Korea 1200の顛末と帰国

6月10日の午前1時がクローズ時刻だったはずだが。

6月10日

いろいろあって夜明け頃(おそらく5時頃)に覚醒した後、「ああああああああ!」と思った後、トボトボとホテルに戻ることにした。明るくなってあたりの景色を見渡すと、どうやらスタート地点の対岸にいたようだ。フィニッシュ地点とは目と鼻の先のようなものだ。

ホテルに戻って朝食を食べ、部屋に戻ってソンさんに一報だけ入れておく。状況を説明し、連絡なしでゴールに現れなかったことを詫びておいた。やっちまったなぁと思いながらベッドでゴロゴロしていると、ソンさんからメッセージがあり、「オーガナイザーと相談した結果、実質的には制限時間内に戻ってきているようなものなので昼にブルベカードを持ってDr. Bikeに来てください」とのこと。どのみちドロップバッグを引き取りにいかないといけないので、残念ながらDNFとなったCarmelaさんの分も含めてピックアップするついでにDr. Bikeへ向かう。

ソンさん、Youngsamともに仕事を抜け出してわざわざDr. Bikeに来てくれた。特にYoungsamは最後の最後まで一緒に走っていたので、「なぜゴールに現れないか意味がわからなかった」と。ギリギリ隊一同、「ゴールの直前まで一緒に走っていたあいつはなんでゴールに来ないんだ?」とザワザワしていたらしい。Youngsamに道中のコントロールの証跡を確認してもらい、90:00での認定となった。本当にご迷惑をおかけして申し訳なかった。

ホテルに戻って昼飯を食べに近くの韓国料理屋へ。道中でスパイシーなものばかり食べていたので、ここはさっぱりしたものを食べたいなと思い、適当な店に入って冷麺を頼む。実に美味かった。ホテルに戻ってゴロゴロ。Carmelaさんも戻ってきているようだが、帰国まで時間がないので一緒に飯に行こうかということにはならず。MarkやBhanuなんかは予定を切り上げて帰国しているようだし。この辺、みんなマイペースである。

夜にもう一度別の韓国料理屋でソルロンタン?を頼む。

この日はホテルに戻ってぐっすり寝た。

6月11日

6月11日、ホテルの朝食を食べた後、自転車をパッキング。

11時前にチェックアウトし、荷物一式をホテルに預けたまま、近くを散策し、昼飯を食う。またまたさっぱりしたものが食べたくて別の店で冷麺を頼む。スパイシーなものは道中でたくさん食べたので飽きた。

ホテルに戻るとTroyがいたのでしばし立ち話。今回初めて会ったが気さくなアメリカ人で話していて楽しかった。去年のベトナム1300kmが初めてのLRM参加だったらしい。またいつかどこかで会いましょう。

ホテルと同じビルに入っているスタバでしばし休憩の後、地下鉄で移動する元気もないのでUberでタクシーを呼んだ。来たのはHYUNDAIのIONIQ 5であった。仕事柄この辺には敏感であるので、「これがIONIQ 5か!」とちょっとした感動があった。

金浦空港では一トラブルあった。保安検査でバッテリーの持ち込みについて指摘された。

韓国の航空会社、機内持込モバイルバッテリー・電子タバコの安全管理を強化~2025年3月1日から機内収納棚への保管全面禁止~ : 韓国観光公社公式サイト「VISITKOREA」

全てのリチウムイオンバッテリーは端子部にシールを貼り、個別に包装しないといけないらしい。一旦航空会社のカウンターに戻らされて、その対応をする必要があった。その後、保安検査場でバッテリーの容量を足し上げ、個人が持ち込める上限に達していないかを計算させられた。Garminの拡張バッテリーは公式サイトにも電池容量が掲載されていないので、個人ブログで容量に言及しているところを容量の証明として提示し、なんとか納得してもらった。一つも破棄することなく持ち込めたが、まぁ面倒くさかった。

22時頃に羽田に到着。スムーズに自転車も出てきたので、電車で帰宅。最寄駅で下車の後、日本食が恋しくなったので、自宅に帰る前に吉野家に寄って麦とろ定食を食べた。

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