カランダガン

スタート直後の落馬とゴール入線後の落馬でいろいろあったけど、いいレースだった。世界レーティング1位の馬が日本に遠征してきて、日本の人気馬とのマッチレースを制しての戴冠は非常に見応えがあった。そこそこのペースで流れた結果(さすがにハナに立ったセイウンハーデスは速すぎであるが)、実力馬が実力通りに上位に来たという印象で、マスカレードボールはやはり東京の長い直線で長い脚を使わせると強いなと思う。3着のダノンデサイルも変則的な臨戦過程ながらもよく追い込んできている。クロワデュノールも凱旋門賞からの臨戦で不安視されたけど、終わってみれば前で展開して上位に残ったのはこの馬だけであるし、負けたけど強い競馬をしたなと思う。クロワデュノールは切れ味勝負になるとやや分が悪そうなので、有馬記念なんか競馬しやすそうに思うけど、さすがにこの秋もう一走はないか。ジャスティンパレスはエンジンのかかりが遅くていつもの通り大勢決した後の追い込みになってしまったけど、伝統芸という感じでこれはこれで仕方ない。レース前に書いた通り、カランダガンに勝たれたらごめんなさいと言うしかないと書いたけど、本当にその通り。日本の競馬にここまで対応できるとは思わなかった。すまんかった。

バルザローナ、アガカーンの専属になって一年目から文句なしの結果だなぁ。かつてのプールモアのゴール前ガッツポーズの印象が強すぎるけど、あのとき19歳だったからまだ34歳なんだな。若い。

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