はてなでお馴染みだった平民金子さんのエッセイ。近頃はネットでブログを読むことも減ったので、最近の動向を存じ上げなかったのだが、お子さんがもう小学生になられたということに驚き。この方の文章は温かみがあって読み心地がよいので読んでいて飽きない。自分が学生時代を神戸で過ごしたということも親近感を感じる理由だな。
Category: book
プロジェクト・ヘイル・メアリー
プロジェクト・ヘイル・メアリー 上 | アンディ・ウィアー, 鷲尾直広, 小野田和子 |本 | 通販 | Amazon
プロジェクト・ヘイル・メアリー 下 | アンディ・ウィアー, 鷲尾直広, 小野田和子 |本 | 通販 | Amazon
今年のフレッシュのチーム名はヘイルメアリーズ。この作品から拝借した。自分はブルベで熱海へ行くとなれば金色夜叉を読むし、イザベラヘブンに行くとなればイザベラバードの旅行記を読むし、奥の細道に行くとなれば清志郎のツール・ド・奥の細道の本を読むタイプのランドヌールである。チーム名が決まったからには読んでおかなければならない。
ので、読んだ。どこをどう話してもネタバレになりそうだが、途中でダレるところが全然なく、一気に読み切った。意外なオチでもあるし、来年公開予定の映画化でいろいろな宣伝が始まる前に読んでおかないと勿体ない作品だなと思う。
暇と退屈の倫理学
暇と退屈の倫理学 (新潮文庫) | 國分 功一郎 |本 | 通販 | Amazon
去年の夏頃に読んだ本。
外部からの刺激に反応するだけの動物ではなく、思考することによって人間たりえるのだ、なるほどなるほどと納得していたのだが、仕事が忙しくなると外部からの刺激に反応するだけの生活になってしまうので、またそのうち読み直したい。
暴落
日経平均株価4451円安 下げ幅ブラックマンデー超え最大 – 日本経済新聞
大暴落である。
山崎氏の考え方はずっとネットで読んでいたので存じ上げていたが(競馬ファンでもあったし)、ちょうど先月ウィッシュリストに入っていた本をまとめて注文して読んだところであった。
全面改訂 第3版 ほったらかし投資術 (朝日新書857) [ 山崎元 ]
価格:869円(税込、送料無料) (2025/3/20時点) 楽天で購入山崎元の最終講義 予想と希望を分割せよ [ 山崎 元 ]
価格:1,650円(税込、送料無料) (2025/3/20時点) 楽天で購入経済評論家の父から息子への手紙 お金と人生と幸せについて [ 山崎 元 ]
価格:1,760円(税込、送料無料) (2025/3/20時点) 楽天で購入どの本も論旨は明快で簡潔。もともと自分も氏の考え方に賛同するので積み立て設定をしてほったらかしにしていて、今回の下落もあまり気にしていないのだが、きっと氏も同じだろうと思う。
Number 藤井聡太八冠特集
普段会社で契約している楽天マガジンを活用してNumberを読んでたけど、楽天マガジンは肝心なところが配信から削られていたりするのよね。この号だと永瀬九段と渡辺九段のインタビューが一番注目すべき記事だと思うんだが、その二本は配信には含まれていなくて、よくわかってるじゃないかと思う。ので、結局物理媒体を買いました。
教養としての「国名の正体」
エドウィン・ダンの本を借りに行った際に何気なく手に取って借りてきた本がこれ。国名の由来を紹介した一冊。仕事でインドやインドネシアの担当をしているが、インドネシアの由来なんてあまり気にしたことがなかった。欧州の人から見ればインドもその先の島々も一緒くたになるので、「インドの島々」でインドネシアになる。
日本語のカタカナ表記だと由来がわかりにくいが、英語等で表記すると国名の由来はわかりやすいというのもまぁたしかにというところ。
エドウィン・ダン
先月北海道に行った際にエドウィン・ダンという人を知った。明治初期にアメリカからやってきたお雇い外国人である。ちこりんさんに真駒内の記念館へ連れていってもらったときにエドウィン・ダンはどうも日本競馬の礎を築いた人であるようだということを知り、そうであるなら知っておかなければならぬと思い、書籍を検索した。絶版になっているものばかりだったので川崎の図書館で借りてきたのが、赤城駿介「エドウィン・ダンの生涯」という本。優駿に連載されていたものを書籍としてまとめたものだという。ちなみに優駿(JRAの機関誌)は大学時代の教科書でした。
Amazon.co.jp: エドウィン・ダンの生涯 : 赤木 駿介: 本
日本競馬を創った男 エドウィン・ダンの生涯 (集英社文庫) | 赤木 駿介 |本 | 通販 | Amazon
文庫化されたものはストレートに日本競馬を創った男となっている。北海道の開拓といえば札幌農学校のクラーク博士が有名だが、エドウィン・ダンも同時期の人で、牧畜技術を伝え、チーズやバターを日本で初めて作ったのもこの人だし、札幌で競馬場を作ったのもこの人。何より日高地方の新冠や静内に牧場を切り開いたのもエドウィン・ダンであるようだ。
今回の北海道遠征には学びがあった。