やまゆりのゴール受付で初ブルベだという若者に「今年はSR目指します!どんなトレーニングすればいいですか?」って言われたけど、すっかりブルベ以外に自転車乗らないおじさんになってしまったので、「大事なのは諦めの悪さと丈夫な胃腸じゃないですかねぇ」としか言えなかった。
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イザベラ・バード「日本紀行」とヘヴンウィーク
AJ神奈川がGWにイザベラ・バードの足跡を辿るヘヴンウィークを開催すると発表されてから、関連する本を読み進めていたのだった。先月の半ばに読み終わって、さてエントリーするかと思ったところ、400kmを走っていった先の不老不死温泉の宿泊付きオプションが売り切れていたので、どーしようかなーと思っていたのだが、そこはなんとかなりそうなので、フルでエントリーすることにした。
イザベラ・バード(Isabella Bird)特設ページ – Audax Japan 神奈川
BRM429神奈川300kmイザベラ – Audax Japan 神奈川
BRM501神奈川400kmイザベラ – Audax Japan 神奈川
BRM503神奈川200kmイザベラ – Audax Japan 神奈川
BRM504神奈川600kmイザベラ – Audax Japan 神奈川
というわけで、今年のGWはヘヴンウィークにチャレンジである。4月29日の昼に新白河スタートで300kmを走り、4月30日の午前中に山形県の金山町にゴール。5月1日の朝から400kmを走り、2日の午前中に青森県の不老不死温泉にゴール。3日は竜飛崎経由で青森駅へ。200kmなので一日で終わる。4日の朝に青森駅を出発して600kmを走り、5日の夜に福島駅に戻ってくるという行程。果たしてどこまでやれるのかわからないが、比較的ゆとりのある日程だと思うので、疲労回復の時間をしっかりとって完走を目指したい。
イザベラ・バードの日本紀行 (上) (講談社学術文庫 1871)
- 作者: イザベラ・バード,時岡敬子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/04/10
- メディア: 文庫
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イザベラ・バードの日本紀行 (下) (講談社学術文庫 1872)
- 作者: イザベラ・バード,時岡敬子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/06/10
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イザベラ・バードの旅 『日本奥地紀行』を読む (講談社学術文庫)
- 作者: 宮本常一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/04/11
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イザベラ・バードが明治時代に東北地方~北海道の外国人が未踏のルートを中心に日本人通訳を従えて旅をしたときの記録。こういう記録をつけながら、外国人の女性が明治時代に旅をできたということ自体が自分にとっては驚きなのだが、割りと率直に意見を書いている(ように思える)ので、当時の地方の生活を知ることができるという点でも貴重な旅行記なのでは。仮に当時の日本人が旅行記を残していたとしても、当たり前と思っていることは書かないだろうし、外国人ならではの視点というのもあるだろう。地方の生活はノミに塗れた生活だというのが当時の実態なんだろうけど、それは日本人だと当たり前だと思っていて書かないことかもしれない。基本的にはバードが「なんて酷いところだ」と書いているところの方が印象に残る。
あと、日本人通訳のイトウにまつわる話が気に入った。アイヌを見下しているのは当時の多少学のある日本人のステレオタイプな反応なのかもしれないけど、バード自身もイトウを頼らざるをえないこともあり、そして結構頼りにしていると思われることから、ドライでずるがしこい奴に思えるけど、憎めないところがある。
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やまゆり200のお手伝い
昨日はやまゆり200の本番。朝5時頃にスタート地点である兵庫島でお見送りをして、一旦帰宅してから16時半頃にゴール地点の癒しふれあい館に向かい、ゴール受付のお手伝い。んで、撤収まで手伝って22時過ぎに帰宅。参加者の方からやまゆり200のページの「早春の神奈川のサイクリングに行きませんか!」という楽しげな書き出しに物言いがついていました。あと、スタート地点で「今日はりゅーせいさん来てないんですか!?」って言ってる女性がいた。存在は知っているけど顔は知らないっていうインターネット社会でありますな。
ところで、今回が初ブルベだという方がそこそこいてびっくりした。結構タフなコースだと思うんですけども。そういうのもあってか途中のPCでタイムオーバーしてDNFという人も多く、200kmで2,000mの獲得標高というプロフィール以上に厳しいブルベだった模様。みなさん時間かかっているし、やられ顔で帰ってくる参加者も多かった。なにせ信号峠が終わったら、やまゆりラインとヤビツ峠で文字通りの峠だし、そこから先はゴールまでまた信号峠なので、思ってるよりも時間がかかるってのが試走時の感想。率直に言うと、この時期のシーズンの最初の方の200kmとして開催するよりも、秋頃にある程度脚ができてる状態で走る方が楽しいコースかもしれない。裏ヤビツの寒さもマシだと思うし。
あと、裏ヤビツの発破作業で足止めを喰らった際にあんまりよろしくない態度の参加者がいたらしい。公道使って勝手に遊んでるという認識はいつも持っておきたいものです。
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ひとみさん
ブルべで目覚めた冒険心 不器用な彼女が「シュペールランドヌール」になるまで – cyclist
ひとみさんに2015年の忘年会でSR達成の喜びを午前3時頃まで延々と語られた思い出がある。 -
安田謙一「神戸、書いてどうなるのか」
- 作者: 安田謙一
- 出版社/メーカー: ぴあ
- 発売日: 2015/11/26
- メディア: 単行本
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“ロック漫筆家”安田謙一による、 神戸を綴った書き下ろしエッセイ 「神戸、書いてどうなるのか」が発売。 VIDEOTAPEMUSICによる本書のPVも公開! – NEWS | ぴあ関西版WEB
神戸生まれのロック漫筆家のエッセー集。神戸のことを知らないと楽しくないかもしれない。帰省しても神戸に行くことはなくなったけど、この本を片手に歩きたくなる。新開地から六甲道ぐらいまでの範囲のお話。やはり神戸市バス2系統とか阪急六甲、JR六甲道あたりの話が出てくるとオッ!と思ってしまう。
神戸新聞NEXT|経済|三宮ターミナルビル18年3月末閉館、建て替えへ
閉館するまでに一度は行きたいものだが……
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BAJ
Bike Across Japan 2400 – YouTube
自分も出演してた。 -
BRM311 たまがわ200 やまゆり 試走
2/25(日)の7:00スタートで試走にいってきた。AJたまがわのサイトにもアップされたけど、自分のブログにも長々といつものようにログを残しておく。
BRM311 やまゆり200 (2017) | AJたまがわ
やまゆり200は今年からの新コースで、横浜、鎌倉を通って、小田原へ向かい、やまゆりライン、ヤビツ峠を越えて、相模原に下ってきて、尾根幹を経由して帰ってくるルート。やまゆりラインとヤビツ峠の区間以外は基本的に信号峠のコース。どこで時間を稼げというのか。
ちょうど一時間前にSさんが試走スタートしているので、7時スタートだと交通量がどんなもんかなというのも気にしながら兵庫島公園をスタート。そしてスタートして数分でミスコース。ま~じ~で~!?多摩堤通りに向けて左折するところ、これまで何度も走っているのにあっさりと通りすぎてしまった。キューシート、GPS完備で一体何をしているのか。動画も撮れてなかった。というか、ファイル自体はあるんだけど、多摩堤通りの信号待ちをしているところまではファイルが破損しているのか、どうやっても再生できない。残念なことです。
気を取り直して出発するも、丸子橋のところで渋滞に引っ掛かる。左をすり抜けるスペースはないし、結構時間を使った。沼部の踏切を渡った後はお馴染みの信号峠でこれまた時間がかかる。ちょっとがんばってもどうせすぐに次の信号に引っ掛るのでがんばらない方がいい。
国道1号に出てからは快調に走っていたのだが、横浜駅付近で雨がパラパラ。聞いてない。雨具持ってないです。仕方ないのでそのまま走るが、桜木町を過ぎて中村橋の頃には止んだ。通り雨でよかった。
金沢八景駅でシーサイドラインの駅を移動させる工事をしており、これを通過すると六浦中学校入口の交差点はすぐ。右折して市道に入っていく。中学校とか駅があって人通りが多い。気をつけないといけないところ。ここを抜けると逗子の方まで下って鎌倉方面へ。観光客がそろそろ出てくる時間帯なので交通量は多い。これまた慎重に。
鎌倉の大仏を過ぎると、常盤口の交差点で左折し、鎌倉山へ。左折した途端、えらい坂が目に飛び込んできて、思わず「アホか!」と言ってしまった。コースを引いた人が微笑む顔が脳裏に浮かんだ。距離自体は短いので我慢して登る。鎌倉山の交差点からしばらく下ってPC1へ。
PC1 ファミリーマート西鎌倉駅前店 (57.1km) 10:05通過
コンビニの方に挨拶し、事情を伝えてリスタート。
国道134号で大磯へ、そして国道1号に入り小田原へという何度も通ったルート。今回は酒匂川を渡ったところで北に向かってPC2に到着。
PC2 セブンイレブン小田原扇町2丁目店 (91.9km) 11:53通過
目の前にはAmazonの物流拠点。ここでもコンビニの方に挨拶。奥の事務室に通されて店長さんへ事情を話す。
リスタートしてやまゆりラインへ向かう。200km通しのルートラボを見ただけなので、やまゆりラインは2kmで7~8%ぐらいの坂が始めにあって、後は同じぐらいの斜度で2km弱の登りが3回というざっくりした予習。これぐらいなら淡々と登ればダメージもないやろと思っていたのだが、そういうわけではなかった。平均すれば7~8%ぐらいというだけで、勾配が頻繁に変わり、10%超えになったり緩くなったりの繰り返しで、思っていた以上に脚を削られてしまった。この部分だけのルートラボでちゃんとアップダウンを予習しておくべきだった。
また、路面もそんなによいとは言えない。下っている途中に振動でアクションカムを付けてるハンドルのエクステンションバーがズレたので、一旦停止して六角レンチで締め直し。手で支えられなくなってしまったので。
震生湖の入口で通過チェックの写真を撮る。この後、自転車がこちら側に倒れてしまい涙目。歪んだライトとかを直す。致命的なダメージはなくて一安心。何より震生湖の時点で結構ヘロヘロである。やまゆりラインきつくね?なんでヤビツ200じゃないんだろうと思っていたけど、やまゆり200で納得。十分きつい。
で、震生湖から下ったところで昼飯休憩。今回は事前に目を付けていた白笹うどん多奈加というお店。ルートから外れて交差点を曲がると、小さな案内板が出ているので迷うことなく到着。一時間ぐらい貯金があるので、まぁこの後のヤビツ峠で時間を失うにしてもなんとかなるじゃろという見通し。
ゐなかうどんスペシャルを注文。季節によって具が変わる。秦野盆地は湧き水で有名で、名水百選にも選ばれているらしい。また、敷地内の湧き水を使っているらとのこと。うまかった。つゆまで完飲。
というわけで、ヤビツ峠に向かってリスタート。やまゆりラインを走った後なので、ヤビツ峠の斜度が大変マイルドに感じる。キツいのは最初の方の一部だけ。やまゆりラインはインナーローでヘロヘロになっていたのに、ヤビツ峠だとインナーローまで使うこともなく(遅いけど)。
登頂。ちょうど貯金がゼロになるぐらい。昼飯休憩込みでヤビツ登頂時に借金を背負ってもいいと思っていたので、まぁ上出来だと思う。ここでウインドブレーカーを着込む。ここから30kmぐらい下りだし、雲行きも怪しいし。同じように看板の前で写真を撮ってたローディーはガタガタ歯を鳴らしながら震えてたし。
そして案の定、下りの途中でポツポツと。しかしこれも一時的。助かった。
PC3 セブンイレブン相模原津久井三ケ木店 (158.3km) 16:59通過
下ってくるとPC3到着。貯金は30分。コンビニの方に挨拶し、レシートを渡してあげてくださいねと言っていたのに、肝心の自分のレシートをもらい忘れる始末。外でプリンを食ってるときに思い出して、レシートを受け取りにもう一度店内へ。お恥ずかしい。
ヤビツを登り切った時点で貯金ゼロで、そこから特にトラブルもなく普通に下ってきて貯金30分なので、ヤビツで時間を失っても取り戻せるのは30分までかなと。自分は決して速い方ではないので、もうちょっといける人もいるかもしれないけど、攻めるには怖い下りなのでオススメできない。
さて、PC3からゴールまでは信号峠なので、休憩も早々に切り上げて出発。
ここは交差点名はないけど、看板がある。
相模原市街地をノロノロと進み、なつかしの尾根幹をびゅーんと走り(15年の白馬木崎湖600のときは諸事情(アイスクリーム寄り道)により絶賛ギリギリ隊になっていたので尾根幹を本気で走っていた)、多摩川を渡ったところでいつものルートへ。
Fin 癒しふれあい館 (202.6km) 19:39到着
特にトラブルもなく、癒しふれあい館に戻ってきて、無事に試走を終了。
で、最初にミスコースしたところを確認するため、写真を撮りにいってから帰宅。なんか悔しくなって。
止まれのところで曲がってしまいがちなんだけど、もう一つ向こうなんだよなぁ。
それはさておき、やまゆりラインとヤビツ峠を登って帰ってくるだけのコースだけど、そこ以外は基本的にずっと信号峠なので、思っているより疲れるコースであった。当日はゴール番の予定。スタートのお見送りには行くかも。
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花粉
花粉飛び過ぎで死にそう。今年も始まってしまった。