
- 作者: 稲葉振一郎
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2004/01/10
- メディア: 単行本
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今さらかよと言われるかもしれんが。
個人的にはマクロ政策論の論争の整理に一役買ってくれたという気はする。最後に日本経済への処方箋として出てくるのが労働組合による賃金引上げがどうこうという点はどうもすっきりしないなぁと感じたけど。
しかしこれ経済学の入門書ではないよねぇ。
ベッカー教授の前作の続編。今回はポズナー判事とのブログでの記事をメインにしてる。感想は前作のときと同じ。
今は超反省している。
ベッカー教授の経済学ではこう考える―教育・結婚から税金・通貨問題まで
ビジネスウィークでのコラム集。
人はある行動を取るときに得られる効用とそれにかかる費用を比較して、インセンティブに基づく判断で人は行動する。また、ある行動が取られたときの表面的な結果だけではなく、機会費用もきちんと考えないといけない。これを軸にいろいろな問題に斬り込んでいる。基本的な理論はとてもシンプルだと思う。
Amazonのレビューで理論の応用の一貫性が弱いとか書いてる人がいるんだが、ちょっとねぇ……
Fallonも忙しいな。
野口みずきの言葉である「走った距離は裏切らない」ですが、この言葉を言うにはそれだけ走らないといけないわけですからね。僕は時々思い出して反省しなければいけない。