Category: uncategorized

  • BRM1002 たまがわ200 定峰 別働隊ラーメン班の記録

    今回の定峰200は、主催者であるないとさんがゴールでお手製のラーメンを振る舞うということで、スタート・ゴール受付とは別のラーメン班スタッフとして参加した。まず、9月の半ばに初台でラーメン班のキックオフミーティングを実施し、スケジュールや作業の概要を確認。その後、ウェブで情報共有しつつ、定峰200の週末を迎えた。

    Day 1: 9月30日(金)

    まずは金曜日の夜の買い出しと仕込みから。
    当初の予定では本番前日の土曜日から準備に参加する予定だったが、自分の場合、仕事の繁忙期も終わっていて、金曜日は早めに退社したので、帰宅してすぐに自転車で仕込み場所であるカトリック高円寺教会へ向かった。21時頃に到着すると、ちょうど店主ないとさんが車で買い出しに出かけるところだったので、そのまま同乗して中野のハナマサへ。ハナマサも店舗によって置いてある部位が違うようで、「今日の仕込みに必要なのはここで買うけど、明日は他のとこで別の部位を買ってくる」とのこと。趣味の域を超えている。160人分だけあって買う量もすごい。



    ガラや卵、野菜を買って高円寺教会へ戻り、22時前から仕込み開始。下茹でしたガラの血が固まっている部分を削ぎ落とし、スープ用の寸胴にぶち込んで本茹で。並行して割り下を作ったところで一日目は終わり。時刻は日付が変わって午前1時。店主はそのまま教会に泊まりとなったが、自分は一旦帰宅。環七→駒沢オリンピック公園多摩川沿いに出て武蔵小杉まで一時間程度。

    Day 2: 10月1日(土)

    9時頃に起床。定峰200の認定試走をしたかったのだが、雨も降ってるし、今回はパス。白馬・木崎湖600、伊勢1000と二回連続DNFで終わっているので、完走して気持ちよくシーズンを終えたかったのだが仕方ない。ささっと洗濯だけして、今度は電車で高円寺へ。13時半に合流。




    この日からないとさんのラーメン作りの弟子の方が二人、助っ人として参加。これにラーメン班であるはやんさん、tudumiさん、かとひさんが合流して丸一日作業。黙々とニンニクの皮を剥く。キャベツを切る。ガラの肉を削ぐ。
    この日は追加の買い出し、味付き卵、煮豚、野菜の下準備、スープの仕上げをし、当日運び込む荷物の準備をして21時頃に解散。店主(主催者ともいう)はラーメンに加えてブルベ自体の開催業務もあるので本当に大変そう。
    翌日も早いので帰ってすぐ寝た。

    Day 3: 10月2日(日)

    4時45分に二子玉川に集合ということなので、3時に起きて、4時過ぎに自転車で出発。4時半頃に二子橋を渡っているとスタート地点にライトの明りが見えたので、「もう参加者が来てるのか」と思ったけど、警察官が二人、巡回しているところだった。なぜ?
    スタート受付用の機材を下ろし、受付開始。天気もよく、絶好のブルベ日和になりそう。


    8時頃にスタートを撤収し、癒しふれあい館でゴールの設置とラーメン用の荷物一式を車から下ろす作業。これが済んでから一旦帰宅。翌週は飲み会続きで時間がないため、自宅の食料の買い出しをして、11時半頃にもう一度癒しふれあい館へ。
    12時にキッチンカーが到着し、いよいよそれっぽくなってくる。キッチンカーまで登場すると道行く人にも声をかけられたが、今回は売り物じゃなく、ブルベ参加者への炊き出しだということを何度も説明した。というか、急遽登場した謎のラーメン屋だけど声をかけてくる人が一定数いるものなんだなと感心してた。


    先頭がゴールするまでは時間があるので、試作品を作って店主の味見。ちょっと飲んだだけで、スープと割り下の割合を変えようとか、ちょっと火の通し方が弱いんじゃないかとか、まったく本物のラーメン屋の店主のようだ。ラーメン班もラーメン作りを一通り実際にやってみて試食。うまいうまい。200km走った後に食べれば、程良い塩分が体中に染み渡るであろう。結局、弟子の方二人に加え、ラーメン作りによく参加しているらしい店主の娘さんとその友人一同が助っ人として応援にきてくれたため、ラーメン班がラーメンを作ることはほぼなかった。



    15時頃からぽつぽつとゴールしてくる参加者がいて、ピークは二回ほど。6時スタート組、7時スタート組のクローズ30分ぐらい前だったと思うけど、癒しふれあい館の外まで受付で並ぶぐらいの大繁盛。キッチンカーでのラーメン作り担当は本当に大変だったと思う。助っ人の若者たちに感謝。
    最後はおかわり解禁となったので、最後まで残っていた人は何杯もおかわりしていた。用意した160人前はすっからかんになった。定峰200の参加者は当然として、スタッフに加えて、普段ブルベに参加している近隣のクラブの方がゴールに遊びに来た場合も無料で提供しようという店主の心遣いがすばらしい。
    22時頃にキッチンカーの引き取りが来て、22時半頃にその他の片付けが終了して、ラーメン班は解散。参加者にも好評だったようだし、大成功だったと思う。
    店主ないとさん、来年もブルベのゴールでのラーメン炊き出しを企画しているので、楽しみにしたい。

  • 20161002

    定峰200炊き出し班、22時半過ぎに解散。おつかれさまでした。
    自転車かっ飛ばして帰宅して凱旋門賞の中継に滑り込みセーフしたものの、マカヒキ残念だった。というか、ムーアがすごい。

  • 一旦帰宅

    独身おじさんは食料の買い出しなどをする必要がある。

  • 起きた

    準備して二子玉川へ。

  • 20161001

    昼過ぎから電車で高円寺へ出向いてお手伝い。今し方帰宅。明日は5時前に二子玉川なのでさくっと寝る。

  • 帰宅即

    自転車でお出かけして高円寺へ。定峰200の別動隊の準備をして、1時過ぎに撤退。高円寺までは片道一時間程度。久々にブルベ装備を全部外したら軽くて笑った。

  • 雷雨の中の伊勢観光

    前日のDNF後、21時頃には寝てしまい、5時過ぎには目が覚めた。いわゆる「知らない天井だ」です。天気はあまりよくないが、雨は降っていない。

    朝風呂に入って、8時前にはチェックアウト。なお、リゾートイン二見の大浴場、夜と朝に使ったけど、どちらも貸し切り状態でとてもよかった。あと、自転車をロビーで室内保管させていただいた。ありがたい。
    ホテルを出て、まずはすぐ近くの夫婦岩へ。


    ブルベの途中ならじっくり観光とはいかないが、時間はたっぷりある。通りがかった家族の写真を撮ってあげたら、キミも一枚撮ったろということで写真を撮ってもらった。Facebookにポイー。
    市街地に戻って伊勢神宮へ。外宮前の観光案内所で話を聞くと、「外宮だけ行って内宮に行かないのはもったいない。外宮へ行って、その後内宮へ行くのが順当なルートです」と言われたので、まず外宮へ。
    と、ここで雨が降り始め、雷も鳴っている。駐輪場で雨雲レーダーを確認すると、これから本降りになりそうなので、本日もレインウェア着用となった。この雷雨が東へ行くので伊勢1000三日目に浜松、御前崎を走っている参加者を直撃する。昨日、ほとんどの参加者は「三日目は晴れ予報だから!」と伊勢のPCから走り出していったが、試練は続きそうだ。健闘を祈るとしか言えない。



    外宮を参拝して、駐輪場に戻ってくると、雨合羽を着て自転車(ラレーのMTB or クロスバイクだったように思う)でやってきた若者がいた。話を聞くと、一週間ほどかけて東京から国道1号を走ってきた大学4年生らしい。自転車乗りはこういうときあまり壁がないもので、20〜30分ほど雨宿りついでにいろいろと話をした。こっちはブルベというもので来てるという話をすると、目をキラキラさせて、「帰ったら検索してみます!」と言っていたので、またどこかのブルベで会うことがあるかもしれない。
    彼と別れ、自分は内宮へ。


    雨が降っているからか、神聖な雰囲気が一段と増しているように感じられた。

    内宮の近くには足神さんと言われる健脚の神様・宇治神社というものがある(前日にCさんから聞いた)。内宮から歩いてすぐ。野口みずきさんが五輪前に参拝に来たことでも有名らしい。残念ながら改修工事中ではあったが、ランドヌールたるもの、健脚の神様にはお参りしないわけにはいかない。DNFした後に健脚の神様の宇治神社に参拝する意識の高さ。



    帰りの輪行近鉄宇治山田駅から。切符発売窓口の駅員がやたらフレンドリーだった。伊勢のPCで名古屋から参加されてた方と話をしたのだが、「JRだとローカル線扱いであまり本数も多くないから、名古屋まで戻るなら近鉄がオススメ」と言われてたので、ありがたくアドバイスに従った。駅で味噌カツ海老フライ弁当を買い、急行で名古屋へ(特急は席が取れなかった)。名古屋から新幹線であっという間に新横浜。35時間かけて走っていたところを、4時間で帰ってきた。
    新横浜で横浜線のホームに下りると、同じく伊勢1000に参加されてたR東京スタッフのKさんとばったり。伊勢のPCでも見送ったし、なんでまたと思ったが、伊勢を折り返した後に膝が痛くてDNFして、岡崎の宿で輪行袋をピックアップしてから撤退してきたということらしい。自分は菊名で乗り替えだったので一駅しかお話できなかったが、こういうときは積もる話があるものだ。「ぜひ石和健康ランドのR東京の忘年会で話しましょう」と言われたので、予定を空けておこうと思う。今年はR東京にはお世話になった。
    結局、ブルベの二日間とこの日も雨だったので、雨中の三日間だったけど、自転車旅としてはなかなか満足度が高かった。旧伊勢街道を走って、伊勢神宮と足神さまである宇治神社に参拝して、味噌カツ弁当を食べながら輪行で帰ってくるの、ブルベこそDNFだが、自転車旅としては100点満点といえるものだ(雨が降らなければさらに点数が上がったが)。なかなかよいシルバーウィークだった。来週もイベントのある週末なので(もう今週だが)、良い週末になることを祈ろう。

  • BRM922 東京1000 ええじゃないか伊勢

    BRM922 東京1000 ええじゃないか伊勢
    首の凝りで頭が上がらなくなり、伊勢のPCでDNFとなった。コンディションが悪く、学ぶべき点の多いブルベだった。間違いなく経験値は上がった。
    6月の白馬・木崎湖以来、夏場は休日出勤ばかりでまったく自転車に乗れず、そんな中、休みが取れそうという理由だけで、8月31日の追加募集の締切ギリギリに衝動的にエントリーしてしまった。そういうわけでなんとか体を動かす時間を確保せねばと思い、9月に入ってから夜に自転車に乗ったりしたものの、結局この夏は100kmも乗れなかった。体力面はだいぶ不安だった。
    加えて、9月半ばまで繁忙期が続いたため、コースの近くに何があるかの把握もせず、主催者提供のルートラボの注をざっと確認しただけ。走行計画はざっくり、ドロップバッグなしで荷物は全部持つということにしたので、これもまた不安な点だった。
    荷物は当社比過去最高を記録したはず。全行程(ゴール後に甲府から自走で帰る予定だったので、その分も含む)を録画するつもりだったので、アクションカム用のバッテリーを計4本。Anker 20100mAhを2本、cheero 13400mAhを2本。あと、スマホ用にSANYO eneloop mobile booster 5000mAhを1本。ライト類の電池は単三、単四計で50本と、これだけでもかなりの重量になった。それに着替えやらレインウェアやらを追加していると、自転車を持ち上げたときに「ウッ……」となるような重量に仕上がった。平坦基調のコースなのでこれでも大丈夫だと思っていたが、豊川から岡崎に抜ける峠で、初めてブルベで押し歩きをした。
    などなど、体力面と準備、装備面に不安がたくさん、一方で浜名湖までのコースは春に走っているので安心。浜名湖〜伊勢〜浜名湖富士川橋から甲府までは未知のルートだが、それでもコースの半分ぐらいは知っている道というのは心強い。
    なお、雨が降っていたので、写真をほとんど撮っていない。

    Day 1: 9月22日(木)

    前日は午後休を取って早々に帰宅し、GPSのルートの最終確認をした後、21時頃に寝た。3時頃に起きると雨が降っていて、雨雲レーダーを見ても雨が止むことはなさそう。1日目と2日目は雨予報が出ていたし、仕方あるまいと意を決してとどろきアリーナへ。

    5時スタートは10人程度。ブリーフィングの前に車検を済ませていたので、みなさん早々に飛び出していってしまった。GPSやアクションカムの設定をしていたので5分ほど遅れて最後尾からスタート(スタッフの方がもう一人いた)。
    中原街道を走っていると、信号峠でやっと先にスタートした集団に追い付く。最後尾にくっついて走っていたけども、随分ペースが緩い。雨で全然ペースが上がっていない。かといって、追い抜くほど遅くもない。R東京がよく使う平塚北豊田のコンビニまでいつもより10分〜15分程度時間かかるかなというぐらいのペース。
    この頃、神奈川県には大雨警報が出ていたらしく、途中でKさんがコンビニに逸れ、そのままDNFした模様(タイヤトラブルだったらしい)。早めのDNFが正解というか、完走を除けばDNSが正解なんだろうなと思った。先頭にいたKさんがいなくなり、集団もばらけ始め、国道1号に出る頃には5時スタートの集団も散り散りになったので自分のペースで走る。いつものルートで熱海へ。
    で、熱海から函南への峠。これが今回のコースで唯一の大きな峠。浜名湖600のときもえっちらおっちら登ったけど、今回はなんせ荷物が重い。早々にインナーローに入れてヒッヒッフーの息遣いでなんとか登り切った。
    函南まで下りて来ると雨がマシになった。

    PC1 サークルK函南平井店(108km) クローズ時間12:12 通過10:57 (貯金1時間15分)

    ここからは平坦区間。沼津から由比にかけての間は雨が止んでくれたので助かった。途中、興津のたい焼き屋でCさんが共食いしているのを見た。とりあえずウェーイ!と言っておく。
    残念なことに、清水駅の近くに差し掛かるとまた雨が降り出した。やれやれ。

    通過チェック ファミリーマート駒越店(171km) 通過14:23


    通過チェックのコンビニで休憩し、いちご海岸通りから宇津ノ谷峠へ。今回は大正トンネルを抜けて焼津へ下る。登ったというほど登らない。ここは丘みたいなものだ。
    焼津駅を抜けてから港の方を通ってダラダラと平坦が続く区間、春はここで参ってしまい、途中で休憩を入れたけど、今回は元気だったので、御前崎のPC2までノンストップで一気に行った。大体想定通りの時間。

    PC2 セブンイレブン御前崎港店(242km) クローズ時間21:08 通過18:13 (貯金2時間55分)

    次の岡崎の通過チェックの前に、浜名湖弁天島のコンビニ(300km地点)で一旦休憩を入れる予定で再スタート。たぶん21時半ぐらいに着くだろう。夜にこの御前崎から浜松への区間を走るのは、初見だとかなり退屈と思うが、一度走っているので大丈夫。問題ない。

    休憩地点 サークルK弁天島店 通過21:30

    ほぼ想定通りの時間で到着した。ここまで300kmほどを走って、約3時間半の貯金。十分だ。ちなみにCさんという、荷物が多いことに定評のある鯛焼き好きの方、自称フル装備とかいう見るからに重そうな自転車で元気に走っている。

    本当は弁天島で一時間ぐらい仮眠を取ろうと思っていたのだが、全然眠くないので、コーラ(ガソリン)とダークマター(石炭)を投入して走行再開。とりあえず次の岡崎の通過チェックまでは行ってしまおう。
    静岡県とおさらばすると、あっという間に豊橋。昨年、中学の友人の結婚式のために訪れた豊橋駅。まさか自転車で来るとは思わなかった。久しぶりに会った中学時代の同級生と駅前をうろついたのももう一年前。豊橋駅前を過ぎて豊川に向かっていると前方に信号待ちをしているCさんを発見。ブリーフィングによると、豊川から岡崎へ抜ける峠区間は野生動物も出るらしいし、雨が降る深夜に一人で突入するのはどうなのよと思っていたので助かった。と思っていたが、Cさんが溝にタイヤをはめた上に電池交換もするっちゅーことで、先に行けという合図をするので、そのまま一人で進む。
    ゴルフ場の前の方の峠は斜度もそれほどでなく、問題なくクリアしたが、いよいよ豪雨という感じになってきた。こんな雨が降るド深夜に一体どこを走っているんだという気持ちになる。二個目の峠はルートラボでも激坂ありと書いてあったし、なんせこの荷物だしということで、登り始めにダンシングをして、あっこれは後輪が空転しそうだなとなったところであっさりと自転車を下りた。台風一家さん一過の影響で木も散らかっているし、こんなの登れません。ブルベやってて初の押し歩きです。
    野生動物には遭遇しなかったけど、でかいカエルとかカニがいてなかなかの峠だった。峠のピーク直前でCさんにパスされた。また、下りも路面状況が悪いし、雨は降っているしで、ウムこれは殺しに来てるなという感じだった。正直、これは怪我人で出てもおかしくないだろ〜と愚痴りつつ下った。はー、疲れた。
    1時半頃に通過チェックに到着。

    通過チェック サークルK岡崎おい町店(365km) 通過01:33

    少しするとイーチョさんやJさん(BAJ2400の応援で氷上に行ったとき以来お会いした)も到着。Cさんが仮眠場所として検討していた平針東海健康センターまではまだ50〜60kmあるので、そこまで眠気を騙すのも無理。このコンビニで仮眠することを決定。深夜なのでイートインコーナーは使えず、雨が降っているものの、コンビニの裏手の人目に付きにくいところで仮眠しましょう。
    Cさんはガチ勢なので、「山間部の」「雨が降る」「コンビニの駐車場で」「仰向けになって」寝ていた。ゴミを捨てにいって戻ってきて、仰向けになっているのを見たとき、少し引いた。自分は体育座りで寝ることが精一杯だった。なぜか二人ともエマージェンシーシートを持ってきていたはずなのに使わなかった。しとしと降る雨に体を冷やされ、あまりに寒く、一時間も寝ずに起きた。リスタート前に確認すると、後続の方はみんなイートインコーナーを使っている。後続の女性の方が一言言うと開けてくれたらしい。我々が外で寝たのは何だったんだ。
    Cさんはこの仮眠の影響で頻尿おじさんになったらしく、その後、よくトイレに行っていたそうな。

    Day 2: 9月23日(金)

    次に目指すのは名古屋を抜け、佐屋の通過チェック。平日なので名古屋市内が混む前に抜けてしまいたいと思ってがんばる。が、ここからは信号峠で大苦戦。ここだけだとAve15km/hギリギリとかじゃないだろうか。また、結構運転が荒い印象を受けた。平日なのでお仕事のみなさんが始動する頃だろうか。
    7時半頃に佐屋駅西のコンビニに到着。

    通過チェック サークルK佐屋駅西店(427km) 通過07:14

    この先、三重に突入するとDNFも面倒臭そうというゾーンなので、どうする?行くのか?なぜ自分は走るのか?と自問自答しつつ、なんだかんだで走行再開。自分が飯とか一通り食い終わった頃に到着したCさんだが、弁当とか一通り食って、自分と同じタイミングでリスタート。食うの速すぎでしょ。
    三重に入ってから津の通過チェックまでは、アップダウンが多くて難儀した。1000km通しのルートラボでは平坦に見えるが、この区間だけを取り出すとそれなりに凸凹がある。100mぐらい登って下っての繰り返し。平坦基調と思っているので、想定外の登りにそこそこダメージを受けた。例えば、この先に斜度5%で1kmの坂があると頭にあれば、なんてことのない坂だと思うけど、予定していないところで急に登りが始まって1kmぐらい続くとそれなりに追い込まれる。どれぐらい力をセーブして登ればいいのかわからなくなるからな。
    また、路面も決してよくなかったし、なんでわざわざこの登りを通すんだよ!という悪意の感じられるルートの引き方でもあった。
    津の北黒田の通過チェックに到着するちょっと前から、首が凝るなァ〜頭を上げるのが辛いなァ〜という状況になり、ちょっと不安になってくる。

    通過チェック サークルK津市北黒田店(484km) 通過11:22

    津の通過チェックを出れば、伊勢のPCまでほぼ平坦。旧伊勢街道はどれぐらい時間を稼げるのか、それとも信号なんかでほとんど稼げないのか、といろいろ考えていたけど、信号も多くなく、そこそこ稼げる区間だった。
    ただ、旧伊勢街道を走っているときに、いよいよ頭が上げられなくなり、前方確認もできなくなる始末。首が凝って、常に頭を上から押さえ付けられている感覚で、真下しか見れない。これは続行は無理かなぁ〜ということで、伊勢のPCでDNFすることを決めた。
    伊勢市街地に入る手間でCさんに抜かれて、「前引きましょうか〜」と言ってもらったものの、前が見えないので付いていくのも無理。トップチューブの上に背筋を伸ばして座れば前は見えるけど、それだとペダル回すのが難しいしな。
    15時過ぎに伊勢のPCに到着。

    PC3 サークルK夫婦岩店(543km) クローズ時間17:12 通過15:16 (貯金1時間56分)

    ここまで2時間ほどの貯金を確保。上出来だと思う。600kmを超えると制限時間も緩くなるので、無理して走ればなんとかなりそうな気もしたが、やっぱり前が見えないというのは怖い。600kmブルベだったら残り60kmなので走ったと思うけど、残り450kmは無理して走る距離ではない。この日は伊勢のPCから150km先、700km地点の平針健康センターまで戻るつもりだったものの、この状況で名古屋市内を走ると事故必至だ。ここで終了。
    さくっと近くのホテル・リゾートイン二見*1を確保し、7時スタートのクローズ(19:12)後もしばし待機。20時前ぐらいまで伊勢のPCで後続のみなさんを見送ってから退散。
    伊勢到着の時点でタイムアウトになった方もいたが、「ここから先は自主練で〜す」と言って走り出していった。っょぃ。
    イーチョ on Instagram: "イェーイ*\(^o^)/*"
    伊勢のPCにて。イーチョさんのInstagramの写真を拝借。

    走り終えて

    辛い記憶にはなってしまったが、1000kmを走るつもりのペース配分だったので、540km地点でも脚は全然問題なく、DNFとはなったものの、体力的には1000kmや1200kmも十分行けそうだなと実感した。
    首は当面様子見であったが、今は問題なし。ドロップバッグなしで荷物全部持ってたので、バックパックが重すぎただけならいいんだが、原因が違うなら解明しないといけない。
    一方で、やはり装備は見直さないといけない。保険に保険をかけて多めにバッテリー類を持っていたが、途中で充電するとか*2、単三単四はエネループじゃなくて、コンビニで買って済ますのも一案。ドロップバッグを使うことも考えないといけない。荷物の重さが首の凝りになったのかなとも思うので、ここは要見直し。また、事前にここと決めた宿を取って走行計画を立てるというのも経験値を溜めていかないといけない。
    雨具はどうしようか。結局、伊勢までずっと雨具を着ていたけど、正直24時間以上雨の中を走ると、雨具なんてほとんど意味がないと思う。上はモンベルのストームクルーザー、下はモンベルのサイクルレインパンツを使っていたが、どっちも二〜三時間なら快適だが、それ以上になるともう中も汗でズブ濡れ。今回ほどの長時間の雨天走行なら雨具なしでいいんじゃないか。
    グローブは普通の指切りグローブの下にビニールの手袋をしていたのだが、これは水を通しちゃうやつだったので大失敗。水がたまりまくってた。途中で脱いだ。
    足元は上手くいった。ビニール袋を履いて、シューズを履き、その上からモンベルのレインシューズカバー*3を履いた。峠を押し歩きしているところで少しずつ浸水してきちゃったが、概ね成功だったといえる。
    バッグ類はオルトリーブに敵うものなしという結論になった。自分は財布やデジカメはSea To Summitの防水スタッフバッグに入れて背中のポケットに入れているのだが、スタッフバッグの中に浸水していたので、財布はベタベタ、デジカメもGRD4が濡れてしまい、悲しい気持ちになった。モンベルのフロントバッグは底に水がたまっていて、ビニールの小分け袋が開いてたエネループモバブーが水没。塩飴が水没して溶けてドロドロ。フェアウェザーのフレームバッグは、アクションカム用のモバイルバッテリーを入れてあったのだが、どうしてもビニールの一部を開けておかねばならず、そこから湿気が入り、結果やや水没という形。モンベルよりはマシだけど……という程度。しっかり防水したつもりだったが、様々な物が水没して悲しい。
    着替えを入れてあったオルトリーブのサドルバッグだけは一切の水没なし。オルトリーブ以外は全滅だったので、さすがオルトリーブということでオルトリーブ株爆上げである。装備関連については少しずつ見直していきたいと思う。
    とにかく雨雲レーダー見るのが憂鬱だった。リベンジしたい。ブルベを始めた頃は四桁kmとかどんな変態の世界だよと思っていたが、今回DNFしたとはいえ完走可能な距離だと思えたので、今後も挑戦したい。

    *1:「外だと不用心ですから、ぜひ建物内に入れておいてください!」と、ロビーに自転車を置かせてもらえた。ありがたい。

    *2:ただ、これにはまとまった時間が必要になるのでそこそこの走力が求められる。

    *3:Mサイズを使っているけど、Lサイズの方がいいかもしれない。

  • OPEC

    OPECが減産で合意、8年ぶり | ロイター
    OPECが減産合意:識者はこうみる | ロイター
    ちょっと原油価格が上がると米国のシェールが採算取れるようになって、供給が増えるので、そこまで上がらないと思われるが、まぁ。