベ走ってて、峠で姿が見えないのに喋り声だけが聞こえてくるの、なかなかないと思う。

    定峰峠はフロントアウターのまま登り切ってしまった。やっぱりパナモリより随分軽くて、一踏みでの進み具合が違う感じ。

    特に寒くもないので、ジャージのままダウンヒルへ。

    通過チェック

    ほいで、和紙の里に到着。一年ぶりに来ると道の駅に昇格しており、親戚のおばちゃんが久しぶりに会ったときに「まー大きくなってー」とかいう、そういう気持ちになった。JA直売所ができていたけど、「以前からあるお店の方がレジの横にいつもの激励プレートを置いてブルベ勢の通過を楽しみにしているそうです」という情報が入ってきていたので、あえて去年までと同じところでお買い物。プレートの写真撮るの忘れた。

    和紙の里で雪見だいふくを食べたので、帝松には寄らず。

    松郷峠。ここは短いのであっという間。

    PC3までは下り基調(やや騙しあり)で淡々と走ればいいだけなので、本当に淡々と走る。途中で気が付けばよっしーさんがいなくなっていたが、コンビニでトイレピットインをしただけとのことで、PC3で再び合流となった。

    それにしても、K30を黙々と流していると、ポエムのようなフレーズが思い浮かんでくる。

    パナチタンはまるでシルクの上を走っているようだ……地面に吸い付くような安定性だ……それでいて走りは飛ぶように軽快だ……」

    普段、バイクインプレッション記事を読んで、「なんじゃこの表現、ポエムすぎて意味わからん」と思って茶化しているが、自分もポエマーになってしまう。新車は人をポエマーにする。

    PC3

    腹減ったのでカツカレーを食う。なぜだかよくわからないが、カツカレーを食いながら、帰ったら絶対にいきなり!ステーキで肉を食うんだという気持ちが芽生え始めた。タンパク質、重要。

    ここからはよっしーさんと一緒に快調に走ってゴールへ。正真正銘、騙しなしの下り基調なので、緩々とペダルを回すだけ。

    最後はいつも通り街灯のない兵庫島公園だが、街灯を普及させるんじゃなくて、VOLT6000を装備して自分が街灯になればいいんだと思った(錯乱)。

    Fin

    無事ゴール。今回、PCはランドヌールの社交場という基本に忠実な精神で、いろいろな人と喋っていたのでそれなりに時間を食ってしまったけど、定峰200は楽しいからこれでいいと思う。5回目の定峰200参加で初めて雨が降らなかったのも最の高だった(過去4回中、3回は当日雨、1回は雨で試走断念)。快晴の定峰200、ピクニック気分で走れてめっちゃ楽しかった。コースはすごく厳しいというわけではないけど走り応えがあって、ゴールに帰ってきたときの満足度が高い。よっしーさんにおかれましては、旅は道連れ世は情け、楽しゅうございました。おつかれさまでした。

    反省点は、ここのところオーバーナイトランをしてないので、ライト類の充電に油断があって、リアライト一個とヘルメットの前照灯が電池切れになってたこと。リアライトは三つつけてるので問題ないけど、200、300ぐらいなら夜は数時間だし今回は充電しなくても大丈夫か~と油断してしまうんだな。

    ゴールで他の参加者と歓談し、最後の一人の所在確認が済み、片付けをして解散。そして帰宅して、いきなり!ステーキで肉を食って定峰200が終わったのでした。

    パナチタンの初乗りの感触はとてもよかった。インプレッション文学風に言うと、「シルクの上を走っているかのように振動が吸収され、地面に吸い付くような安定感があり、走りはまるで軽快に飛んでいるよう」という感じだ。

    ちなみに、当初は剛性選べるモデルにするつもりだったけど、スタンダードモデルの紹介ページの「まるで女性の手でやさしく押されているような、すうっと滑らかな加速感に誰もが驚くだろう。」という文学的かつ完成度の高い書き出しに感銘を受け、スタンダードモデルにしたという経緯がある。自転車に乗ってるときに女性の手でやさしく押されたことがないけど、想像をかき立てられてなんとなくわかった気になってしまったし、そもそもシルクの上を走ったことがある自転車乗りがこの世にどれだけいるのかという話だ。この辺はいずれ検証したい(?)。よくわからないけど、なんとなくわかった気にさせるのがインプレッション文学の真髄だ。なかなか難しい。まぁ実際のところ、単にパナモリより軽くなったのが一番大きいと思うが。

  • フレッシュ

    フレッシュ日本橋、軽井沢スタートなので雨に降られない可能性も残されているけど、水戸〜銚子間の向かい風は約束された感じ。

    ちなみに、AJ丸の内B班みたび、イギリス人なら完走できるかどうか賭けの対象にしてると思う。一番人気は宇都宮で餃子ビールDNF、大穴としては、前夜祭で潰れてDNSというところか。ゴール後の懇親会を楽しみにしておこう。*1

    *1:まとめてかとーさんからと思ってたけど、参加でDMしておいた。

  • インプレッション文学

    パナチタンに一日乗った感想をインプレッション文学風に申し上げますと、「シルクの上を走っているかのように振動が吸収され、地面に吸い付くような安定感があり、走りはまるで軽快に飛んでいるよう」という感じ。