Category: randonneuring

  • 20240825

    今日は北海道1000kmに参加されてたMelaさん御一行が東京にいるというので、夕方銀座に出向いて食事をした。Melaさんはフィリピン代表かつLRM副会長なので、フィリピンでのブルベ運営の大変さを聞いたり、LRMに関する話を聞いたりした。あと、自分が10月に参加するフィリピン1300のロジ担当、運営担当の方もいたのでよろしくと言っておいた。

  • 2024 RM710 岡山1300km 三海

    岡山1200の後、リザルト処理関連で澤田さんとメールのやり取りをしている中で岡山1300の話題になり、いろいろ考えた結果参加することにした。締め切り直前にエントリー。7月のブルベなんて暑さで苦しむに決まっているし、しかも今年は一週前にどえらい酷暑でこれはもうあかんのではと思っていたのだが、天気予報によると開催期間中は雨でしかも気温が上がらんらしい。酷暑より雨の方が走りやすいやろと思い、フルフェンダーを装備して岡山へ。この季節なので防寒もいらないし、最近買ったモンベルのサイクルレインジャケットとシャワーキャップを雨具として持ち、ウェアは真夏装備とした。どうせ濡れるのでテムレスとかシューズカバー、レインパンツみたいなのは持たない。レインウェアを着たって汗でぐちょぐちょになるのだ。

    今回はざっくり

    • 早島〜須崎 430km 22:00-22:00
    • 須崎〜尾道 270km 4:00-22:00
    • 尾道〜米子 295km 4:00-22:00
    • 米子〜早島 315km 4:00-22:00

    という大雑把な計画。毎日4時間〜4時間半ぐらいは寝るようにしたい。二日目以降は18時間を目処、須崎〜尾道の四国カルストは時間かかりそうなので270kmで18時間の見積もり。

    10日は16時まで自宅で仕事をした後、新幹線で岡山へ。岡山駅の時点で雨が降っていたので早島まで輪行にした。岡山駅からはトニーさんやっきいさんも同じ電車だった。

    Day 1: 10日-11日

    ブリーフィングを終えて外に出たらすでに豪雨になっていた。とりあえずレインウェアを着ておく。が、すぐに水没して意味のないものになってしまった。台風でもここまで集中的に降ることはないんじゃない?っていう雨の強さで道路も水たまりだらけ。AJ岡山でSR600の事務作業を担当しているという方(もえうどんさんというらしい)と話をしながら鞆町へ向かった。ここに来るのは今年三回目である。関東の民なのに。

    雨が止む気配もないし、雨雲レーダーを見たってこりゃあかんなしゃあないなって感じなのでさっさと切り上げてしまなみ海道へ向かう。ここも先ほどのもえうどんさんと一緒。渡船の営業時間外なので尾道大橋で向島へ渡る。因島大橋は上に道路が通っているので屋根がある構造だが、雨漏りみたいな状況で酷かった。生口島のローソンで一旦休憩を入れ、さらに南下。大島でもえうどんさんがパンク。ちょうどいいところにコンビニがあったし先に行ってくださいというのでここでお別れ。

    伊予西条のファミマへ。UFOライン前の最後のお店、かつしばらくコンビニがないので、ここでちゃんと食べて、ポケットにおにぎりやパンを突っ込んでおく。ここから一日目の最高地点までは寒風山トンネル、UFOラインと40km以上登る。時間かかりそうやの。4時間ぐらいだろうか。

    登っている時は雨が降っていたが雨雲の上に出たのか、UFOラインはそこそこいい見晴らしであった。下りはツルンといってしまいそうなコケが生えたところが多くて慎重に下った。長い下りは眠くなるな。

    いの町で久々のコンビニ休憩をした後、高知方面へ。

    高知競馬場!かつての経営難はどこへやら、最近は所属馬も全国交流で成績がよい。隔世の感がある。

    香南で折り返して須崎へ。雨は止まないし海岸沿いの単調な直線は眠くなるし、さらに車が飛ばしてるので怖い。

    21:30頃に須崎に到着し、ホテルの最寄りのファミマで食糧を調達してホテルへ。予定していたよりちょっと早かった。

    Day 2: 12日

    3時過ぎに起きて準備をし、ファミマで朝飯を食べて、4時過ぎに出発。尾道まで行く予定なので、カルストと獅子越峠を午前中にやっつければ午後は平坦としまなみをこなすだけ。

    出発してしばらくするともえうどんさんと再会。ホテルなし戦法らしい。カルストの登りの途中までを一緒に走り、補給するので先に行ってくれとおっしゃるので先に進む。

    ワァ……真っ白……

    獅子越峠へのアプローチは荒れた林道だった。

    内子、砥部を通過して松山へ。大昔に大洲の住民だったことがあるのでこの辺の地名には馴染みがある。

    しまなみをまだ残照があるうちになんとかクリア。20:30頃に尾道渡船の手前の台湾料理屋に入って夕食。

    渡船で渡ってすぐのところのホテルにチェックイン。2021年の岡山1200でもお世話になったホテルだ。予定より1時間ほど早いので出発を1時間早めて3時出発にする。

    Day3: 13日

    尾道からは岡山1200で通ったルートの逆走(一部違うようだが)。景色も見覚えがあるのでアウェー感なし。上下のセブンイレブンで休憩し、庄原東城のローソンへ。

    東城からさらにおろちループに向かって登っていくが、全体的に斜度が緩めなのであまり登っているという感覚はなし。北から南へ向かう方が大変じゃなかろうか。

    備後落合駅。鉄道ファンの聖地なのだという。

    おろちループ。この後はながーい下りで一気に時間を稼ぐ。この日は晴れて暑かった。

    出雲大社で写真を撮ってコンビニへ。さてここからが大変だった。出雲から宍道湖沿いに東へ進むわけだが、ずっと向かい風でなかなか進まない。グダグダになって江島のファミマで休憩し、なんとか美保神社へ。少し戻って境港駅の写真を撮り、宿のある米子へ。

    19:30頃に米子に到着。コースを外れて米子駅前のホテルに向かう途中にあった吉野家で夕飯を食べ、駅前のユニバーサルホテルへ。20時に到着したので予定より2時間早い。なので出発を2時間早めて2時にする。

    Day 4: 14日

    まずはコース復帰してすき家で腹ごしらえ。米子から鳥取県を横断して岩美町へ向かう。雨がポツポツ来ているが、もう雨とか雨具とかどうでもいいのでとりあえずノーガードで進む。湯梨浜のコンビニで休憩し、ブラックコーヒーをぐいっと一発決める。

    岩美町に到着すると進路を南に変え、岡山方面へ向かう。登りがいくつかあるが四国に比べたらかわいいもの。

    右手峠。うてとうげと読むらしい。

    美作市街へ向かって下る。そろそろ腹も減ってきていて、そういえばローソンでポプ弁でも食うかという気持ちで頭がいっぱいになりローソンローソンと考えながら走っていると美作湯郷のPCを完全に認識違いするミスで行ったり来たり。PCはローソンだと思っていたけど、正しくはセブンイレブンだった。迷子になってローソン目指して引き返したりしていたのはなんだったんだ。PCで飯を食べていると別の参加者の方がやってきた。別の参加者に会ったのはカルスト以来。が、店からなかなか出てこないうちに自分が先に出発したので特に会話もなく。

    あとは平坦なので調子良く飛ばしていたら和気町で車が抜いて行く時に水たまりに追いやられたところで後輪がパンク。近くに屋根のある場所があったのでそこまで移動して修理をした。やれやれ。

    19:30過ぎに早島に到着。美作で一緒になった方もちょうどゴールしたところであった。元々は郵送受付だったが澤田さんが来てくださったので、その場でブルベカードを記入して渡しておいた。そのあと澤田さん野望を語るトークが始まり、解放されたのは21:15頃であった。1時間ぐらい立ち話に付き合った。今回最大の峠だったかもしれない。

    近くの大阪王将で夕飯を食べて岡山に行った時の定宿になっているベッセルホテル倉敷へ。

    15日

    ベッセルホテルはとてもいい。毎回泊まっている。お気に入り。朝飯を食べてもう一度フィニッシュのコンビニへ。後続の皆さんを出迎えてから帰宅しましょう。

    と、コンビニまで行く途中に前輪がパンクした。やれやれ。

    おーのさん達を含むみなさんを出迎えて全員の所在が判明したところで終了。早島から輪行で帰宅した。

    岡山1300、RWGPS上だと獲得標高がえらい数字に見えてしまうけど、1300kmで13000m以下なので常識的な範囲内だと思う。UFOライン(1700m)と四国カルスト(1400m)が標高の高いところまで行くのでやや難易度アップであるが、配置的にどちらも普通に走れば日中の通過になる。また、四国をクリアして中国地方に戻れば最高地点のおろちループの700m程度なんて平坦みたいなものに感じる(尾道から小さなアップダウンを繋いでおろちループへ至るので一つ一つの登りは大したことないし斜度もない)。いずれにせよ、延々ときついアップダウンが続くというより、一日のうちのある部分に登りが詰まっていて残りは平坦みたいなプロフィールで走りやすい設計ではある。夜スタートでちょっと難易度が上がるけど、これはまぁ仕方ないかな。

  • Super Randonnée 上毛三山

    SR600JS(上毛三山)-overview – AJ群馬 Audax Randonneurs Gunma

    6月は日が長いのでSR600にはとてもよい。

    金曜日の4時発。スタート時は雨が降っていなかったけど、伊香保温泉への登りでポツポツ。榛名山を登っているときに本降りになってきた。今の季節は寒くもないし多少濡れても問題ないけど、レインウェアなしでは辛い雨だったので諦めた。

    上毛三山は前半の山場が景色の見所だと思うが、残念ながら一日目はただ真っ白な霧の中を走っていただけだった。さらに下仁田あたりからパワーメーターが普通に走っていても500wから700wあたりを示すようになったので、水没したかと思って何度も停車して軒先をお借りして拭き拭きしたりするものの全く改善せず。岡山1200のときも雨で異常値が出るようになったけど、雨の度にこれではなぁ。こんだけパワーが出るならTDFを優勝できるのではないか。あと、標高の値もおかしくなっていたが、これはまぁしょうがない。

    中之嶽神社への登坂中にザーザー降りになり、妙義山は一瞬たりとも見えなかった。下りも道路が滝のようになっていたのでおっかなびっくりで全然スピードが出せない。二度上峠からは浅間山が見えるはずだがこれも真っ白であった。

    長野原と草津でコンビニ休憩を入れて野反湖へ。野反湖では雲を突き抜けてようやくスカッとした景色を拝めた。雨で予定からだいぶ遅れていて、明るい内に暮坂峠を通過したかったが暗くなってしまった。21時過ぎに四万の宿に到着。元々は近所の寿司屋で夕飯にしようと思っていたけど、雨とパワメのトラブルで間に合わないこと間違いなしだったので、草津のコンビニで買ってあったおにぎりで済ませた。

    野反ダム – Wikipedia

    ちなみに野反湖は信濃川水系らしい。てっきり利根川だと思っていたのだが、野反湖を眺めたときにこれはどこから川が流れ出ているのだろうと思ったら、北側にダムがあるらしい。学びがあった。ブルベであちこち行って湖を見るたび、これはどこから川が出て、どこに繋がっているのだろうというのが気になって仕方ない。

    二日目は4時にスタートするつもりで起きたけど、外はザーザー降り。幸い5時には止みそうだったので一時間ほどゴロゴロして時間を潰した。ブレーキレバーがスカスカになってきたのでEQUALのブレーキキャリパーを調整してから出発。ポツポツ降っているぐらいなのでレインウェアなしで大丈夫なぐらい。

    中之条のコンビニで一休みしてからロックハート城に向かっていると反射ベストの方とすれ違う。どうもRさくらの渋峠行きの参加者だったようだ。

    水上のファミマ(北関東の際に立ち寄った)で休憩してこんろく峠までの食料を買っておく。なんせ長いし。片品のデイリーヤマザキ(北関東の際に立ち寄った)でまた休憩。こんろく峠も赤城山への登りも日陰が多くて助かる。赤城山なんて南側から登ると太陽にやられそうだが、北から登るので直射日光を浴びるということがなくて快適だった(登り自体はしんどいが)。

    赤城山から下りてきてからのアップダウンが大変。からっ風街道、名前からしてろくなもんじゃないだろうなと思ったが、嫌な予感の通りであった。

    まだ明るい内に草木橋に到着。あとは桐生まで。桐生駅前のホテルを予約してあったので駅の周辺で夕飯にしようと思っていたけど、駅前をうろうろしても何もないのな。一人だとこういう予習を全然やらないので結局コンビニ飯。

    三日目は4時にリスタート。最終日は市街地の平坦路と登りが一つだけ。登りは蛇喰渓谷というらしい。一部急なところがあったけど全体的に緩やかな登りだった。下りは狭い上に道が荒れてるし、対向車も来るしでちょっとヒヤヒヤした。

    9時半前に高崎駅に到着。10時14分に小田原行きがあるようのでそれに合わせて帰宅準備。スタート前日に登利平に行ったし、午後には雨が降る予報なのでさっさと帰る。高崎は武蔵小杉まで乗り換えなしで帰って来れるのでアクセスはいいな。宇都宮もだが。武蔵小杉に着いたらポツポツ来ていたので急いで帰った。

    上毛三山、高崎を中心に三方を山に囲まれた群馬の地形と群馬から一歩も出ないテーマが合致したいいコースだった。ダメだと思ったら高崎方面に下ればいいだけでエスケープもしやすいし万人向けのSR600だと思う。

  • Super Randonnée 北関東

    今年は早い時期から暑過ぎてBRMを走るのはもうしんどいので、自分で日程を選べるやつを走ろうと思い、6月はSR600の北関東を走ることにした。SR600はあんまり夜間走行をしたくないので夏場に走りたいところだが、かといって8月なんかに走ってしまうと下界で茹で上がってしまう(8月のSR600富士で完全に茹で上がった)。ので、時期的には6月の梅雨になる前が一番いいのではなかろうか。6月だと冬季閉鎖が解除されていない道もあるが、今年は坤六峠も関田峠も開通している。

    朝5時スタートで初日は津南までの240km。二日目は渋川までの250km。最終日は120kmだけの計画。

    初日は19時過ぎには津南に到着したので、夜間走行はほぼなし。今の時期だとまだ明るい。気温もそんなに上がらず快適な一日だった。序盤に金精峠まで行ってしまえば、坤六峠、三国峠とピークの標高が下がっていくのでメンタル的にもとても良い。また、三国峠や湯沢から十日町への峠越えはお馴染みのルートなので気楽である。町中で夕飯を食べてから綿屋旅館へ。

    二日目は関田峠と渋峠があるのでちょっと早めに出発したけど、日中の気温が上がって関田峠以降がグダグダになってしまい、渋川に到着したのが22時前になってしまった。思ってたより遅くなった。榛名山を登る前で日が暮れてしまったのでこの日は夜間走行あり。

    日頃の行いがよくなかったのか、渋峠の頂上付近だけ雲の中に入ってしまって真っ白なのが残念だった。あと、自分は体重もそこそこあるしクライマーではないのでやっぱり長野側の渋峠みたいな長い登りはあんまり好きではないですな。斜度があっても10kmぐらいまでの峠が続く方が取り組みやすい気がする。そういう意味でSR600京都みたいなのは結構好き。

    最終日は17時までにゴールすればいいだけなので、渋川のホテルでは目覚ましをセットせずに起きた時間で決めようと思って寝たところ、前日と同様に3時半頃に目が覚めた。というわけで4時スタートにした。だらだら寝てルートインの朝食を食べてからでもよかったのだが、ブルベ中の睡眠はアドレナリンが出ているからなのか早めに目が覚めてしまう。最終日は横根高原だけなので日中の暑い時間は走らなくてもいい。足尾への道はお馴染みの道だし、粕尾峠も足尾300で通ったことがあるので道もわかる。11時過ぎに無事にゴールした。

    せっかく森林公園に来たんだし一度登ってみたかった古賀志林道へトライ。なかなかに斜度がある登りだが、SR600を走ってきた後だと1kmの登りはあっという間だな。

    宇都宮まで自走して着替えて餃子を食べてから帰宅。

  • 20240507

    日本だと梅雨前の5月〜6月にかけて400km、600kmを走るというブルベの季節感があるけど、会津若松600では今年はもう夏かと思うような天気で、今後これが常態化するようならそれも厳しいのではないか。先月の青梅300も4月にしては暑かった。会津若松600の完走で今年のSR分は走ったし、他にエントリーしているブルベもないし、今年の200〜600はもう終わりにしたい。あとは夏に北海道へ避暑に行く。フィリピン代表でLRM副会長のCarmelaさんからフィリピン勢を引き連れて北海道1000へ参加したいと相談を受けたので、フィリピン勢を出迎える前夜祭を開催したいと思います。

  • 2024 BRM504 さくら600km 会津若松

    BRM504さくら600会津若松 | Rさくら/R Sakura

    北千住、自走で行ってもそんなに遠くないのでエントリー。都内縦断なので時間はかかる。BRM600を走るのはなんと一年半ぶり。

    宿は郡山(280km)か会津若松(350km)の二択だが、自分は会津若松に宿を取って、350km、250kmで走る計画。プロフィールだけを見ると特に難しいコースではなさそうだが、はて。

    鹿嶋のPC1に着く前になんかリアタイアが緩いなと思ったらスローパンクしていた。小さいホチキス針みたいなのがタイヤに刺さっているのを発見したので、原因を取り除いて無事に復活。しかしグラベルキング、本当によくパンクするな。まだ在庫2セットあるのだが。全部チューブレスだったら大丈夫だったであろうパンクだなと思うと、チューブレス運用の方が幸せではないかと思ってしまう。

    PC2まではかとうさんと一緒だったが、自分は会津若松まで行きたいのでサクッと補給を済ませて出発。ここからは一人旅。

    途中、矢祭のファミマで休憩を入れてから郡山のPCへ。久々にお会いするチクラレさんがいらっしゃったので一緒に御霊櫃峠へ向かう。峠の入り口でもう一人の参加者をキャッチして三人で喋りながら登った。ここは一人で夜に走るのは恐怖だと思う。PC名「御霊櫃峠のトイレ」ってそれはもう怪談の舞台じゃないですか。

    チクラレさんも自分もノーガードで御霊櫃峠から下ったけどさすがに冷えたので二人とも猪苗代湖沿いを走る前に上着を着た。

    会津若松の到着は23時半過ぎ。近くのコンビニで買い物をして駅前のホテルに到着したのが日付が変わる前。特に急ぐ用事もないので、明日の出発は6時頃でよかろうと思い、5時半にアラームをセットした。

    Zzz…

    で、予定通り6時頃に出発。

    鶴ヶ城で写真を撮ったり他の参加者と喋ったりトイレに行ったりしているとぜっとさんカマノさん隊がやってきたのでここから同行。仮想クローズに対して1時間ぐらいの借金だったはず。

    噂の塔のへつり。がっかりスポットだとは微塵も思いませんでした。思いませんでした。

    ぜっとさんの調子がイマイチぽく、上三依から鬼怒川までの下りでもスピードが乗っていなかったので、先に下ってPCで待つ。が、待てども待てどもなかなか来ない。補給もトイレも済ませて出発できる準備を終えたところにカマノさんが到着。借金は会津若松からさらに増えて1時間半ほどになっているのでこれ以上待つと間に合わんかもなと思い、先に行かせていただくことに。

    140kmで借金1時間半なら普通に返済できそうなものの、この日はずっと南風で向かい風。要求グロスが19km/h程度なので下り基調で風がなければなんてことはないのだが、向かい風で巡行が20km/hそこそこになってしまう。さらにGWの渋滞もあって全然進まない。焦る。

    途中でキャッチした二人の方とパックで古河のPCに着いても20分ほどの借金生活。あと4時間で66kmほど。最後は都内の信号で時間がかかるしレシートをゲットする時間も考えるとあまり余裕がない。ウイダーインゼリーを流し込んですぐに出発。

    PC出発後も渋滞に巻き込まれて焦るが、下ハン持って空気抵抗を減らしてなるべくスピードを落とさないように踏み続ける。要求グロスは時間が経てば下がっていきそうなものだけど、向かい風でスピードが乗らず全然下がらない。めちゃくちゃ焦る。

    江戸川沿いでかとうさんをキャッチ、さらにもう一人のRaphaジャージの方をキャッチして三人のトレインになってようやくスピードが乗るようになった。自分がヘロヘロになってきた時にさっと前に出てくれたRaphaジャージの方には大感謝。江戸川沿いは信号もないし向かい風の中で25km/h程度を維持できたので一気に借金を返済できて、クローズまで残り1時間半ぐらいのところでようやく40時間内に間に合うと思えた。それまでは全然間に合う気がしなかった。

    ゴールには21時半過ぎに到着。いやー疲れた。道中で借金抱え過ぎたのが原因だけど、こんなに疲れた600kmは初めてだ。江戸川沿いで一人だったら39時間55分とかだったと思う。

    輪行で帰ろうかなと思ったけど、汗だくなので自重してえっちらおっちら自走で帰った。

    605.2 km Ride Activity on May 4, 2024 by Masaru I on Strava

    日光以降の心拍の上がりっぷりが今回の切羽詰まった状況を表しているな。

    あと、ブルベは600kmが一番しんどくなったんじゃないかな。ブルベは長ければ長いほど要求される速度が低下していくので、長くなれば走り続ける時間は増えるけど、速度が要求されない分だけ楽になる。岡山1200だって制限時間を気にすることはなかったし、昨年の東京1900も制限時間を気にした瞬間は1ミリもなかった。ACPのルール改定(公開作業をToDoに入れたまま何ヶ月も放置していてごめんなさいという気持ち)で途中のコントロールの通過時刻を厳密にチェックしなくなったので、1000kmにおいても600kmまでは15km/hというのも厳密に判断されなくなった。全編を通しての要求が15km/hである600kmはしんどいと思う。ただ、今回自分でやってみて実感したけど、過剰に借金を抱えた状態はどうしても多少の無理をする必要があってリスクが増えるので、基本的にはクローズ時刻に沿って走るべきだろうなとも思う。

  • 2024 RM420 岡山1200km 春輝

    2021年に続いて今回も参加。

    昨年、LRMのカレンダーが出た段階で前LRM会長だったMark Thomasさんより連絡があり、「岡山1200を走るので相談に乗れ」ということで、アメリカとオーストラリアの面々のグループチャットに入れられた。MarkはLRMの総会以来、オーストラリアのPeterやWarren、Chrisは自分がPerthに行った際に一緒だったので顔馴染みの面々である。いろいろと相談に乗りつつ、道中の宿も彼らと同じところを予約した。前回はゴール後すぐに帰宅するつもりだったのでさっさと帰ってきたが、今回は後泊するつもりなので外国からの参加者との交流を楽しみつつ走るつもり。

    前日は朝から新幹線で移動。13時過ぎに受付会場に到着したが、他の方々は全然来ておらず、澤田さんや森脇さん、マヤさんが準備をしているところだった。しばらくすると外国勢がやってきたので久々の再会を喜び、自分は一旦前泊の宿へチェックインのため会場離脱。途中、Chrisとすれ違った。宿は前と同じベッセルホテル倉敷。他の参加者も大勢泊まっている定番の宿である。

    18時からのブリーフィングに参加し、終了後はさっさと宿に戻って就寝。

    Day 1

    一番最後の枠の4時半にスタート。おーのさんと一緒にちんたら走っているとあっという間に他の皆さんが見えなくなった。飛ばしすぎではないか。

    瀬戸大橋のチェックの後、おーのさんがトイレへ離脱。一人先へ行くとリカンベントのPeteがやってきたので後ろにくっついていく。平坦はめっちゃ速い。が、登りで追いつく。

    牛窓のチェック。

    写っている自転車はすがやさんのもの。閑谷学校の前で近畿のかたやまさん(おくさんの方)と遭遇。大昔に神戸班のゴール受付に遊びに行って以来である。自分は吉永駅前のローソンでガッツリ飯にした。西東京の歯なし(おーのさんによるネーミング)くんと一緒になった。おーのさんが来ないことを不安に思う。そしてこの先は前回シフトワイヤーが切れて真っ青になった区間である。変速をするたびにドキドキしてしまう。途中で歯なし君が追いついてきて(んだっけ?)、一緒に進むことになった。

    佐用のPCでは前のウェーブの方々もいてボリュームゾーンになっているようだ。ここからがこの日の山場。とはいえ、今回はワイヤーが切れてないので変速できる。歯なしくんと一緒で喋り相手がいるし、長い登りも恐るるに足らずである。

    17時半頃だったか、雨がポツポツきたので道の駅はがで止まって作戦を検討。歯なしくんと天気レーダーを確認していると、後続も続々とやってきた。みんな考えることは一緒だ。幸いそんなに強い雨にはならなそうなので、特に雨装備を着ることなくそのまま続行。

    戸倉峠を越えて長い下の後、鳥取市に近づいたところで歯なしくんがトイレ離脱。また、昨年ランブイエでお会いした島根のランドヌーズはんださんにも再会した。吉岡温泉のPCに到着しても雨がポツポツは変わらず。強い雨にはならないっぽいので倉吉までは二時間程度なのでさっさと行ってしまう。

    倉吉での宿が歯なしくんとは別なので駅前で別れてコンビニで飯を調達した後に宿へ。Mark達の到着を出迎えてから翌日のスタート時間を確認して就寝。

    Day 2

    Peteはすでに出発してしまったようだ。相談してたのに先に行ったという話を聞いてChrisがぼそっと「That’s Pete」と一言。オーストラリア勢からもそういう認識なのねw

    歯なしくんも同じ時間帯に出てきたので今日も一緒である。蒜山のPCでは座敷に上がり込んで休憩。

    この先は大山のアップダウンが控えるが、まぁ今年はワイヤー切れてないのでめちゃ気楽。前回は延々と押し歩きしたしな。

    大山は雲の中です。

    大山のアップダウンを走っている際にMarkがAJ岡山の三角リフレクターをつけているのを見て、自分もバックパックにAJおにぎりつけてるしなぁと背中を触るとない!バックパックを蒜山のPCに置き忘れてきたようだ。レインウェア一式をバックパックに入れていたので雨装備がゼロになってしまった。森脇さんがこの先の有人PCに届けてくれるそうだが、そこは三日目に通過の予定。二日目はレインウェアなしで凌がないといけない。

    しかしそういう時に限って雨が降るもの。朝からずっと一緒の歯なしくんが上下とも着込んでいる中、ノーガードでやっていく。一応サドルバッグにペラペラのジャケットを入れているが、あれはレインウェアではないのだ。

    途中、外国人のお世話係ということでマヤさんからメッセージが来ていたので江島大橋を通過したところで折り返しの電話をする。どうも今夜の宿のチェックインで深夜は対応できないかもという問題が発生しているようだ。Mark達には先に行ってもらって宿の人とマヤさん(有人PCに向かう途中だったので宿にいる)を交えて交渉し、なんとか夜中遅くまで対応していただけるようにした。そうは言ってもあまり遅くなってはいけないので頑張って早く着くようにしたい。

    さくら公園。レインウェア持ってないおじさんになったのでずぶ濡れになりつつある。まぁこの時期にしては寒くなかったので随分助かった。

    歯なしくんのCHERUBIMと私のEQUILIBRIUMです。

    ここに立ち寄れというルートになっていた。

    道の駅キララ多岐を通過した後は各自なるはやで奥出雲サイクリングターミナルへ。どっか行ってしまったと思っていたMarkが単独で先行していたのもキャッチ。奥出雲の宿の最寄りのファミマが日曜の夜に限って営業していないという痛恨の事態もあったけど(Googleマップにはその情報はない)、無事にみんな到着した。立川さんを待っていたが眠さに負けて先に就寝。

    Day 3

    Mark達と一緒に出発。今日はおろちループへの登りから。

    おろちループは真っ白であった。

    油木のPCは仮眠所になっているのでいろいろな方と再会した。おーのさんとも久々に再会。一日ぶり!三日目は途中でMark達御一行とはぐれちゃったので(多分自分が先行している)、このまま一人で行ってしまう。

    三原以降は二ヶ月前に広島400で走ったところのまんまである。あの時は真冬の夜の雨で大変だったが、今回は曇っているだけで雨も降っておらずちょうどよい感じ。

    とびしま海道には夕暮れ前に突入することができ、ちょうど日が暮れてしまう頃に関前のPCに到着。とびしま海道の復路は島の南側を通るけども真っ暗で実に不気味であった。

    とびしま海道から脱出したところでファミマ休憩を入れると店員さんが「今日は何かのイベントですか?」と聞いてきたのでみんな同じところで休憩していたのだと思われる。休憩後は無心で三原へ。だいたい想定していた通りの時刻にホテルに到着。Mark達は昼間にチェックインした上でとびしま海道往復へ向かったとホテルの方に聞いたので、特に待つこともなかろうと思ってさっさと寝た。

    Day 4

    ホテル最寄りのファミマで朝飯にしていると、Markが「やれやれホイールにクラックが入った」と言って登場。昨晩のとびしま海道からの帰りにチャッターバーを踏んでしまったらしい。「(ホイールは割れたけど、落車はせんかったんか。さすがやな……)」と思った。

    最初はMark御一行と一緒に走っていたけど、信号停車で離れてしまい、その際にどこかのコンビニに入ったのだろうか、先を急いでも全く追いつかなかった。吹屋の登りで追いつくだろうと思っていたけど、ついに吹屋まで追いつかなかった。こりゃどっかでパスしてしまったな。

    吹屋でかたやまさんと再会したのでしばらく一緒に走る。が、下りは自分の方が落下速度が速いのではぐれてしまった。

    ゴール前の最後のPCの数キロ手前のコンビニ(PCではない)で休憩している池上さんを発見。こりゃいいやとトイレに駆け込んだ。眠い眠いと仰っているのでここからは一緒に行くことにする。

    最後のPCで補給を済ませて池上さんと出発しようとしたところにかたやまさんが飛び込んできた。「1分だけ待ってください!」と仰るので、最後は三人で早島へ。

    そして18時前に無事ゴール。おつかれさまでした。

    ゴール後、おーのさんを待つという口実で22時過ぎまで長居してしまった。退出してホテルへ向かう段階でザーザー降りになったので道中一度も使わなかったレインウェアをついに使用。活躍の場があってよかった。

    翌日の朝に新幹線で帰宅。岡山1200はバラエティに富んだアップダウンがあって楽しいコースなので次回の開催があればまた参加したい。

  • 2024 BRM413 たまがわ300km 青梅

    久々に同じブルベを走る方もいてランドヌールとの交流を楽しもうと思ってたんですが、スタートして早々にちぇりー先生が道路の陥没穴に落ちてパンク。初めてパンクしてるところを見た。そんなこんなであっという間に最後尾になり、権現堂の桜に寄り道をしたりしていたので、最初のコントロールに到着した時点で誰もおらず、Hさんが出発していく背中が見えただけ。

    その後も途中で休憩を入れたので、コントロール2に着いた時点でも誰もおらず、N2ブルベみたいになってしまった(コントロール2には途中で昼飯休憩をしていたらしいHさんが後から到着した)。鶴峠の終盤に歩いている方をパスしたぐらいで、バス停に到着した時点でようやく他の参加者と交流が生まれた。

    鶴峠以降は下り基調で楽チン。ただ、深夜といえども関東平野を横断するのはストップアンドゴーが多くて大変ですな。

    自走帰宅なのでゴール受付を済ませてすぐに退出。途中五反田で飯を食ってから川崎に到着。なんとか日が上り切る前に帰宅して布団にインしたので、日曜の幕開け前にブルベを終わることができたといえる。めでたしめでたし。

    【日本一】鴻巣‐吉見間を流れる荒川の川幅(2,537m) – 鴻巣市公式ホームページ(秘書課)

    https://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000670316.pdf

    なるほど理解した。

  • 20240410

    岡山1200、外国からの参加者はほぼ知り合いなので彼らのメッセンジャーのチャットに入れられて宿や補給に困りそうなポイントなどなどの面倒を見ているが、主催者から「オーバーナイトコントロールで仮眠できますが、いっぱいだったら仮眠できません」と案内されるとどうしようとなるよな。そりゃそうなんだけど早い者勝ちってことでしょ。ブルベはそういうものなのかもしれないけど、異国のブルベでそう案内されると困惑するよなぁと思う。というわけでMarkやPeteと調整して三泊とも自分たちで宿を取った。今回は当日中に帰宅するつもりはないのでのんびり走る予定。

  • Fleche Nihonbashi 2024

    2024 フレッシュ日本橋 | Audax Randonneurs Nihonbashi

    今年は松本から山中湖経由で東京タワーまででコースを申請した。当初はジェイソンが台湾と香港から友人を連れてくるという話をしていて、二チーム作るつもりだったけど、昨年末までにジェイソンともう一人の台湾の女性だけになったので、その女性含めて六人でチームを組んだ。ところが台湾の女性もエントリー後にどうしても都合がつかなくなったので、メンバー変更でAJ神奈川のすぎうらさんに入ってもらって六人でのチームとなった。六人なのでおーのさんの手持ちのタンデムを投入し、体のサイズが同じぐらいのおーのさんとおばたさんがタンデムに乗ることになった。

    金曜の午前中のあずさに乗って松本へ。おかださんと同じ車両であった。そこに自転車を持たずに軽装で登場するおばたさんが合流し、すぎうらさんが合流し、最後に成田までジェイソンを迎えに行ったおーのさんとジェイソンが18:30頃に到着した。そして早速タンデムの組み立てでメカトラ発生。チェーンがゆるゆるにしか張れないので、コマを一つ詰め、その間におかださんが近所の自転車屋にチェーンを買いに走るというチームメカトラに相応しい幕開けとなった。

    自分の自転車もホテルに着いて部屋に持ち込もうとした段階でホイールから異音が。どうもカーボンのリムの内部で異物が転がっているカラカラ音がする。どこからそんなものが入るのだろうか。ニップルが外れてたり、触れてたりするわけではないので、まぁとりあえず走るのは問題ないのではという結論。その後は、近所のラーメン屋で夕飯にし、さらに居酒屋に移動して前夜祭を開催。

    当日は7時に松本城前のコンビニ発なのでその前に松本城で集合写真を撮影。レシートをゲットしてスタートして数分。1.9km地点でタンデムのチェーンが外れるトラブル。先が思いやられる出だしである。とはいえ、タンデムの二人は昨年末から何度かタンデムでブルベに参加していて息もあっているし、塩尻峠の登りも普通にクリア。速度的には全然問題なさそうだ。

    と思っていると、富士見峠への登りでジェイソンがパンクで停車。タイヤに穴が空いていたわけではないのでバルブコアの緩みかゴムの劣化だろうか。シーラントを投入し空気を足して続行。白州あたりまで降りてきた時にガソリンスタンドで空気入れを借りてさらに加圧。

    で、道の駅白州で今度はジェイソンのバイクのボトルケージの緩みが発覚。ところが、セキュリティ対策でネジの形状が特殊なやつなので回せない。フォークを買ってきて強引に増し締めし、タイラップで固定して対策した。

    若彦トンネルへ向けて登っている途中で今度はすぎうらさんがパンク。こちらはチューブドなのでチューブを交換。メカニックおーのが手伝ってサクッと復帰。おかださんはいつもとホイールが違って固さに慣れないようで、異常に脚に来ると言っている。全員何かしら異常を抱える事態になり、チームメカトラの本領発揮。

    三国峠のとこ。ジェイソンに富士山を見せたいと言うのが今回の大目標だったので、天気も良く、暗くなる前の到着で、完全に目的を果たしたと言える。

    明神峠のオリンピックモニュメントで写真を撮っていると富士スピードウェイの方から花火が打ち上がるのが見えた。どうも富士スピードウェイの花火大会のようだ。「昨年はsnowworksだったけど、今年はfireworksだ!」とジェイソンが大盛り上がり。めっちゃタイミングが良かった。

    そして富士スピードウェイまで降りてきたところでジェイソンのブレーキパッド異常。SRAMのブレーキパッドだけど、おーのさんが以前ジェイソンの自転車の面倒を見た時に経験を元にサクッと対処していた。素晴らしい。さらに三島で自転車屋に寄ってパッド調整。おかださんが下調べしてあった情報が役に立った。

    函南で205km。この時点で一時間以上借金があったけど、小田原まで行けば国道1号と国道134号で借金返済できるだろうという見込みで気楽に構えていた。しかしタンデム組はかなり脚にきているようで、コンビニ休憩中もおーのさんの脚がプルプル震えており、相当無理をしているようであった。

    熱海峠からの下りでMOA美術館前を通るルートを選択したのだが、というか修正させられたのだが、ここでミスコースをして無駄に下ってしまったのがよくなかった。登り返してMOA美術館に着いたところでタンデムの二人がハンドルに突っ伏してしまった。これはかなり無理をしているぞ。そもそもファミリータンデムなんて公園でキャッキャウフフと乗るものであろう。横須賀のPCまでは距離があるので大磯のファミマで休憩を入れたが、おばたさんが虚無になっていた。

    逗子の渚橋の交差点では借金を完済しているだろうと思っていたが、この時点でもまだ借金。そこからはなかなかペースが上がらず借金も全然減らない。301kmの三浦海岸のミニストップをPCにしていたのだけど、到着までまだ数kmある時点で先頭のおかださんから「今PCのクローズ過ぎました!」の声。いよいよ焦る一行。22時間地点は横浜駅のところのコンビニを指定していたけど、ここまでのペースからすると到底無理。PCに着くとジェイソンは眠くて横になってしまったし、タンデム号の二人はかなりキテいる。おかださんと自分で当初の340kmまで行くのは無理だろうと判断し、手前のコンビニを探す。336km、334km、333kmあたりにコンビニがありそうだ。そうは言ってもすでに3時を過ぎているし、22時間の5時までもう二時間もない。ここからは信号峠で停車も多い。336kmを目標にしていたものの、走っているとこれは無理だなという空気になり、334kmに下方修正し、そこになんとか滑り込んで22時間地点のレシートをゲット。

    22時間地点でおーのさんはうずくまって動けなくなり、おばたさんは虚無の表情で寿司を食っている。

    366kmまで行くのはもう無理やなと言うことで、またまたコンビニ探し。さらに信号が多くなるので、走りながらも随時相談で、364km、363km、362kmと1km刻みでコンビニを把握し、最悪360kmのところでも可というチキチキ進行で進んでいく。そして360km地点である戸越駅を通過したのが6時50分頃。

    そこから五反田へ下り、五反田駅を通り過ぎたところの362kmのコンビニで終わろうと思っていたけど、まだ信号がいくつかあったので、手前に見えた361kmの西五反田の交差点のファミマで終了とした。なんとか360kmを超えることができた。

    そのまま千駄ヶ谷のホープ軒に移動して朝ラーをキメ、ナイスプレイスに行った後、近くのカフェでランチを食べて解散になった。

    今回のチームの面々は四年目だけど、楽観的な人ばかりなのでどれだけ借金抱えようがメカトラが起ころうが重い空気にならないのでとても楽。去年の段階で一旦区切りにするかとは言っていたけど、ジェイソンがまた来年もと言っているので、そう言ってくれている内は全力でその話に乗っかっていく所存。

    翌日は神田でジェイソンと飲んだ。また夏に日本に来ると言っていたし、すぐに再会するでしょう。