Heart of the Breeders’ Cup, Cody Dorman Dies at 17 – BloodHorse
競馬史に残るエピソードだ。Rest in peace, Cody.
無事4時に起床しました。
日本から大挙して出走。残念ながら勝利はなかったけど、全然レベルが違うという内容ではなかったと思うし、将来的にここを目指す馬が増えれば自然と勝ち星はついてくるのではないかと思わせる結果だった。日程的に日本の秋競馬を捨てることになるのでなかなか難しいかもしれないけど、日本のG1で上位を争っている馬ならBCでも勝負に絡むことはできそう。
かっこよかったのは日本馬じゃなけどディープインパクト産駒のAuguste Rodin。小回りの芝コースで3角、4角のインで加速しながら進出して直線向いた時には先頭に立って押し切るレースはなかなか痺れる。鞍上も馬もすごい。今年はカルティエ賞的にはAce Impactがいるけど、Epsom Derby、Irish Derby、Irish Champion Stakes、BC Turfなら年度代表馬に選出されてもおかしくない。やる気ない時に大敗してるのが印象よくないが。BC Turfは3着にシャフリヤールも入った。亡くなって四年経つけど、ディープインパクトが我々に残した衝撃はいまだに大きい。
BC ClassicはWhite Abarrioの勝利。デルマソトガケもよくがんばった。それにしてもDutrow師、復帰初年からBC Classic馬を出してこちらもすごい。
日本馬、凱旋門賞もBCクラシックも2着までは到達した。あとちょっとだ。
【JBCスプリント】(大井)兵庫の雄イグナイター、悲願のJpnI初制覇|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI
園田の馬がついにJpn1を制覇した。快挙だ。
最終的に今年一年が終わってIFHAがどう格付けするかだけど、現段階でTimeformが135。135以上となると世界全体で見ても10年に一頭出るか出ないかレベルの怪物級の競走馬に与えられるレート。
ワールド・ベスト・レースホース・ランキング – Wikipedia
すげえな。
イクイノックスの圧勝。すごいものを見せられたなという感想しかない。今期世界最高レーティングを得ている馬に相応しい走りだった。ジャックドールが引っ張ったハイペースの展開を三番手で追走して楽々と抜け出してレコードで駆け抜けたのだから他の馬にはどうしようもできない。ちょっとこれはモノが違う。
敬礼も様になっているデキる子。
あと、ジャックドールと藤岡兄はよくやったと思う。シンガリに沈んだけど、藤岡兄がこの騎乗をするのか……!という攻めた騎乗にはグッと来るものがあった。あのペースで行ったということはある程度後ろは離れる想定だったんだろうけど、残念なことに離れずに着いてきて持ったまま交わしていった怪物がいたというだけの話。相手が悪かった。
二強対決が二強で決まることは稀なので割って入る一頭に鞍上モレイラのダノンベルーガ。ドウデュースは乗り替わりもさることながら、対イクイノックスで末脚を使い切って勝てるかどうかというところだと思うので、急な乗り替わりはどうしてもマイナス。
◎イクイノックス
○ダノンベルーガ
▲ドウデュース
漫画みたいな抱擁だな。
奥武蔵グリーンラインを走っているときに顔振峠でわざわざ休憩を入れてグリーンチャンネルの中継を見てたけど、改めて見るとドゥレッツァ強いなぁ。今年のクラシック三冠を分け合った三頭は来年以降もいい勝負を見せてくれそうなので楽しみだ。
本当にこの人はスター性を凝縮したような人だな。かつてデットーリが乗ると5馬身(何馬身だっけ)のアドバンテージと言われたものだが、この舞台でこれをやるのがすごい。最後のアスコットでこの騎乗、この勝ち方を実現させる騎手はそうはいないと思う。