今の競馬の話題といえばディープインパクトの出国なんでしょうが、どうなんですかね。ちょっと騒ぎすぎのような感じ。個人的には、船橋の佐藤隆騎手が亡くなったというニュースに衝撃を受けました。
今年はWBCはともかくとして、トリノ、W杯は散々メディアが煽った挙句、結果が伴わなかったので掌を返したようにバッシングが起こったわけです。今回のディープに関するメディアの報道を見てると、世界制覇だ!勝てる!的な論調で盛り上げようとしてるようですが、トリノやW杯のときと同じ流れを感じてしまいます。
ハーツクライが出走したキングジョージを見る限り、凱旋門賞はディープでも厳しいと思います。初めての海外遠征で凱旋門賞に挑戦して勝てるほど強いのかと。宝塚記念で重馬場をこなしたとはいえ、馬場適性にも疑問が残るし。もしディープが負けると、またこれまでと同じような報道になるのだろうかね。
まだ3歳だけど、ゴリゴリのヨーロッパ血統のメイショウサムソン(父オペラハウス、母父ダンシングブレーヴ)こそ、海外遠征するべき存在ですな。これはぜひ来年。
Author: ijichi
世間はディープ一色ですが
マイネルエクソンの悪夢再び
http://www.nikkansports.com/race/p-rc-tp0-20060804-70446.html
なんだかなぁ。夏だな!
インパーフェクトのオーナーの岡田総帥がかつてマイネルエクソンで英ダービー挑戦を掲げたのに、走ってみると期待外れどころのモノではなく、JRAから園田競馬に都落ちしてしまったという過去を思い出してしまう。
最近の岡田総帥は道営所属でJRAや海外に挑戦するのに固執しているようで、コスモバルクの次はインパーフェクトですか。急逝したナリタトップロードの忘れ形見という立場も去ることながら、今後はコスモバルクの後継者という立場が前面に押し出されていくのですかね。世界の壁は厚い
King Georgeでハーツクライが3着。
個人的な感想としては、予想以上に世界の壁は厚いということ。ハーツがドバイ以来の休み明けだったのに対し、Hurricane RunとElectrocutionistはステップレースを使っての参戦だった差が出たとか、敗因となるようなものはいくつかあるんだと思う。
が、残り100mで先頭に立ったときはハーツが勝ったと思ったし、もし日本のG1なら余裕で押し切ってるはず。4角で脱落したように見えたHurricane Run、直線でハーツに競り落とされたかに見えたElectrocutionistが揃って差し返してくるのだから世界の超一流の底力は途方もない。
世界の競馬界でG1の中のG1といえるKing Georgeで小差の3着だからよくやったし、小頭数の紛れの少ないレースで、世界の馬産をリードするCoolmore、Godolphin、社台というグループのガチの勝負が見れたのはすごく見応えがあった。でも、やっぱり最後に差されたのが惜しい。エルコンドルパサーにしても、ハーツクライにしても、最後の最後で現地の大本命にやられているのがなんとも言えない。能力的には決して負けていないんだろうが、何かこう、勝負にいってからが違うというか。
ディープインパクトには凱旋門賞でこれ以上の結果を期待したいところだが、ディープでもHurricane Runに勝てる気がしないのは僕だけですかね。なんちゅう馬名だ
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また小田切か!と思ったら、この馬はオダギラーではないらしい。ディープインパクトが世界ランク首位
http://www.nikkansports.com/race/f-rc-tp0-20060720-63374.html
戦前からここまでいくか。これでコロッと負けようもんなら日本の競馬界は立ち直れないかもしれませんね。まぁレースのレベルは置いとくと、今年の上半期のディープのパフォーマンスには驚かされたけど。
宝塚記念で不良馬場を克服したとはいえ、やはりヨーロッパの芝に対応できるかが気になるところ。エリモハリアーやブルートルネードを連れていってもいいんじゃないかねw