Author: ijichi

  • カッチーはダービージョッキーになれるか

    金鯱賞回顧

    スウィフトカレントから馬連流しでいったものの、ローゼンクロイツとの組み合わせでは美味しさゼロ。
    しかしアドマイヤメインは同型馬がいると脆いな。宝塚記念シャドウゲイトも出てくるし、結構キツイかもしれん。

    ダービー予想

    現時点でフサイチホウオー単勝が1.8倍。ちょっと異常だ。少なくともダービーで1倍台の人気を背負うほどのパフォーマンスは見せていないと思う。
    前走の末脚にしたってアドマイヤオーラと同じ上がりタイムなわけで、そもそもあれだけ凄い伸びに見えたのも、前が止まってたから。1着、2着の上がりと3着の上がりで2秒も違えば、そりゃものすごい末脚に見えてしまうというものだ。なので、まぁ前走のフサイチホウオーのゴール前のイメージは忘れておきたい。いくら府中に替わるからといっても、ダイレクトキャッチ、フライングアップルドリームジャーニーと接線を演じている舞台、突き抜けるほどの力の差はないと見てる。
    ヴィクトリーは97年のサニーブライアンに重ねて語られていることが多いけど、人気を見てもサニーブライアンよりはマークを受ける立場にあるし、何がなんでも逃げ!というわけでもなさそうなので予想し辛いところ。番手で行くということに陣営が含みを持たせているのが気になる。
    となるとレースの鍵を握るのはホウオーでもヴィクトリーでもなくサンツェッペリン。この馬の出方次第でヴィクトリーの取捨も考えねばならんかなと。鞍上松岡は逃げ宣言までした前走であっさりハナを叩かれたわけで、「コノウラミ、ハラサデオクベキカ」とスタート後にどれだけ仕掛けてくるか。
    何もせずに平穏にことが進めばヴィクトリーが残るだろうし、ヴィクトリーにまとわりついて不穏な空気全開でいけばヴィクトリー撃沈ということになるかと。さすがに皐月賞のヴィクトリーの差し返しを見ると、二頭が前で競馬をした場合、どちらに転んでもサンツェッペリンがヴィクトリーに先着するのは難しいんじゃないかなぁと思う。
    個人的には道中は平穏に事が進み、スローに落としても瞬発力の保証がないヴィクトリーだけにペースは落とさずにいってカッチーが早めに動くと見立てているので、ヴィクトリー撃沈はないと思う。んで、ヴィクトリーより後ろにいて(まぁほとんどの馬がそうだけど)、フサイチホウオーより前にいる馬はフサイチホウオーが粗方お掃除するだろうから、あとはフサイチホウオーと同じような位置か後ろにいる馬が突っ込んでくるのではないかという見解。
    たぶんカッチーがダービージョッキーになれる最後といっても過言ではないほどのチャンスなので、ぜひ攻めの騎乗をみせてほしいところ。
    一応、今のところの印はこんな感じ。
    ◎ヴィクトリー
    フサイチホウオー
    ヒラボクロイヤル
    ゴールデンダリアナムラマースサンツェッペリンフライングアップル
    とにかく話題の多いダービーで、アドマイヤオーラタスカータソルテも気になるし、ウオッカのダービー挑戦も応援したい。

  • 隕石

    日常性溢れる中退アフロ田中ですが、今週号で隕石が家にジャストミートしたのには不覚にもワロタ。

  • ただ反省するのみ

    東海S

    競馬の基本は何が勝つかというのを予想することなので、アルドラゴン単勝一点勝負。
    二周目の向こう正面で終戦orz

    オークス

    ローブデコルテも、ベッラレイアも、ラブカーナも、ミンティエアーも買ってるのに的中馬券がないのはなぜでしょうね。
    答え、ザレマ一頭軸の三連複を買っているから。
    皐月賞のときもそうだったけど、ちょっと馬券の買い方を再考した方がいいのではないかと思えてきた。無理して点数絞ろうとして自滅してる気がする。以前は選んだ馬全部で三連複ボックスとか結構平気でやってたはずなんだが。
    で、オークスの回顧ですが思った以上にペースが速かった。馬券を買う段階では若干緩めになるかと思って、上にあげた馬たちにカタマチボタンとアドマイヤスペースを加えて馬券を構築したんですが、要は前に行って早めスパートができる馬たちが中心。ところが蓋を開けてみればスマートストームが結構いいペースの逃げ。ザレマは内を見ながらポジション取りができそうだったけど、おそらく豊さん(というか大衆)の予想に反してベッラレイアが好スタートから先行してしまったので、ザレマとしては動くに動けず中途半端なポジションでハイペースを前目追走という苦しい展開。で、直線を向いたときには余力なく、ベッラレイアに交わされ御臨終。ザレマが飛んだことで我が馬券も御臨終。
    しかしまぁベッラレイアは残念だった。
    「トライアルで権利を取れたけど、そこはナリタトップロードの子。トライアルで力を発揮しても親父同様本番では雨降って終了ですよ」などと軽口叩いてたわけですが、天気もよくパンパンの馬場。あーよかったねぇと思った。んで、直線抜け出してきたときはちょっとウルッときた。のに、まさか親父同様ゴール目前で外から差されるとは。ウオッカダイワスカーレットがいなくなったことで急に人気を背負った本命になって鞍上秋山が心配とかいう声もあったけど今日の騎乗には文句はつけられんと思うし、ほんと勝たせてあげたかった。

  • ただ前に行けばいいってもんじゃない

    今日の中京はさすがに開幕週だけあって高速かつ前残り馬場。要は内枠の先行馬が有利。
    ということでTV愛知OPは内枠でしかも前にいけるエムオーウイナーアンバージャックから、ダイワパッションテイエムチュラサンラッシュライフアズマサンダースへ三連複。ペールギュントとかスピニングノアールは外枠かつ直線勝負組なので全部ばっさり切ったら、エムオー小牧さんの気合の入りすぎた逃げで先行勢が総崩れ。外枠の差し馬だけで決まって、これは完全に想定外で思わず笑ってしまった。
    11.6 – 10.1 – 10.7 – 11.2 – 11.4 – 12.3
    もうちょっと加減しましょうよ、小牧さんw

  • いろいろありすぎ

    豊クビ

    ダービーでのアドマイヤオーラの鞍上は岩田だそうな。
    というか、豊がクビになったって感じの報道ですけど、どうなんでしょね。個人的にはアドマイヤオーラはダービーではいらんだろうと思っていたのが、東京で実績のない岩田への乗り替わりで一気に消しモードに突入できて都合がいいといえばいい。なまじ豊だと切るに切れんし。
    で、タスカータソルテは血統やらネーミングも含めて結構好きなんですが、こっちは豊が乗ってくれるということで、個人的には結構プラス要素になるんじゃないかと。後はテン乗りがどうかってとこか。
    まぁ今年のダービーはフサイチホウオーがいかに勝つか!というのがポイントだったのに、いつの間にやらウオッカ参戦!になり、ついにはアドマイヤオーラ乗り替わり!ということで、騎手の思惑も含めて、ダービーは俄然面白くなってきた。

    ダイワスカーレット回避

    ちょっと自分の目を疑った。
    オークスは俄然面白くなくなってきた。ダイワスカーレットが回避っておいおい。アンカツも岩田もいないし。このメンバーだとそれこそフローラSと同レベルといったところ。騎乗する騎手にしてもそう。関東の午前中ですか?という感じ。今週も荒れそうな気配が漂ってきましたな。

  • ヴィクトリアマイルも大波乱

    ディアデラノビアから馬連で7点ほど流してたわけで、もちろん外れ。
    松岡くんは以前にも書いた通り関東若手の中では僕が一番買ってる騎手で、Club A-PATの騎手別投票成績を見てもアンカツとノリに次いで投資してる騎手なんですが、さすがにコイウタでは能力的に辛いかなぁと思った。相手はカワカミとスイープですからね。岩田デラデラが直線でどこを突くか迷ってるところをサッと内を突いたのが大きかった。今回は松岡GJに尽きる。
    で、アサヒライジングですが、こっちは昨日に続いてヨシトミ先生が男気溢れる騎乗を披露。今週の東京はまるで今開催の開幕週の京都のような馬場。この人が今週の東京の馬場を一番理解している乗り方をしてた。まぁ馬のタイプもあるけど、昨日も今日も早目に動いて後続に脚を使わせ、自分はギリギリ粘り込むというイメージ。ヨシトミ先生の思惑通りでしょ。勝ってておかしくなかった。昨日は馬場のいいところを通った馬に差され、今日は松岡の決め打ちにやられたというだけ。そこらへんがヨシトミ先生クオリティでもあるわけだがw
    カワカミなんかは幸四郎が直線で最悪の騎乗をしてたけど、スタートしてから後手を踏み続けたわけで、ちょっとマイルでは忙しいのかなぁという感じがした。スイープはよくわからん。破壊力は認めますが、走るか走らないかが完全に本人次第なので最近は中心視できん。

  • 先生の伝統芸

    京王杯SCエイシンドーバーが逃げるマイネルスケルツィとオレハマッテルゼを捕まえたところがゴール。外から追い込んだシンボリエスケープが2着。
    とはいえ、このレースで強かったのは3着オレハマッテルゼと4着マイネルスケルツィ。逃げて息の入らない流れを作り出しながら残り1Fぐらいまで勝ったかと思わせる競馬をしたマイネルスケルツィはもうヨシトミ先生効果で差されたとしか思えない。これでこそ先生。実に美しく差しきられて4着で馬券にならないという伝統芸w
    3着のオレハマッテルゼも前々を追走してたわけで、スケとオレハは内容のあるレースをしたと言える。けど、どっちとも安田記念では買いたくない。どちらかというと淀みのない流れを先行して押し切るというレースができそうな短距離で買いたいところ。
    エイシンドーバーが思ったより人気してなくて、シンボリエスケープとの馬連で80倍。ごちそうさまでした。

  • 反省のしようがない

    ケンタッキーダービー

    ネットですぐにレースが見れる時代。Street Senseが3角からラチ沿いをスルスルと上がっていったのは実に美しかった。

    都大路S

    ニシノデューから馬連でちょろちょろ。スーパーホーネットマイネルハーティーも雨で切れ味を殺されるクチだと判断してたので素直に降参です。

    NHKマイルC

    回顧するだけ無駄というレースな気もするが。大事故とかいうレベルじゃない。ロジックやウインクリューガーの現状を考えるとお寒いG1になっていることだけは間違いない。国際レースにしたらG2降格もありえそうな感じ。ピンクカメオは今後斤量で苦労することになりそう。
    マイネルシーガルを三連複の一頭固定にして、残りをアサクサ、レーニア、イクスキューズ、ゲレイロ、ダイレクトでボックス。カスリもしなかった。どう予想してもピンクカメオムラマサノヨートーを拾うことはなかったと断言できる勢いw
    波に乗り切れてない豊さんだけど、ダノンムローを6着に持ってきたのはさすがだと思った。

  • 兵庫大商店にしびれた

    火曜日のセミナーに出ると某後輩氏も出席してた。ので長々と18時過ぎから21時前まで雨が降ってきて退散するまで競馬のお話。

    アドマイヤムーン惜敗

    アドマイヤムーンは3着だったわけですが、あのコースで大外発走なら仕方ないというもの。スタートしてすぐにコーナーに入るわけで、その時点で終了。外枠不利にもほどがある競馬場ですな。体調万全で宝塚記念に出てきてほしいとこ。

    ユートピア復活!

    http://racing.bloodhorse.com/viewstory.asp?id=38746
    ユートピアアメリカで1年数ヶ月ぶりの復帰戦を快勝。ゴドルフィンの勝負服だと威圧感が違いますね。必ずしもユートピアは日本のチャンピオンホースではなかったわけで、こういう馬でも海外で結果を残せるのを見ると感慨深い。ゴドルフィンが日本馬を買い漁りませんようにw

    GWは地方競馬が元気

    いや、売り上げとか的には元気かどうかしらんが、とにかく毎日重賞やってて楽しい。
    かしわ記念ではブルーコンコルドアジュディミツオーを差し切って去年の雪辱を果たし、サンライズバッカスが重いダートに今後の不安を残した。バッカス帝王賞とかに出てきても怪しそうな臭いがする。
    かきつばた記念ではメイショウバトラーが最内から鋭く伸びてサチノスイーティーにダート歴戦の猛者の格というのを見せた感じ。牝馬ワンツーってどうよ。しかしリミットレスビッドサチノスイーティーを差し切れなかったとこを見ると、サチノの前走のダートの圧勝もフロックではなさそう。JBCスプリントとかでも十分好走出来そう。

    兵庫大商店

    これは名勝負だった。交流重賞でもなんでもないただの兵庫競馬の重賞ですが、昨年の兵庫二冠馬チャンストウライと兵庫に移籍してから園田では負けなしだったタガノインディーが3角から一騎打ち。ゴールまで壮絶な叩き合いで最後は首の上げ下げ。チャンストウライに軍配。交流重賞に出て行くと返り討ちでしょうが、レースだけを見れば素晴らしいものだった。扱い的にはアグネスフライトのダービーのような感じかw

    兵庫CS

    今日の園田の交流重賞Jpn2。JRAからはフェラーリピサ、ヤマカツブライアン、コートユーフォリア、ゴールドキリシマ。地方勢ではちょっと苦しそうだし、このメンバーならさすがにフェラーリピサが勝つんじゃないかね。崩すとすればヤマカツブライアンか。地元のユキノアラシにも頑張ってほしいところですが、厳しいですな。

  • あの意気込みはどこへ

    日経アソシエ立ち読みしてたら、出井さんがホワイトボードに向かってる写真があったんですが、そのホワイトボードのパナソニックのロゴがはっきり写ってて実に趣深かった。
    GWには元寮長氏が来ると思って予定空けてたので(嘘)、予定がなくなりました。酒の勢い恐るべし。