腹がよじれる。
産経ニュース
「ホリエモンにだまされた」—。5日、東京・九段会館で開かれた「ライブドア株主被害弁護団」の初の説明会に出席した個人投資家からは、恨み節が相次いだ。
茨城県牛久市の女性会社員(28)は、昨年夏ごろに株取引を覚え「1株が安く初心者には買いやすい」との理由で、ライブドア株1000株を保有していた。「損失は約50万円。株価は上がる一方だと思っていたのに…」。前社長の堀江貴文(ほりえ・たかふみ)容疑者(33)に「だまされた」と怒りをぶつける。
昨年の衆院選で自民党の武部勤幹事長の応援を見て「安心していた」と話すのは、東京都江東区の無職の男性(72)。昨年4月から4000株を買い集め、約260万円の損害を被った。「堀江という人物を信用していた。株の損害よりも信用を裏切られた思いの方が大きい」と語る。
「結局は自己責任なのかな」と、バブル時代から株取引を続けているという東京都西東京市の主婦(62)。「ライブドア株は値上がりを続けたので、長く保有するようになってしまった」。損失は約200万円という。
立件された粉飾決算は2004年9月期連結のため、02年ごろからライブドア株を購入していたIT会社勤務の男性(31)は「捜査が進めば、04年より前の粉飾決算も分かるはず。救済してほしい」と今後の捜査に期待していた。
(03/05 21:26)
勢い余って前文引用。許して産経さん。
こんなのありかよ。恨み言を言ってる人たちはすごく筋違い。株式は有限責任であって、何も他の財産を差し出せとかいうわけではない。そうすることで、投資家の出資するリスクを小さくして、元手はないけどビジネスプランがある人にお金を融通しようというシステムなわけ。
有限責任 – Wikipedia
この被害者(とかいう人たち)が勝訴してしまったら、日本の未来は果てしなく暗い。株式会社の経営者が株式を下落させて株主に損害を与えたら財産を持っていかれるなんて、金持ちしか事業を興せない国になってしまう。
証券会社は「株は儲かる!」といって大々的に今のブームを煽っている様子だけど、まず投資に関するリテラシーを行き渡らせる方が先なんだろうねぇ。
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