昨日はMAGNETへ。ステムは市中在庫がなければ代替品で再生するしかなさそうとのこと。NITTOの削り出しのステムを使っていたのだが、特に削り出しにこだわっているわけではないので鍛造のやつで十分か。フレームの修理までに考えよう。
スプリンターズステークスはウインカーネリアンが大外から先行してそのまま押し切った。まさかこの条件で三浦騎手の悲願の中央G1初制覇になるとは。
昨日はMAGNETへ。ステムは市中在庫がなければ代替品で再生するしかなさそうとのこと。NITTOの削り出しのステムを使っていたのだが、特に削り出しにこだわっているわけではないので鍛造のやつで十分か。フレームの修理までに考えよう。
スプリンターズステークスはウインカーネリアンが大外から先行してそのまま押し切った。まさかこの条件で三浦騎手の悲願の中央G1初制覇になるとは。
一言で言うと大変楽しかった。
今回は元々RUSAの面々と走るつもりだったので、宿を自分で取るということはせず、全てオーバーナイトコントロールを使うことにした。北見、別海、清水で宿泊するという行程になり、とにかく毎日オーバーナイトコントロールまで走ればよいだけで、いろいろとプランを考える必要なかった。一人だったらサクサク進みそうなコースであるが、旅は道連れの精神でわいわいと走ってきた。
6時スタートなので4時過ぎにはホテルを出ただろうか。PtrickやBrianはフィリピンのサポート隊に頼んでスタート地点まで運んでもらったそうだが、自分とColinは自走でスタート地点へ向かった。

初日は北見までの345km。6時スタートの最後尾で出発。当別を過ぎたあたりからおーのさんが韓国勢を率いて先頭に出たので、その後ろに長蛇の列が形成された。35km/hぐらいのいいペースで進んでいたので、日本人勢やフィリピンのMayやDindoと「いいトレインだな!ハハ!」と無賃乗車をさせていただいた。

最終的には前のウェーブでスタートしていたColinやBrianも吸収して吉野公園に到着。


吉野公園からは集団も解散となり各自のペースで進む。PC2では結構いろいろな人に追いついた。すでに横になって寝ていたトニーさんとか。
PC2を出てしばらくしてトニーさんが追いついて来たので世間話をしながら進む。途中、トニーさんがいなくなったなと思ったら脚を攣っていたらしい。暑かったですもんね。そしてPC3へ。コンビニコントロール、後ろのスタートだと飯がないな。かろうじて残っていたものを買って補給した。
この後は遠軽までコントロールはないので適当にコンビニに止まろうと思って出発。そして愛別のセコマでPatrickに追いついた。Patrickとはここからゴールまでほぼ同行することとなる。さらに上川のコンビニで北見峠前の休憩を入れる。他にも大勢の方が休憩していたし、巡回車のスタッフのみなさんもいてワイワイガヤガヤのコンビニになっていた。

北見峠は各自のペースで淡々と。峠の石碑でフィリピン勢や韓国勢が写真を撮っていたが、あれは工事で亡くなられた方々の碑なんだよな。この石碑でいいのだろうかと思って一応説明はしたが。
峠からの下りで、おや見たことある後ろ姿だぞと思ったら岡田さんであった。4時スタートなので追いつくことはないなーと思っていたが、LELからの強行軍であまり調子はよさそうではなかった。遠軽に着く頃には日も暮れて真っ暗。BrianやColinとは離れちゃったので、Patrickとともに淡々と進んでいく。
北見には23時過ぎに到着。いいタイミングで到着したようで、寝床は別棟になった。別棟にはまだ誰もおらず、一番奥で電源も近いところを割り当てられた。人の出入りもあまりなく静かでとてもよい寝床であった。Patrickと明日の出発時刻を相談し、遅れているBrianとColinにも「5時過ぎには出発しよう」とメッセージを送ってから就寝。
二日目は北見から別海経由で納沙布岬まで行って、折り返して別海まで戻ってくる295km。

ぞろぞろと起床してきて朝飯を食べ、PatrickやBrian、Colinとともに出発。美幌の町中でコンビニ休憩を入れ、補給食を調達しておく。次は弟子屈まで何もないしな。


美幌峠は長いけどきつい登りではないので、近くを走っている方々と雑談しつつ登頂。天気にも恵まれ、なかなかよい眺めであった。
で、弟子屈まで気持ちのいいダウンヒルをやりましてセイコーマートへ。フィリピン勢や他のRUSA勢も集まってきて一大休憩スポットになっていた。

弟子屈を出発すると道東の平坦でまっすぐな道を延々と進むことになる。別海町の町境を越えたのにまだ別海市街地まで30kmとか表示された時はマジかと思った。この辺は北海道のスケールである。別海の少し手前のセコマでPatrickが眠さと暑さで休憩したいというので一旦停止。別海のコントロールに向かう途中では急な雨にも降られた。まぁ暑かったのでちょうどいいぐらい。
別海のPCでPatrickが少し寝ていくというのでここからは一人で先へ進む。一人になって自分のペースで気分よく進んでいると厚床を過ぎたところで別海を先に出て行ったmomさんをキャッチ。自分的にはノリノリで進んでいたので一顧だにせずぶち抜いたら後ろの方から「速いよーーー!!!」という声が聞こえてきた。すまんの。


納沙布岬へは北側のルートで。

納沙布岬のPCに着いてお菓子などをつまみつつスタッフの面々と喋っていたらPatrickも追いついてきたので納沙布岬の灯台へ。日が暮れる前に到着できてよかったですな。
帰りは暗くなるので一人で走るのもアレだし、Patrickがいるのはとても心強い。根室市街地の少し手前で先に納沙布岬を折り返して行ったmomさんに追いついたので、「この後は一緒に行きますか」と提案し、同盟が結成されたので、まずはmomさんとPatrickと根室のすき家で腹ごしらえ。厚床にコンビニはあるが別海まではノンストップになる見込み。
というわけで、根室で飯を食った後はmomさんとPatrickの三人で別海までノンストップで進んだ。一人だったらダラダラ走ることになっていたと思うけど、シャキシャキと走れたので快調であった。

23時前には到着した。思ってたよりちょっと早いぐらい。やはり夜は一人でダラダラ走るより部隊を組んだ方がよい。
別海から美幌峠を越えて北見へ戻り、清水まで向かう330km。あまり早く出る必要はないのではと思っていたけど、Patrickが4時というのでそれに合わせて準備をする。Brian、Colinも一緒にスタート。momさんも岡田さんも一緒である。momさんとはこの先札幌まで一緒に行くんだなという雰囲気なので、自分が先頭で100w固定で進んでいく。

西春別のセブンイレブンで休憩。ここで自分の後輪のエアが抜けていることに気づく。いろいろいじってたらリムの隙間から空気が漏れ出したので、諦めてチューブを入れた。こういう時にメカニック岡田がいるのは大変心強い。

Patrickの背中についているのは私があげたおにやんま君のパチモン。出走ガイドを読んで、「900kmもホースフライに苦しめられるのか!」とか言ってたので、RUSA勢用に調達していったもの。自分はアブで苦しめられた印象がないので、Brian、Colin、Patrick、Noah、Claireに渡した。

美幌峠まではまたまた各自のペースで。自分はmomさんとともに登頂。

杉浦さんも追いついてきて、その場にいた一同全員がチタンフレームに乗っているというチームチタンが結成された。熊笹ソフトなどを食べ、まったりした空気感。三日目で特に時間に追われているわけでもないし。
美幌のコンビニで氷休憩を入れ、北見のPCへ。ここでドロップバッグ用に送っておいた箱にいらないものを全部ぶち込んだ。ほぼ空みたいな箱を送っておいたので、ドロップバッグというよりかは不要なもの送り返す用の箱である。サドルバッグが軽くなって楽になった。

北見のPCを出てからは暑さとの戦いであったが、時間帯的に日陰がなくなるし、津別から陸別へは南へ向かうのでなかなか日陰がなく難儀した。ひたすら100wを意識して走る。
で、陸別のセコマで休憩。このセコマは去年の襟裳岬1000でも立ち寄ったところである。岡田さん、Patrick、momsさんの部隊で本別へ。道が荒れてて走りにくい区間であった。まぁ下り基調なのでその点は気が楽であるが。
本別のPCで休憩していると、どうもこの先で雨が降っているとの情報が。しかも士幌までアップダウンが続くのでなかなか面倒な区間になりそうだ。発狂したmomさんがすごい勢いで加速して登って行った(そしてタレた)。momさんは士幌で宿を取っているそうなので、ここで離脱。また明日の朝合流しましょうと言って見送った。士幌のコンビニで岡田さんとPatrickと休憩した後、清水町へ向けてもうひと頑張り。が、ここも結構長くダラダラ登るんですな。地図だとそういうイメージがわかなかったので思っていたより疲弊した。

0時頃に清水町のPCに到着。
清水から札幌までの235km。初っ端に狩勝峠を登ることになるが、それさえ終われば消化試合みたいなものである。
5時には出ようかとPatrickが言っていたが、momさんを待つことにした。同じタイミングで士幌を出たっきぃさんの情報を参考にひたすら待つ。6時にmomさんを交えて清水を出発。岡田さんもPatrickも同じタイミングで。

狩勝峠の前にコンビニで補給食を買い、霧の狩勝峠を登る。なるほどこれが狩勝峠か。かとうさんも合流。



これをやっつけてしまうと後はもう余程のトラブルがない限りは大丈夫であろう。一同もそういう空気になっている。狩勝峠を下ったところのコンビニで休憩し、さらに富良野の藤森商店でメロン休憩を入れ、上富良野のPCへ。
上富良野のPCを出て、国道38号に合流すれば、自分的には去年走った襟裳岬1000kmと同じルートなので安心感がある。

上砂川のPCでColinを待って最後の平坦区間へ。どうしてもColinが遅れがちにはなるが、最後は平坦なのでColinを待ってみんなで一緒に行こうというので合意。Colinの1200初完走も見届けたいし。さらに言えば、砂川からは何もない吹き曝しの区間になるので集団で進みたい区間である。

まぁそういうわけで上砂川を出発して自分が前で100wで引いていたんだが、わざわざ前に出てきて疲れたら脚を止めるシュワルツ兄弟にペースを乱され一悶着あった区間であったが、Patrickと相談してペースを上げて彼らを千切り捨てて平穏を取り戻し、新篠津のPCに到着。ここまで来れば後はウイニングラン。

21時過ぎに丘珠へ帰ってきた。Colinは69歳で初の1200kmの完走である。偉業だと思う。
天気が崩れることもなかったし、暑くはあったが夜に寒すぎるということもなくで、なかなか条件のよい1200kmであった。外国から参加された方々も楽しそうに走っていたので、参加者側から見れば大成功と言っていい1200kmだったんじゃなかろうか。またこの大会が開催されることを願いたい。
スケジュールに多少余裕があったので午後に休みを取って、ビルダーのところへ。
ダウンチューブが凹んでいるのを発見した時は「終わった」と思ったものだが、ビルダーは開口一番、「これぐらいだと問題ないのでは」とのこと。もちろん全バラして細かくチェックしないといけないのだが、クラックが入っていなければ凹みは見た目の問題ぐらいで、走行性能には影響ないようだ(もちろん場所や大きさにもよるが今回の場所は大丈夫ではなかろうかと現時点では推測されてた)。ダウンチューブのパイプ交換の必要あるかと聞くと、時間も費用もかかるのでお勧めしないとのこと。とりあえず凹んだ部分を埋めて見た目をきれいにすればそのまま普通に使っても問題ないとは思うという感じの回答。元々UKでヴィンテージバイクのレストア業をやってた方なので、この辺の判断はお任せにしたい。とりあえず完全に廃車になることはなさそうだ。
去年、祝辞をくれたRUSAの代表とマニラで飯食ってたときに、「How old?」「42ちゃい」「just a kid」と返ってきて、自分がキッズだと分からせられたのでランドヌール若手おらん問題はあんまり実感が湧かないな。そもそも世界的にもそういうコミュニティだと思うし。エントリーフィーは安くしろというのがACPからの厳命だけど、ブルベを一本走るトータルの費用って他のイベントと遜色ない程度にかかってるはず(あえて計算しない)。
GWに北海道で後輪からシーラントが噴き出して以降、後輪にチューブを入れて応急処置をして600kmと400kmを走ったけど、さすがにタイヤも減っているし前後輪とも交換しておくかと言うことで、重い腰を上げてタイヤ交換した。昨年のグラベルキングのリニューアルで32cがなくなったので、今回は通常モデルの30cにしてみた。サクッとビードも上がったし、リムとタイヤの隙間からシーラントの気泡がほとんど出てこないので、新モデルになってかなり精度は上がったのではなかろうか。旧モデルはそこそこ気泡が出てたし。
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ついでにチェーンもチェッカーの0.75%のところがスポッとはまったので交換しておいた。最近変速が微妙だったりしたのはこれの影響かもしれん。チェーンリングやスプロケットの交換をするかはしばらく様子を見よう。

仕事を早めに切り上げてEQUILIBRIUMの工房へ。金精峠400の際に不注意で曲げてしまったフェンダーをどうするかの相談。

おそらく赤城山麓の農免農道あたりでリアフェンダーの分割部分を固定するビスが飛んでいったのだと思われる。沼田のコントロールの手前でフェンダーのガタガタ音で気がついた。コントロールでビニールテープで固定したのだけど(フィリピンでも同じことをした)、やはりテープで固定だと緩くなる。そして日曜の未明、栃木の栃木バイパス(去年の会津若松600でも通ったはずだけど路面悪いよな)を走っているときに段差で跳ねた時にタイヤに巻き込まれてしまったのが曲がった原因。よくよく考えると以前からハンドルバーバッグに予備のビスを入れていたのだから、沼田でビニールテープで固定するのではなく、あのビスを使うべきだった。後悔先に立たず。ここまで曲がってしまうと修復も難しいということで新しく発注することに。ところがどうも同じフェンダーは卸しで扱っているところに在庫がないらしく、しばらく待つことになりそう。仕方なし。

昼からMAGNETへ行ってGROWTACの方のトークショーを聞いてきた。内容は初期の製品の話から最近のEQUALブランドの開発の苦労話など。EQUALのコントロールレバーはヌルヌル動いて良いフィーリングだった。いまだに機械式変速を使っている身としてはいつかこのコントロールレバーにお世話になるかもしれんなとも思うので、益々のご発展を祈るばかりであります。
Panaracer Corporation パナレーサー株式会社
昨年リニューアルしたのは知っているけど、32cがラインナップから消えてしまってもう売ってない。悲しい。無印で比較すれば旧型32cと新型30cだと新型の方が10g重いぐらいなので、かつての32cユーザーは30cへどうぞってことなのだろうか。一度試そうか。AGILESTのAGILESTは交換直後に事故に遭ってあまりいい思い出がないのでGRAVELKINGを使いたい。
昨日は三浦半島へ行ってきた。鎌倉駅をスタートして、謎を解いて指定された場所に行き、その場所で出題される謎を解く、というもの。鎌倉、逗子、葉山、横須賀、三浦の順番で回って、逗子駅まで戻ってきて終了。三浦半島にはよく行くが、こういった形で普段行かないスポットに行けたのはなかなかおもしろかった。景品、なんか当たらんかな。
パナチタンのディスクブレーキのフレームの販売を再開するようだが、前とジオメトリは同じままなのだろうか。数年前にディスクブレーキのチタンフレームを検討していた際、当然パナチタンも検討したのだが、タイヤクリアランスが28cだか30cだかで正直これはないなーと思った。
このニュースリリースでもパイプの薄さを強調しているのだが、そこを売りにしているということは他に強調すべき点はないのかと思った。現代のディスクブレーキのトレンドだとロード用途でも32〜35cぐらいまでは入ってほしいところだが、アップデートなく28cとかが最大のクリアランスだったら失望もいいところである。パナソニックサイクルテック、もうフレームを設計できる技術者が残っていないのではないかと勘繰ってしまう。スペックの詳細が出てくるのを待ちたい。