ディープインパクトから買うのも興ざめなので、やっぱりデルタブルースから。前日発売でデルタが3番人気してるのが意外だけど。
タップダンスシチーやコスモバルクが揃ったとなるとペースが落ち着くはずがない。特にタップは今回引退レース。鞍上の哲三氏もここ一番で強気に乗れる騎手。タップがグングン飛ばしていって、最後の直線ではスタミナ比べになると予想。となると、早目に仕掛けてスタミナ勝負に持ち込みたいデルタブルースには願ってもない展開になる。鞍上が有馬記念3連覇中のペリエ氏というのも心強い。
皐月賞のときも言われたように、中山のコース形態は直線が短く、ディープインパクトにとって有利にはならない。皐月賞は勝てたが今回は相手が一線級の古馬。直線を向くときに先頭に並びかけるぐらいならディープインパクトで仕方ないと思うが、今回は数馬身前にタップダンスシチーやデルタブルースがいる(はず)。特にタップダンスシチーが前走のジャパンカップで見せた先行力は強烈。充実していた頃を思い出させるものだった。今年の菊花賞では直線半ばで「やっと」アドマイヤジャパンを捕らえた印象の強かったディープインパクトが、タップダンスシチーやデルタブルースを捕まえられるか?
その他にはなんだかんだでゼンノロブロイ。堅実な実績を見れば外せない。2002年の中山開催だった天皇賞(秋)で鋭く追い込んできたサンライズペガサスも加えておこう。
ちなみにハーツクライは馬券圏内にも来ないと思っている。この馬、京都や東京に良績が集中しているように、広いコースで伸び伸びと末脚を爆発させるようなレースぶりしかできない。コーナーを6回も回らなければならない中山2500mは向いていない。
同時多発テロがあった2001年の有馬記念は、1着マンハッタンカフェ、2着アメリカンボスというなんとも意味深な決着になったわけだが、今年はそんなのあるだろうかね。実際の買い目は明日現地で検討するということで。
すでに二日引き篭もったので、とりあえず明日は出陣しよう。今日はかの国で買ってきたDVD「北斗の拳」を見てしまった。トキ兄さんと再会するとこまで。
Author: ijichi
いよいよ有馬記念
今年の2歳牡馬は凄い
中山大障害はテイエムドラゴン。なんとアドマイヤベガ産駒。ラジオたんぱ杯2歳Sはサクラメガワンダー。なんとグラスワンダー産駒。時代の流れを感じる。
中山大障害は見ごたえがあって、やっぱりコレを見ないと年を越せんなぁと思ったぐらい。平地レースのようにスピードを競うのも面白いが、長丁場の障害レースのようにヘロヘロになりながらゴールを目指すレースも面白い。
CBC賞は勝ち馬よりもローエングリンがどの程度やれるかに注目していたが、やっぱりダメ。追走で手一杯だからやっぱりマイル以上がいいんじゃないのかねぇ。
で、凄かったのはラジオたんぱ杯2歳S。今年の時計のかかる阪神の馬場で、サクラメガワンダーとアドマイヤムーンが2:01:9を叩き出した。過去のラジオたんぱ杯2歳Sをざっと見渡すと今年の時計がいかに価値があるかが分かる。ちなみにコスモバルクの年は?と思うかもしれないが、確かこの年は全体的に時計が出る馬場だったはず。今年はG3の鳴尾記念で2:01:6も時計がかかったように、古馬でもなかなか時計の出ない馬場。その古馬G3と同等の時計で阪神芝2000mを乗り切ったのだから、今年の2歳牡馬勢のレベルの高さが窺い知れる。アグネスタキオン、クロフネ、ジャングルポケットが出走していた「伝説の」2000年のラジオたんぱ杯2歳Sですら、その年の鳴尾記念と比較すると相手にならない時計しか出ていない。
レース名[ラジオたんぱ杯]のレース検索結果|競馬データベース – netkeiba.com
しかも今日の面々でさえ、今年の2歳牡馬の勢力の一角を占めるに過ぎない。別路戦組だと朝日杯組のフサイチリシャール、ジャリスコライト、ショウナンタキオン、他にも京都2歳S後に惜しくも故障が発覚して休養中のマルカシェンクがいる。10月の時点ではマルカシェンクが抜けた存在だと言われていたのが懐かしい。マルカシェンクがクラシックに間に合っても居場所がないかもしれない。来年は3冠馬の出現というよりも、高いレベルで鎬を削るクラシックが見れそうで楽しみになってきた。
ちなみに今日のラジオたんぱ杯2歳Sでは直線早々にアドマイヤムーンに潰されてしまったニルヴァーナであるが、サンスクリット語で「悟りの境地」を意味するらしい。へー。土曜日の競馬
有馬記念一色、ディープインパクト一色な感じのする年の暮れですが、24日土曜日の競馬もなかなか見所があって、中山では障害G1の中山大障害、阪神ではラジオたんぱ杯2歳S、中京でCBC賞が開催される。
中山大障害は障害レースのG1で、中山のトリッキーなアップダウンと障害を越えていく楽しいレース。芝4100mの長丁場を障害を越えながら走破しなければならず、全馬が障害を越える度に拍手。いつだったか、落馬する馬がなく、全馬が走破したときのゴール後の歓声はすごかった。去年だったっけ?
で、何が来るかというとそれは分からん。障害レースまで守備範囲が広くないので、ここは見てるだけ。ま、中山大障害は見てるだけでも十分楽しいレースだ。土曜日にやるのが惜しいぐらい。有馬記念の一つ前のレースでもいいぐらい。
阪神のラジオたんぱ杯2歳Sはいわゆる出世レース。今年の注目はアドマイヤムーン、ニルヴァーナ、マイネルスケルツィ、サクラメガワンダーあたりですかね。マイネルスケルツィとサクラメガワンダーはともにグラスワンダー産駒ですよ。ニルヴァーナはゴールドアリュールの弟ですよ。
グラスワンダー産駒がどの程度の実績を残すのか未知だけど、ここはサクラメガワンダーを狙いたいところ。今年の2歳牡馬はタイムなどを見ると全体的にハイレベルにありそうで、来年が楽しみですな。
CBC賞は狙おうと思っていたゴールデンロドリゴが出走取消でガッカリ。雪やー
ということで、大学行ってきましたよ。こんだけ降ったら逆に外に出たくなる。デジカメを持って。
一枚目は三田駅で。ちょっと電車が遅れてたけど、ほぼ普通通りに登校。阪六でバスが止まってたけど、表示が「故障」となっていた。あれは何だ?
二枚目は松蔭へ曲がる三叉路のとこ。六甲登山口の交差点から大学へ登っていく道はもう放置されてる車で一杯。バスも登山口の辺りで何台か止まってて、ウンちゃんが暇そうにしてた。んで、ヒルサイド(?)のとこの交差点より上は通行止め。クラッシュ多発。
三枚目は研究室のフロアのベランダから。こんなに雪の積もったキャンパスは初めてかもしれない。
帰る頃には雪が中途半端に融けて固まってたのでバリバリといい音がした。下山する歩道がガチガチに凍ってたので車道を歩いて帰る。
三田は夜になっても車道に雪が残ったまま。三田駅から歩いて帰宅。朝、駅に向かう時に放置されてる車が何台かあったけどそのままですた。有馬記念次第のJRA賞
いよいよ、有馬記念。今年の注目は何と言ってもディープインパクト。なんか英雄とか呼ばれてるのには多少の違和感を覚えるけど。
また、JRA賞を占う上でも有馬記念はかなり重要。ということで、現時点の勝手な予想をしてみる。
まず、年度代表馬はディープインパクトで確定。
最優秀2歳は牡馬フサイチリシャール、牝馬テイエムプリキュアでこれも確定。
最優秀3歳の牡馬はこれまたディープインパクトで確定。3歳牝馬はちょっと微妙。シーザリオかラインクラフトのどちらかだけど、どっちも中身の濃いG1を2勝してるだけに票が割れそう。さすがにエアメサイアはない。年間通して走った点でラインクラフトにこのタイトルをあげて、シーザリオは特別賞というのもありかもしれない。
最優秀古馬の牡馬。これが今一番混沌としている。何と言っても宝塚記念と天皇賞(秋)は牝馬、ジャパンカップは外国馬に持っていかれてしまったのだ。天皇賞(春)のスズカマンボがここに収まるとは思えないし、有馬記念の結果次第。現時点ではハットトリックか?
最優秀古馬の牝馬はスイープトウショウかヘヴンリーロマンス。ま、スイープトウショウで決まりか。ヘヴンリーロマンスが有馬記念を勝てば別だけど。ヘヴンリーロマンスは天皇賞のインパクトが強いとは言え、スイープトウショウはG1を2勝と2着1回ですから。
最優秀障害馬は中山グランドジャンプが外国馬だったので、中山大障害次第。これはさっぱり分からん。
最優秀父内国産馬はシーザリオでしょ。カネヒキリも父内国産だけど、シーザリオの海外G1の勲章は偉大だ。
最優秀ダートホースはJCDの勝利でカネヒキリにほぼ決定。タイムパラドックスはG1勝ちが今年で3つもあるので推したいところだけど、さすがにないだろうと予想。交流G1のみというのが痛い。
最優秀短距離馬はハットトリックで確定。
と考えると、やっぱり古馬牡馬は大混戦である。で、有馬記念の結果次第といっても、リンカーンなんかが勝ったところで最優秀古馬牡馬に選ばれるとは思えず、勝ってタイトルを持っていくに相応しい馬はゼンノロブロイとハーツクライぐらいしかいない。アドマイヤグルーヴ有終の美
起きたらしっかり雪が積もってたので、すっかり心が折れてしまって競馬場へ行かず。なんか中京は開催中止になってる。
さて、フェアリーSは日経TRENDYをパラパラと読んでる内に終わってた。勝ち馬が何かも分からんのでパス。例年、ここから飛躍する馬は皆無に等しいのでまぁよし。
阪神牝馬Sはアドマイヤグルーヴが有終の美を飾り、非常に心温まるレースだった。そんなに応援していたわけでもないが、あの頭が高くて、カクカクした首の動きの走りがもう見られないと思うとちょっと寂しい。豊氏も仰っていたが、あの2003年桜花賞のもさっと出たシーンを思い出してしまった。コメントを見ると、豊さんも感動のあまりラリッてるようだ。
http://keiba.radionikkei.jp/news/20051218K34.html1着 アドマイヤグルーヴ 武豊騎手
「大事なレースあんおで慎重に乗りました。いつもより早めのスパートでしたが思い切って行きました。それに馬が応えてくれました。最後なので悔いの残らないレースをしたいと思っていました。勝てて嬉しいです。今日は落ち着いていました。馬にありがとうと言いたいです」http://keiba.radionikkei.jp/news/20051218K55.html
で、来週の登録馬を眺めてるんだが、なんかラジオたんぱ杯2歳Sにフサイチパンドラの名前がある。先日の朝日杯FSにスロクハイネスという牝馬が登録してたのも驚いたんだけど(結局、取り消したが)、我が偏見では朝日杯FSとラジオたんぱ杯2歳Sは牡馬とセン馬限定で、阪神JFとフェアリーSが牝馬限定で、2歳戦は綺麗に棲み分けされてると思ってたんだが、どうやら違うらしい。
来週の土曜日はラジオたんぱ杯に加え、今日の雪のおかげでCBC賞も行われる。無性にゴールデンロドリゴを買いたい気分になってきた。デルの革命 – 「ダイレクト」戦略で産業を変える (日経ビジネス人文庫)
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読了。
今日の競馬あれこれ
阪神8Rを見ていると、尻尾のない馬がいた。ハルーワスウィートという牝馬ですが、走っている姿がなんともしっくりこない感じ。バランス悪いよねぇ。
中山メインでグレイトジャーニーが勝ってた。というか、マイネルレコルトにヨシトミ先生が乗ってた。そして、大外に持ち出す大味な競馬をして差し届かず3着。マイネルレコルトは去年の朝日杯FSのような競馬が真骨頂だと思うんだけどね。
さて、来週はもう有馬記念です。
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2005/12/17/02.html有馬記念に向け、順調に調整されているディープインパクトは16日、坂路(4F77秒2)からDWコースへ入った。スムーズなスタートから1F17秒程度のラップを刻んで1周。止まる際に跳ねるポーズをとろうとして池江助手に怒られるシーンもあったが、すぐに従った。「最後に悪さをしたのでしばいてやった。シュンとしていたね」と同助手は涼しい顔。
まぁなんとも微笑ましいというか、そんな感じ。