岡田総帥の本を読んだのでこの本を思い出し、近所の図書館に単行本の蔵書があったので借りてきた。以前にも読んだような読んでないような。
ともかく、たった一代で社台グループを築き上げた吉田善哉という馬喰の生涯を綴った一冊である。祖父の代からの周囲の人を含めたさまざまなエピソードが語られるが、馬以外のことには関心を示さず、ひたすらに強い馬を生産するという目的だけのために動いた人だなという話ばかりであった。ノーザンテースト、トニービン、サンデーサイレンスを日本に導入し、最後の大仕事となったサンデーサイレンスが日本の競走馬を飛躍的にレベルアップさせたのは歴史が示している通り。現代の日本の競走馬が世界のトップレースで堂々と渡り合える礎となった人とも言えるわけで、競馬界の偉人である。
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