Category: uncategorized

  • BRM200 ver.2 “Mariupol – Azov – Ukraine”

    lvivbicycle.club

    22年度最後のブルベということでウクライナ支援ブルベを走ってきた。一応ウクライナの認定になるのだという。オーストラリアの次にウクライナで認定を受けるのもなかなかないことであろう。

    7時スタートのつもりで兵庫島公園へ。小菅200の開催日であるし、鬼怒川600の事前認定隊もいるのでにぎやか。小菅200の参加者が出発し、鬼怒川600事前認定隊の三人が出た後に付かず離れずぐらいの位置でちんたら行く。土曜の7時スタートは新青梅街道の渋滞が大変ですな。だいぶ時間をロスした。

    鬼怒川600隊を見送り、自分は秩父神社のこの写真を撮る。その後、ちちぶベーカリーでパンを買って昼飯。

    お馴染みのルートであるので、あとは淡々と。オーストラリアからの帰りにフェンダー割れたりと自転車にダメージあるかどうかチェックしつつであったが、どうもBBはまた錆びているような気がする。

    小菅200のゴールにお邪魔してから帰宅。今年度のブルベはこれで終わり。

    PBPではウクライナのランドヌールを見かけることもあったし、自分に何ができるというわけではないが、平和が訪れることを願う。

  • 20220925

    先日雨で流れたセコマサイクリングへ。よしださんとひとみさんは午後までしか時間がないけど、来月以降だともう予定も合わないしということで。

    5時に出発して環八で石神井公園へ。あとは土地館のある方々へ任せて後ろを着いていくのみ。空のバックパックを背負っていったのでラスク買い込んできた。

    暑過ぎず蒸し蒸しもせずでよいサイクリング日和だった。もう9月末だもんな。

  • 20220917

    明日は埼玉のセコマへ行くサイクリングの予定だったのだが、当然ながらこの天候ではキャンセル。というわけで、日月と引きこもるかーと思って近所のマックスバリュに行くと北海道フェアをやっていて、セコマの商品もあったので調達してきた。

    また、関東のウエルシアにはセコマの商品が置かれているようだという耳寄りな情報をいただいたので、早速近所のウエルシアに行ってみると、惣菜があったので、こいつらも調達してきた。

    北海道フェアは常時開催ではないので開催されてたらラッキーぐらいのものだけど、ウエルシアにセコマのものがあるのはめっちゃありがたい。定期的に通うかも。

  • 週末

    昨日は埼玉へサイクリングに出かけた。某ちぇりーさんがSAN-ESU BASEに行ってニッチ製品の直訴をしたいというので自分もお供した。平井駅に集合して荒川CRで志木へ。

    開発担当の方がいたので二時間ぐらい喋ってた。たまたま自分がRene Herseのジャージ(実体はVelocioの夏用ペラペラジャージ)を着ていたということもあり、いろいろと話があちこち行って楽しかった。あと、幸いちぇりーさんが懸念していた物は開発中というのがわかったので一安心。希望が見えたようだ。

    その後、近くにセコマあるしということで、セコマへ向かった。一週間ぶりのセコマ。まだ値段の感覚が北海道のままだけど、物によっては結構値段違ったりするのね。輸送費だろうか。帰りは東京縦断する気にならなかったので、またまた平井まで戻り、朝と同じようなルートで帰った。まぁまたそのうちセコマには行こう。

    今日は諸々のお片付け。久々に髪も切った。すっきりした。

  • 北海道滞在記(後半)

    オホーツク1300が終わってもまだまだ帰らないのでテレワークをしつつ、札幌グルメを堪能していく。

    8月15日(月)

    ゴール後、自走ですすきのの宿に到着し、シャワっておーのさんを待つ。ロビーに「ヒグマ学への招待」という本が置かれていて、この滞在中にすっかりヒグマに夢中になったちぇりー先生はその本をポチっていた。

    二条市場近くのビアガーデンでおーのさんとお疲れ様会。おばたさんも合流。グダグダやっているとAJジャージを着た人がやってきて、誰かと思えばタカトリさんとさとーさん夫妻であった。この二人が揃っているなら雨でもしゃーないよなという感想。ビアガーデンで飲んでいると雨脚が強くなり、とても寒かった。

    おーのさんが気を利かせて、「ちぇりーさんR10000おめでとうケーキ」を用意していたが、宮城1000をDNSしたので残念ながらそういうわけではないんだな〜。

    ジェイソンさんが合流するというので狸小路の適当な店に移動。途中、なんか見たことあるようなグループがテラス席で飲んでたぞ〜と通り過ぎてから、んん?と思って戻ってみるとオダ近の面々といしまっちであった。似たようなとこで飲んでるんやな。

    ジェイソンさんとは初対面。いろいろ工具を送ってもらったりしていたので、たまがわのサコッシュをプレゼントしておいた。日付が変わる頃までマシンガントークで延々と喋り続けるジェイソンさんをタクシーにぶち込んで解散。ジェイソンさんとおーのさんは翌日の飛行機で帰るようだ。またどこかで。

    その後、ホテルに戻って就寝。

    8月16日(火)

    普通に起床し、朝飯をセコマで調達し、ホテルで仕事をした。昼飯はファミマで寿司を買って食べたらしい。

    夜はすすきののジンギスカンへ。とにかくたらふく食おう!ということで、ジンギスカン食べ放題飲み放題で暴飲暴食をした。

    極み塩熟成ジンギスカン「ゆうひ」 TOPページ

    デザートも食う。

    8月17日(水)

    ホテルで仕事をした。やはり朝飯と昼飯はセコマである。

    札幌真麺処 幸村 | 札幌ら~めん共和国 – 北海道ラーメンのフードテーマパーク

    夜は味噌ラーメンを食べようと放浪したが、人気店はかなり並びそうだったので札幌駅前のビルのラーメン店大集合みたいなところで食べた。

    帰りに実家へ北海道の品を送っておいた。

    ほぼりんごジュース。

    北海道滞在が快適過ぎて完全に味を占めたので、帰りたくないな帰らなくていいんじゃないかな……という気持ちになり、もう一日滞在延長しよう!ということにした。ちぇりー先生も同調してきて当初の便を遅らせて金曜午後の便にした。

    8月18日(木)

    https://sakanayano-daidokoro.com

    朝飯を食べに二条市場まで散歩。

    その後は戻って仕事をした。昼飯はセコマである。

    まむろ – 東本願寺前/豚丼 | 食べログ

    夕飯は豚丼にしよう!ということになり、すすきのの近くの豚丼屋へ。ご主人が趣味のような形でやってる店らしく、ご飯が炊き上がるまで40分ぐらい待った。さすがに19時に店を閉めちゃうのはまずいので、もう一回だけご飯を炊いていたようだ。タレだけでご飯何杯もいける系。大変美味しかった。

    札幌の文化であるらしいシメパフェってのを検討してみたが、どこも2000円ぐらいすんのね。これは飲み会の二次会三次会でアルコールが入っている状態だから出せる値段だと思った。20時頃に素面で行くところではないなという結論になり、セコマスイーツを調達してホテルに戻った。

    8月19日(金)

    結局この日は休暇にした。ちぇりー先生がHTBonちゃん体操を見たい!というのでHTBまで散歩。生放送やっているか!?という期待が高まったが、そういうわけではなかった。ビルのロビーではテレビで放送してるだけなんだな。ちぇりー先生は北海道滞在を経てonちゃん体操を概ねマスターしたらしく、画面の前で体操してた。ロビーのタリーズonちゃんグッズがあったので観光客ホイホイにあっさり引っかかり、エコバッグを買った。

    時計台前のセコマで朝飯を調達し、ラストセコマを堪能した。

    ホテルに戻ってチェックアウト。自走で新千歳空港へ。快晴かつ追い風で快適だった。結局、北海道滞在中に雨に降られたの、オホーツク1300のゴール地点から札幌に戻るまでの数十分だけだったな。ラッキーだった。

    15時半のフライトまで時間があるので、ロイズのベーカリーで昼飯。

    自分用にバターサンドとハスカップのチョコを買っておいた。ちまちまと食べるんや。

    到着ロビーで別れて自分は自走で帰宅。

    楽しい二週間だった。来年は当然のようにPBPに行くつもりになっていたが、だいぶ心が揺らいできた。北海道で仕事しながら自転車乗ってた方がQOLは高そうだし安上がりな気もする。

  • 2022 オホーツク1300

    sappwind.sakura.ne.jp

    今年の夏は北海道に滞在してオホーツク1300を走ってきた。条件に恵まれたのでめちゃくちゃ楽しかった。

    1300kmは1200kmから100kmしか距離は増えないのに制限時間は大幅増(+19時間ぐらい)だし、今回はN2BRMということで途中のPCの制限時間はないので、ドロップバッグなしで荷物を全部持ち、毎日宿で洗濯する前提で計画を立てた。要求される平均時速が12kmなので登りを勘案してもSR600よりも緩いと思う。今のルールだと距離が伸びれば伸びるほど緩い。コースプロフィールの差はあるけど、600km、1000kmあたりが制限時間的には一番難しいんじゃなかろうか。

    ちぇりーさんが通過時刻とかをまとめてくれたスプレッドシートを作ってくれたので、時刻とかは全部そこから転用。随分時間が経ってしまったので記憶が蘇り次第追記したりするかも。

    8月11日(木)

    2時頃に起きて朝食を食べ、スタート地点である当別まで20kmほど自走。札幌の郊外はガスっていてさすが北海道!となった。

    スタート セブンイレブン当別太美店 0km 4:07

    11日は祝日だし4時スタートなら他にも誰かいるだろうと思っていたけど、我々二人だけであった。レシートをゲットしてスタート。

    スタートしてすぐに夜明け。ライトいらないぐらい。最初は快適でウッヒョー!という感じで走っていたけど、景色が変わらんので走り出して数十分で飽きた。ただ、信号ないし道は広いしで走っていて気持ちよい。

    当別ふくろう湖というらしい。全然写真を撮っていなかったのでそろそろ止まるかという感じ。

    吉野公園まではほとんど何もないのでほぼノンストップで到着。

    PC1 吉野公園 65.1km 6:49

    ここからは適宜コンビニ休憩などを入れていく。自分だけだとざっくり計画で勢いで走るスタイルになりそうだけど、ちぇりー先生が同行者なのでコンビニや道の駅の場所などが念入りに下調べされていて大変ありがたい。登りの有無とかも考慮して分単位で細かく計画が立てられている。天気予報にしても、ちぇりー先生がEpicRideWeatherで前日にチェックしてスクショを送りつけてくる。自分はあんまり事前にデータをいろいろ見てもつまらんだろうというのもあり、tenki.jpで天気予報を確認するぐらい。雨が降る降らないぐらいはある程度把握したいけど、風向きがどうとかは出たとこ勝負でいいのではないか、という思想の違いがある。

    最初のコンビニは雨竜町セイコーマートいけだ雨竜店。近くに三大チェーンのコンビニがあっても、なるべくセコマに行きたい。

    分厚い!

    妹背牛秩父別のちゃんとした読み方を学んでいく。

    秩父別から幌加内に向かう途中、下りでちぇりーさんのOLIGHTのライトが吹っ飛んでいった。Garminマウントが割れたらしい。自分はタクティカルライト派でCATEYEのVoltすら手を出したことないからマウントをマジマジと観察したことがなかったけど、OLIGHTのライトをGarminマウントにつけるのはさすがに無理があるんじゃないの。ライトは無事回収、また幸いライトを三灯つけていたので問題なし。

    また、暑いので適宜自販機休憩を入れていく。ゴミ箱がないのでサドルバッグに括り付けて運搬しないといけない。

    すばらしい。シマダヤの看板が立っていたりして、ほほうここと契約してるのかーなどと知見を深めた。スーパーに並んでいるそばも産地を訪れると馴染み深くなる。

    霧立亭にも寄ります。

    ゴミ箱がないので徐々に溜まってくる。こういうことを想定してでかいサドルバッグを装備してきたというのもある。潰して適当に括り付けておけばいい。

    朱鞠内の駅。

    こちらは朱鞠内湖

    この「しゅまりない」という響きがなまら気に入り、声に出して読みたい日本語(アイヌ語?)として「シュマリナイコ!シュマリナイコ!」と連呼していたらちぇりー先生にも伝播し、オホーツク1300の間は二人とも意味不明に「シュマリナイコ!」と連呼していた。たぶん一生分の発声をしたと思う。ちなみに、朱鞠内湖、立派な湖やなーと思っていたけど、人造湖なんやな。へーへーへー。

    PC2 美深峠 201.0km 14:31

    大体計画通りぐらい。初日の登りはここまでなので、あとは宿までがんばるだけ。しかしほんと道中の写真がないな。うおー!という景色には遭遇するのだが、どうせまた同じような景色があるやろと思ってスルーしてしまう。

    美深まで下りてきて道の駅で休憩。ここで初めて他の参加者と遭遇。一時間後のスタートの方で宮城ジャージを着ている。この後、何度も前後することになる(どうも飛梅の際にTwitterでフォローしていたhirotaさんという方らしい)。

    音威子府の先は豪雨や地震で道路状況が不明であったが、一日前にスタートしたおーのさんジェイソンさんから問題なしと情報をいただいていたので、ここからは宿へ急ぐ。

    道の駅中川で一休みし、セイコーマートのある幌延へ。すっかり日も暮れた。野生動物が気になる時間帯である。鹿には敏感になっているが、熊も怖い。とりあえず鹿は見た。

    天塩町という標識が出るとフェデリコ・テシオかな?と頭を過ぎる競馬脳。

    北緯45度。虫が多くて辛い。

    幌延セイコーマートほろのべ店で夕飯と朝飯を調達。自分の持ってきていたオーストリッチのバックパックに詰め込んで運搬する。10kmほど先の豊富のホテルへ。

    20時40分頃、宿到着。大浴場があって非常によかった。飯を食って洗濯をして就寝。

    8月12日(金)

    いいホテルでした。

    豊富のセコマが開店前なので昨晩買っておいたものを食べて5時過ぎにスタート。まずは抜海駅へ。

    PC3 抜海駅 361.6km 6:54

    ぞろぞろと後続の方がやってきた。女性単独の方(我々の中であのおねえさんと呼ばれることになった。ゴール後に聞いたけど、いつも一緒に走っている男性がペース合わないからと一人で走ることになりナイトライドで大変怖い思いをしたらしい)と昨日の宮城ジャージの方。

    PC4までは17kmぐらい。オロロンラインが追い風で気持ちよかった。

    PC4 稚内恵山泊漁港公園 378.8km 7:49

    ノシャップ岬の後はすぐ近くの漁師の店で朝食にしようという話をしていたので列に並んでみる。

    自転車ツーリングの青年も待っていたのでしばしお話し。青い壁に立てかけてあるのが彼の自転車でパナモリである。仕事を辞めて次の会社に入社するまでの間に北海道を自転車で回ることにしたそうだ。最高じゃないか。彼(我々の中ではあの無職と呼ばれた)とはこの後、宗谷岬まで前後することになった。

    また、自転車ツーリングの方と喋っている間にちぇりーさんのスピードプレイのクリートが緩いので調整することにした。自分では調整できないからゆるゆるのまま騙し騙し行くというけど、さすがにそれは無理だろうということで私が作業します。たまたま今年の春にスピードプレイのペダルとシューズを買っていて(いまだにローラーでしか使ってないけど)、スピードプレイの構造を把握しているので自分がやります。

    しかし、いつまで経っても入店できそうにないので、45分ぐらい経過した頃に店の人に話を聞くと、まだ30分以上時間がかかりそうと。時間も勿体ないので、ここは諦めてセコマ飯にすることにした。単なる時間の消費だったけど、クリートの調整ができたと思えばよい。

    ノシャップ岬から254号に戻るときにヤハギさんとすれ違った。五時間も後にスタートしているはずなのだがもう追いつかれてしまう。マジか。朝飯のために近くのセイコーマートえびす店へ。

    少しコースを外れて稚内市役所で北端到達証明書をもらう。九州のヘブンウィークの際に、西端の神崎鼻、南端の佐多岬の証明書をもらったので、残すは根室だけである。いつか行こう。

    そしてここでサドルバッグ括り付けていたおにぎり二個がないのに気付く。ちぇりーさん曰く、「何か落ちたのは気付いてたけどただのゴミかと思った」と。コースを戻ってみると、踏切の手前で無残に踏み潰されたおにぎり二個が発見された。すぐそばにセコマがあったので、補給食用におにぎりを追加で購入。

    そして宗谷岬へ。追い風でめちゃくちゃ快適だった。宗谷岬までの最後のセコマであの無職(酷い呼び方だ)も見かけた。

    PC5 宗谷岬 414.3km 10:51

    長蛇の列なので我々も並びました。

    ちなみに証跡として必要なのはこちらの建物の時刻入りの写真。日中通過だと最北端のモニュメントは長蛇の列なのでそんなのに並びたくないよという人もいるだろうしなぁ。

    上の公園に行こうかと思ったけど激坂っぽかったのでやめた。

    ここからはオホーツク海側を南下していきます。ここまで追い風を満喫してきたので、折り返してからの風向きが心配だったけど、横からの風で済みそう。向かい風ではないだけマシではないか。とはいえ風が吹くとちぇりー先生のペースが落ちる。

    快晴のオホーツク海側は最高だった。交通の便も悪いし、ブルベじゃなかったらなかなか来ないと思う。

    猿払村。外国人労働者をこき使っているところか?というインターネット知識が頭を過る。長州力がホタテ食って「飛ぶぞ!」と言ってた村だ。

    セイコーマートさるふつ店でセコマ飯。ここでついに五時間後にスタートしているヤハギさんに追いつかれた。この後、毎日後ろから現れることになる。そして一度抜かれるとその日はもう会えない。

    エサヌカ線。すばらしい景色ではあるが、吹きっさらしになるので、ここが向い風だと地獄でしょうな。

    紋別まではまだまだ遠いので適宜休憩や観光で停車していく。ノンストップでは無理。こちらは北見神威岬公園。前方に見えるのが神威岬らしい。

    戻ってきた!

    枝幸のセイコーマート枝幸店で休憩を入れる。快晴だけどコースは単調ではあるので、シャキッとするためにコーヒーを飲んだりする。

    そしてさらに雄武のセイコーマート雄武店で本日最後のセコマ休憩をしていると、はしやんさんとあのおねえさんが到着。さすがに女性単独でナイトライドはアレなので同盟を組むことにしたようだ。

    紋別方面へ向かっていると進行方向で稲光が何度も見えて心配になったが、紋別海上側だったようで天気が荒れることはなかった。助かった。

    本日のお宿は紋別プリンスホテル。20時50分頃に到着。宮城ジャージの方の自転車もあった。最寄りのコンビニがセブンイレブンだったので久々のセコマ以外のコンビニ飯。大浴場で風呂に入って飯食って洗濯して就寝。

    8月13日(土)

    4時半にリスタート。まずはカニへ向かう。

    PC6 カニの爪オブジェ 603.1km 4:39

    でけえな。

    日の出はまだかー。

    セイコーマートたかだ中湧別店で軽く朝食。休憩していると早速ヤハギさんに追いつかれた。我々が先にセコマを出発したが、サロマ湖で写真を撮っているときに抜かれた。また明日会いましょう。

    サロマ湖。今日も天気は文句なし。

    計呂地。ケロチ!

    セイコーマートところ店でまたまたセコマ休憩。元気が出るドリンクもセコマブランドで。

    Windows XPみたいなやつ。

    そして能取湖をぐるっと周って能取岬へ。

    PC7 能取岬 715.7km 10:39

    ちぇりー先生はご機嫌で岬の方へ散歩しに行き、自分もそれについていったけど、生腕生足だと虫が寄ってきてめちゃくちゃ辛いので早々に撤退。ハエっぽいのが噛み付いてくるんよな。ちくっとして痛い。

    網走へ。

    旧網走監獄の正門らしい。

    ちぇりー先生が軟膏を買いに薬局に行きたいというので市内のツルハドラッグへ行き、その後、網走の道の駅で昼食休憩。

    サーモンのザンギ丼。めっちゃ美味かった。

    オホーツク海沿いに走るのもいよいよ終わりなので名残惜しくなっている。前方は知床半島なのだが写りがいまいち。

    藻琴駅。観光地なの?

    ハイランド小清水へ登る前にセイコーマートさとみ店で休憩。自分はソフトクリームが好きじゃないので、全然目に入らないのだが、ちぇりーさんはソフトクリームやアイスクリームの看板を目敏く見つけるので、ちぇりーさんは道の駅でソフトクリーム、自分はセコマへ。

    ハイランド小清水へ登る途中。どんどんガスってきて、やはりこれはダメかという状況。

    PC8 ハイランド小清水 770.7km 15:37

    感動風景とは?という状況だった。20mぐらいしか視界がない。

    しかし、しばらく下ってくるともうこの通り。

    山から下りて弟子屈までは下り基調ではあるがやや向い風かなという感じで、ちぇりー先生がとても疲弊してた。あんまりスピードが上がらない。そして途中で熊が目の前を横切った。まぁ自動車もバンバン通っている道なので大丈夫だろう……

    高架を渡っていると電車が来るのが見えたので思わず停車。釧網線か。

    弟子屈セイコーマートやまな店でセコマ飯。釧路まではまだ結構ある。この先のアップダウン区間が地味にキツそうというちぇりーさんの事前情報もあり、ここからは無言で淡々と残り距離を減らす作業に入ることになる。その前にしっかり補給する。

    弟子屈の町から出るところで投宿したヤハギさんに出会った。ではまた明日。町を離れしばらくすると日が暮れて真っ暗になった。何もない。道路の真ん中にキツネがいたりする。

    釧路まで一息では行けないということで、途中のセイコーマート鶴居店でも軽く休憩。

    ようやく釧路に到着。暗い中でPC証跡写真を撮るより明るい方がいいということで、釧路の幣舞橋は明日へ。近くのローソンで食糧を調達し、21時30分に東横インに到着。

    普通のコンビニ飯。シャワって洗濯して就寝。

    8月14日(日)

    起きたら本格的に雨が降っているではありませんか。早速雨雲レーダーを確認。しばらくすると雨は止みそう。5時にリスタート予定にしていたけど、5時30分には雨が止みそうだったので、準備だけして、チェーンオイルを差したりして時間を潰す。雨雲レーダー通り、5時10分頃には雨も止んだ。路面はウェットだけど二人ともフルフェンダーをつけているので問題なし。うまいこと雨を回避した。

    PC9 幣舞橋 877.3km 5:17

    ヤハギさんのツイートをチェックしてまだ追いつかれないことを確認。二人ともヤハギさんの位置を気にしている。主旨が違ってきている。

    雨上がりというのもあるし釧路湿原というだけあって真っ白。全然視界がないのでリアライトやヘルメット尾灯も点灯で。

    セイコーマート音別店でセコマ飯。ここから広尾までは補給ポイントがないので念入りに食べ、携帯するものも追加していく。そういえば全然セコマおにぎりの写真がないけど、写真を撮るのが嫌になるほど食べてるだけで、お前は人生で食べたセコマおにぎりの数を覚えているのか?という状況である。

    波はそこそこ高い。

    途中、パラっと雨粒が落ちて来たけど、北海道だとちょっと雨宿りするみたな場所が全然ないのな。廃墟の軒先みたいなとこに移動して雨雲レーダーを確認したら、特に雨が降りそうなものでもなかったのでそのまま進んだけど、本降りになったときに回避場所がないのは辛いなぁ。

    十勝河口橋から。オホーツク海側が特にそうだけど、北海道の川は神秘的で美しい。

    ついにヤハギさん登場。弟子屈から釧路までの間でしっかり降られたらしい。

    しばらく走っているとちぇりーさんが腹減ったということでその辺の道端で補給食をモグモグ。熊が出てこないことを祈る。

    大樹といえば大樹ファームであるが、タイキの馬はどちらかといえば早熟ではないか。タイキで晩成ってタイキブリザードとか?(そもそも大樹ファームが大樹町じゃないよなたぶん)

    大樹町といえばこれやな。ちぇりーさんはこういうのに興味がないので止まらずに先に行ってしまう。

    そしてさらに進むも、今度はちぇりーさんが眠いということで、大樹町の自販機のあるところでしばし座って目を瞑って休憩。でも、日差しが強くてジリジリ焼いてくる感じなのでものの10分ぐらいで断念。

    目覚ましにぐいっとコーヒーを飲んで広尾へ。最初に出てくるセブンイレブンをスルーして我々はセコマへ向かう。セイコーマートたちばな店、予習が大事。音別以来久々に出てくるセブンイレブンをスルーしてセコマへ向かうのがキモである。広尾で飯を食っていたらしいヤハギさんが通過していった。

    えりも黄金道路へ。風があって波は高いが強い向かい風というわけでもないので走りやすい。途中、もんのすごい勢いで抜いていった軽装のランドヌールがいた。これがたぶんあのおねえさんがいつも一緒に走っている方で、一日後にスタートして襟裳で抜かれるんだから相当なものである。

    トンネルの前にトイレ休憩を済ます。えりも黄金道路、トンネルが連続していて中は寒いのよね。特にえりも黄金トンネルは寒かった。我々が走ったオホーツク1300で一番寒かったのがここだと思う。

    実に天気に恵まれている。

    PC10 襟裳岬風の館 1065.5km 16:30

    いよいよ最後のPC。ヤハギさんがリスタートするところに入れ違いに到着。手持ちのおにぎりを食べて静内へ向けて走る。残り100km弱。襟裳岬では鹿の群れがいた。道に飛び出してくるなよと祈った。

    えりも町。たまたま盆祭りの日だったらしく、とても賑やかだった。

    静内までもうちょいあるので一度コンビニストップを入れる。襟裳以降はコンビニには困らないので細かく計画しておらず、うっかりセブンイレブンに入ってしまう。せめてものということで道産と書いてあるものにした。

    浦河町。20年前にも来た。この町も祭りだったらしく、20時前通過でちょうど花火の時間帯でしばし花火を眺めてた。

    21時30分頃にローレルホテルに到着。昼間におねむの時間帯があったことで思ってたより時間がかかった。とはいってもちぇりー計画に対してはまだ貯金があるらしい。十分ではないか。競馬脳なのでローレルというとローレル競馬場とかサクラローレルとか思い浮かぶ。

    一番近いコンビニがローソンだったので仕方ない。食事と洗濯をしてさっさと就寝。

    8月15日(月)

    20年前に泊まったエクリプスホテルが見える。

    概ね目処は立っているので、昨日のようなことがないようにちゃんと寝ましょうと6時にリスタートにした。準備をしているとはしやんさん、その後しばらくしてあのおねえさんが通過していった。

    ハイセイコー像。20年前も来ました。浦河産の活躍馬の石碑もあり、大変鬱陶しい競馬ウンチクおじさんになる。

    新冠の壁画。これも20年ぶり。隣にあるカフェのようなところで飯を食った記憶がある。

    泣く子も黙る社台ファーム。どれぐらい泣く子も黙るレベルかみたいなのを解説していく。

    門別競馬場地方競馬中央競馬の違いなどを解説していく。

    鵡川セイコーマート鵡川宮戸店で休憩。地元のバイク乗りのおじさんと話をした。

    社台スタリオンステーションノーザンファーム。馬を眺めているとヤハギさんに抜かれた。結局毎日抜かれた。

    ノーザンファームは心なしか芝の緑色が濃く見えるよね。

    一時停止が多く、完全なる競馬ウンチクおじさんと化しており、「これまでの5日間で一番平均時速が遅くなっているぞ」と苦言を呈された。

    そういうわけで気を取り直してちゃんと走ります。牧場エリアが終わると千歳で、空港に向かう飛行機も見え、標識も札幌とか出てくるのでいよいよ帰ってきた感が出てくる。

    恵庭の道の駅で最後の休憩。ベーカリーがあって非常によかった。

    石狩川を渡るところまで来た。ゴールはすぐそこ。

    最後の最後にまたヤハギさんに抜かれた。飯を食っていたらしい。

    ゴールに近づくと路面がウェットだったけど、幸い雨には降られなかった。

    ゴール セブンイレブン当別太美店 1309.0km 14:56

    15時前にゴール。

    ヤハギさんのツイートを拝借。

    たまたまではあるが非常にタイミングがよく、全然雨に降られなかったし、向かい風もほとんどなし、むしろ半分以上は追い風だったし、気温も暑過ぎず寒過ぎずでこの上ないサイクリング日和であった。

    あと、今回は5日間のブルベとなったけど、なんちゅーか、ゆるいペースとゆるいコースで疲労感はあんまりないものの、5日間というのは食傷気味になってくるな。やっぱり4日間で完結する1200kmは起承転結というか、ちょうどいい感じの枠組みになっているなと思う。

    ちぇりーさんと走っていると出発までの準備時間に差があるので、手持ち無沙汰の時間を有効活用しようと思って今回は日焼け止めとプロテクトJ1を塗るというのを試してみたが、日焼け止めは日中も適宜塗り続けないと意味ないなというのと、プロテクトJ1もあってもなくても大差ないなという感想であった。結局日焼け止めも思いついたときに塗るだけなので日焼けでボロボロ。

    札幌へ

    ゴール後はヤハギさん、はしやんさん、道民のあのおねえさんと喋っているとあっという間に一時間ぐらい経ってしまい、雨も降り始めてしまった。宿をとっている札幌まで走らないといけないが、雨ライドとなったのはこの20kmぐらいであった。

  • 北海道滞在記(前半)

    オホーツク1300を走るために北海道に行ってきたのでその記録。

    仕事の繁忙期でもあるので、移動のために休暇を入れることはしたくないなと考え、6日(土)に北海道へ移動し、8〜10日は北海道で仕事、11〜15日をオホーツク1300、16〜18日を仕事という日程にした。当初は18日(木)の夜に仕事を終えてから急いで空港に向かって帰ってくるつもりだったのだが、居心地がよすぎたので、結局滞在を延長して19日(金)に有給休暇を入れて新千歳空港まで自走して帰ってきた。

    この記事は主にスタート前の飯の記録です。

    8月6日(土)

    まずは6日の夕方の飛行機で北海道へ。そんなに暑くなかったので羽田まで自走。

    輪行スタイルはモンベルの前輪だけ外すやつ。前輪だけホイールバッグへ入れる。前輪とペダルを外して、上から輪行袋を被せるだけなのでめちゃ簡単。ぶかぶかなのでえいやと引っ張ればサドルも袋の中に収まる。

    北海道は20年前に牧場巡りをしたとき以来の訪問。

    札幌駅の近くの宿に投宿。ちぇりーさんは自分より数日前に北海道へ渡っていた。

    8月7日(日)

    札幌駅で無料PCR検査を実施していたので検査を受けてみた。第7波の真っ只中、8月の月初にオホーツク1300を走っていたYさんが帰宅後に陽性反応が出たということを投稿されていた。自分は在宅勤務だし会食などに出向くことがほとんどなくなったので、感染の可能性は低そうではあるが、英会話には行っているし飛行機の中の人が全員無傷とは思えない状況だもんなということで。二日後だったか、メールで結果が送られてきて陰性であった。

    検査を受けた後は自転車の準備をして近場をうろうろ。

    札幌 宮の森のパン屋さん ブランジェリー ラ・フォンティヌ・ドゥ・ルルド Boulangerie La fontaine de Lourdes

    目当てのカフェはいっぱいで入れなかったので、Plan Bでちぇりーさんチョイスのパン屋でテイクアウト。円山公園で食べた後は宿に戻って、札幌競馬場へ。

    札幌競馬場は一度も行ったことがないので、いい機会でもあるしエルムステークスを見にいきましょう。途中のセコマで買ったラスクが妙に気に入り、北海道滞在中に毎日のように食べることになった。札幌競馬場に向かって歩いていると、すごい勢いで手を振ってくる自転車乗りがいた。誰だよこいつと思えばおーのさんであった。広い札幌でたまたま遭遇するとか奇遇にもほどがある。どうにか日本にやってきた台湾のジェイソンさんと一緒に1300を走るそうな。ジェイソンさんはフレッシュのチームを組んだがコロナで来日が叶わず、今回が初めてのご対面となる。オホーツク1300の後におーのさんやジェイソンさんと飯に行く予定で、同じフレッシュチームの新潟のおばたさんも北海道に来るそうな。

    札幌競馬場は初訪問。最高の競馬日和。思えば競馬好き四人が集まった20年前の旅行の際になぜ行かなかったのか謎であるが、たぶん平日だったんでしょうな。札幌競馬場へ行かずにばんえい競馬の岩見沢競馬場(すでに廃止された)に行ってたぐらいだし。

    エルムステークスはフルデプスリーダー。一瞬ウェルドーンがやったかと思ったが。

    霧の下(地図/写真/札幌駅/そば(蕎麦)) – ぐるなび

    宿に戻って夕飯へ。とりあえず札幌駅の駅ビルでそばを。豚丼にしかったが激並びだったので諦めた。まぁ滞在は長いので豚丼は別の機会に。

    8月8日(月)

    平日なので宿でちゃんと仕事をした。朝飯は前日セコマで調達したもの。昼飯もセコマのもの。これからセコマ飯が続いていく。

    バックパックとは別に段ボール一個分の荷物を送っていたので近所の郵便局へ受け取りにいく。

    夕飯はすすきのの寿司屋へ。ちぇりーさんが地元民から仕入れた情報でぱさーるという寿司屋がおすすめだとのこと。回転寿司だが回転していなかった。しばらく並んだが満足であった。これは地元民がおすすめするだけある。

    回転寿司 ぱさーる – 本格派握りの回転寿司

    どんぐり|札幌の焼きたてパンの店

    翌日の朝飯用にパンを買って帰る。

    中に安田さん入ってるかな。

    8月9日(火)

    昨晩買っておいた朝飯。ちくわとか邪道やろと思ったけど、中にツナサラダが入っている。定番というだけあってめっちゃ美味かった。

    日中は仕事。昼飯はセコマ。夕方、仕事を早めに切り上げて聖地巡礼へ。

    ここも行きたかったスポットなので大変満足した。

    おくしば瓦版|スープカレー奥芝商店公式ぽーたる | スープカレーって楽しいぞ

    夕飯は札幌駅近くのスープカレー屋へ。これもちぇりーさんが地元民から仕入れた情報による奥芝商店。美味かった。大満足。

    帰りに翌日の朝食を買った。やはりセコマである。

    8月10日(水)

    日中は仕事。11日発でオホーツク1300を走るために12日と15日に休みを入れる必要があり、がんばってタスクをこなした。昼飯はセコマ。

    そして夕飯と翌日の朝食を北大構内のセコマへ買い出しにいった。

    荷物をまとめて段ボールに詰め込み、オホーツク1300に必要ないものはゴール後に滞在予定のホテルへ送っておく。

    さっさと飯を食べて準備をして寝ましょう。

  • 2022 BRM715 宮城1000km 超ウルトラスーパーフルフラット

    Randonneurs MIYAGI – 2022BRM715宮城1000km

    宮城1000を花巻でDNFして帰ってきた。今回のような状況は個人的には教訓として残しておきたいのでこれは反省文です。

    もともと走る予定もなくてちぇりーさんに誘われてエントリーしたけど、ちぇりーさんは前日の段階で天気予報を見てDNSすると連絡が来た。これが一番賢明だった。自分は雨が降り続くぐらいならなんとかなるでしょうと思い、月曜日の14時〜15時ぐらいにゴールで月曜日中に帰宅できる計画にして、金曜に午後休を取って寒河江へ。

    寒河江駅に着いて輪行解除をしている頃から断続的に雨が降っていたけど、走行の支障になるようなものではなく、普通の雨ブルベという状況でスタートした。山形から仙台へ抜ける峠(関山峠)も斜度がひどくないのでしゃいんさんやオフロスキさんの集団にくっついてさくっとクリアし、仙台へ向けてダウンヒル。仙台の市街地に入った頃に雨脚が強くなって土砂降りとも言える状況であったが、ここまでずっと濡れて来ているので今更雨脚が強くなろうが関係ない。PC1までは90km以上あるけど、関山峠が緩いのでほぼ平坦と言ってよく、食料や水分の補給も必要ないのでノンストップで行ける範囲。グロスでも23〜24km/hぐらいになっていて実に快調。

    国道45号線に入って塩釜から松島へ向かう道中、道端に止まっている車とかが増えてきて、あれ?怪しい?大丈夫かこれ?という状況になってきた。出来立てホヤホヤと思われる土の匂いがする土砂崩れが反対側の車線で発生していて、こちら側の車線にも土砂が流出していたので気をつけて進む。そして松島海岸駅に着くと、はまいぬさんが「この先は冠水で進めないようです」と立ち往生している。たしかに少し先に水没している車も見える。しゃいんさんともう一人の方と四人で迂回先を検討。内陸側へ逃げようにも県道144号は線路の下がアンダーパスになっていて完全に冠水しているので突入したら死ぬ。海岸側の公園にいくつか盛り上がった場所があるので、そちらでどうかといろいろ検討するものの、どこもダメそうなので、少し様子を見て徒歩で冠水場所に突撃。歩道を歩く。うまいこと駅前の冠水場所は通過したものの、PC1のファミリーマート松島高城店までの国道45号にはまだまだ冠水している場所があり、膝まで水に浸かるレベルのものであったので、もう乗車したままでは無理。道路より少し高くなっている歩道でも水の中を歩くという状況。BBからコンポからホイールまでいろいろ新品にしたばかりなのでとても辛い。そもそも下水とか混じってないかこれ?感染症のリスクもあるぞ?というのも不安になる。

    1時20分頃にPC1に到着してとりあえず補給を済ませる。ここの駐車場も水没しつつある。この先はもう無理だろうというのと、雨雲レーダーを見るとこの後さらに雨脚が強くなることが予想されたので、軒先でしゃいんさんやはまいぬさんとどうしましょうかねぇと立ち尽くす。しゃいんさんは主催者側に状況を連絡したそうだけど、対応検討中ということだったらしい。この先は川沿いに北上して一つ山越え(丘?)であるので、氾濫や土砂崩れなど状況はこれまでよりヤバイことが容易に想像できる。どうしましょう。JRのヘルメットをかぶった災害対応と思われる方々がコンビニで大量にペットボトルなどを買っていく。緊急避難指示のアラートがその場にいた全員のスマホで鳴り出す。パトカーや消防車も走り回っている。世の中的にはもう災害時である。そして駐車場の中を車が走ると波が起こって建物スレスレに立っていても波が押し寄せてくるほどにコンビニの駐車場も水没しつつある。じわりじわりと水没範囲が広がってきている。この状況でブルベなんか走ってていいんだっけ?という気持ちにもなってくる。反射ベストを着た自転車の集団が冠水や土砂崩れを突破していくの、かなり悪目立ちしている気もする。

    後続の方々も続々と到着して軒下にびっしり自転車乗りが集う中、最後尾スタートの実走スタッフの方が到着。電話で代表と相談しているようで、「ここにいるみなさんは結論が出るまで一旦ここで待機してください」とのこと。これはここで中止だなぁと思っていたら、「中止にはしない。この先さらに冠水や土砂崩れの状況がひどくなると予想されるが、続行するなら自己責任で行ってくれ(意訳)」みたいなアナウンスが出たので、おおマジかという感想。そうは思いつつ、そういうアナウンスが出るとそういうものかと先へ行く人が出てくる。

    スタッフの方も出発していったし、残っていてもすでに松島や仙台に戻ることはできなくなっているので、2時半頃、自分も雨が小康状態になったタイミングで先へ進むことにした。鹿島台へ抜けるのに一山越えるわけだけど、案の定ここもひどい有様で、登りだというのに両側から際限なく溢れる水で道路が冠水していて車は立ち往生しているし、下りは下りで出来立てホヤホヤの土砂崩れで道路全体が土砂で覆われている。急に現れたのでそのまま乗って突破したけど、すぐ先でパンク修理をしている方を数人見かけたのでやはりという状況である。というかそこでパンク修理していると追加で土砂崩れがあったら巻き込まれるぞという場所だが、自分も土砂の上でバランス取るのに必死だったので一声かけることもできず。緊急災害車両も出ているし災害対応の方も交通整理をし始めているが、みんなここを突破したんだなと。PC2に向かって走っている中でもスマホから緊急避難と思われるアラートが鳴り続ける。その後も下りのど真ん中に一辺40cmぐらいありそうなでかいコンクリ片が鎮座していたりする。直撃するとたぶんホイールが一発で死ぬ。

    5時40分ぐらいにPC2に到着。スタッフの方二名とハヤシさんがいるところに、はまいぬさん、しゃいんさんとともに到着。状況的には随分マシになっていて、雨もほぼ止んだのでレインパンツを脱ぐ。朝飯に弁当を食べて出発。イザベラ600で通ったような道を逆向きに行くので結構見た記憶のある景色があった。いろいろあったが快調に走っていて、PC1での1時間ぐらいの足止めはあったけど、それを除けば走行ペース自体は概ね当初の予定通りという感じ。とはいえ、夜が明けて雨も弱まった中で妙なテンションも落ち着いて幾分冷静にもなり、この状況で完走してリザルトに載るのはそれはそれでどうなの?という自問自答の気持ちも湧いてきつつあり、この先の花巻のPC3で最終判断だなぁということを考え始める。そのうち、先に出発していたスタッフの方々に追いついて話をしつつ進む。迂回ルートが設定できる限りは中止にはならない可能性が高いようだ。

    PC3には9時20分ぐらいに到着。スタッフの方としゃいんさんとともにこの先どうするかという相談。スタッフの方が電話していたけど、「先に行っている方がいるし(おそらくオフロスキさん)、この先の状況を確認してほしい」という伝言もあったようなので続行の様子(渋々という感じではあったが)。花巻から遠野、釜石へ向かうと何かあったときの撤退は釜石線になるけど、その釜石線はすでに動いておらず、この後、雨雲レーダーの真っ赤なやつが進行方向を直撃する予報になっていたので、自分としゃいんさんはここで終了と結論。この状況で行っていいものかと言われると自分にはちょっと行く決断ができなかった。土砂崩れなどがなければ計画通り進みそうだけど、一応クラブのスタッフやAJの理事をやっている立場も考えるとこれ以上進むのは蛮勇であろうなとも思った。続いて到着したはまいぬさんはとりあえず行ってみますと釜石へ向けて旅立っていかれた。

    PC3からは新花巻駅が近く、撤退地点としては申し分なかった。しゃいんさんは寒河江の荷物を回収するのに大変な撤退戦になるそうだったが、自分は今回たまたまドロップバッグもやっていないし(1000km以上ならいつもは準備してる)、寒河江で荷物を預けたりせず全部持って走っていたし、宿も久慈のホテルしか予約していなかったので(二泊目は久慈に着いた時点で秋田の宿を検討する予定だった)、久慈のホテルをキャンセルするだけであった(当日でもキャンセル料無料だった)。新花巻駅で帰り用の装備に着替えて新幹線に乗れば撤退戦は終了。ハヤシさんも花巻で終了ということにしたらしく、一緒の新幹線だったので振り返りなどをしつつ帰った。

    なんというか、正解はDNSだった。またスタートしたにせよ、松島の手前で止めるべきであった。スタートで出遅れたらしいイケダさんが松島の手前で警察に止められてDNFになったとFBに投稿されていたが、松島の冠水を突破したのがそもそもの間違いだった。警察が通行止めにする場所をたまたまタイミングの差で突破した人だけがその後を走り続けただけに過ぎない。いくつ冠水場所を通過したのかもわからない。出来立てホヤホヤの土砂崩れがあったり冠水しているようなところに突撃するのは無謀であった。真夜中で真っ暗な中、冠水していて路面が見えないところを手探り(足探り?)で進むのはかなりリスクが高い。万が一マンホールの蓋が浮いたりしていると、そのままドボンということもない話ではない。帰ってきて一晩寝て振り返ると今回は反省点しかなく、特に得るものはない上に機材を傷めつけただけになってしまった。コース自体は好天ならとても走りやすいと思うので次回の開催時にはぜひ参加したい。またスタート前にこういう災害になっていたならともかく、スタートした後にここまでの災害になってしまったのは主催者としても大変な状況だっただろうなぁと思う。主催者、参加者含めて、スタート時点でここまでの災害になるとは誰も予想していなかったはず。自分が主催担当だったら……今回のような状況は想像するだけで胃が痛くなる。

    あと、今回PBP以来三年ぶりにでかいサドルバッグ(Ortliebのシートパック)をつけて走ったけど、やはり走り辛かった。PBPのときにアップダウンの連続の中、でかいサドルバッグをつけていることによる立ち漕ぎ時の不快感に嫌気が差してルデアックで中身をほとんどパージして、あれ以来一度も使っていなかったのだけど、今回は雨具や帰りの着替えなど荷物が増えたので三年ぶりの登場となった。しかしやっぱりダメだな。スタビライザーもあるけど、重心が高くなってしまうのだけはどうにもならない。来年またPBPに行くなら次回は最近の定番スタイルである小さなサドルバッグとバックパックにするかなぁという暫定の結論。あとはTailfinか。

  • SR600 福島

    www.ar-nihonbashi.org

    昨年エントリーしていて、10月に走ろうかと思っていたのだが、悪天候で延期していたもの。大洗銚子300の後、特に予定もなかったので、天気とにらめっこしつつ、ちぇりー先生と相談して、6月25日(土)の4時スタートとした。福島は東京からだと始発で移動して8時スタートというのも選択肢の一つだけど、この季節だと日が長いので、その利点をフル活用しようということで前泊して4時スタートとした。今回ライトはほとんど使っていない。

    伊達鶏とかいう福島っぽいもの。

    金曜日の仕事を早めに切り上げて新幹線で郡山へ。ちぇりーさんは先に移動してたので、前泊の宿で合流し、駅で夕飯を食べて、翌日の朝食を買い込み、宿に戻ってすぐ就寝。事前の天気予報だと雨に降られるという感じであったが、天気予報は改善傾向。期待している。

    詳細な走行計画は今回もちぇりーさんに丸投げしている。ありがたい。

    PC1 郡山 4:00

    4時のレシートをゲットして母成峠へ向かって出発。

    いきなり工事なんやな。

    郡山駅で雨雲レーダーを見た際には、郡山の少し北を雨雲がかすめていく感じになっていて、ちょっと降られるかもなぁと思っていたけど、思っていたより雲が早く東へ流れてしまい、路面は濡れていたが雨は降らなかった。雨上がりで涼しくていい感じ。ただ、雲があっという間に流れていっただけあって風は強い。風が強いので気づくとちぇりーさんがいなくなっている。

    PC2 母成峠 6:11

    一度下って国道115号から磐梯吾妻スカイラインへ。

    そして福島市へ向けてもう一回下る。

    東側のヘタクソ写真。標高高いところは雲がかかっているけど、下界は快晴っぽくて明暗の差がすごいのだ。

    山の西側は曇っていたけど、東側はカンカン照り。スーパー暑い。関東は酷暑だったようだが、福島も標高が下がると暑い。ただ、湿度がそれほどでもないので我慢できる範囲。

    下りきったところで貴重なコンビニにピットイン。朝飯とする。

    PC3 福島 8:56

    ここから浄土平に向けて長い長い上り。

    前半は直登が続いて辛い。日陰も少なく直射日光に照らされて死んだ。斜度もきついので途中で一度休憩を入れていく。この登りはイザベラの後に車でカマノ隊の応援をしたとき以来。

    休憩の後、しばらく走ったところで自分のチェーンが落ちた。ただのチェーン落ちのようだったし、ちぇりーさんは「ゆっくり行ってるねー」と先に行ってしまった。とりあえずチェーンを戻して走り出したものの、なんか変な音がするし、すぐにチェーンが内側に落ちてしまう。なんでだろーなんでだろーと思い、その度にチェーンを戻して走っていたけど、途中で停車してよくよくチェーンを見てみると、ピンが飛び出してるではないですか。インナーに落としたときに、飛び出したピンのせいでチェーンが内側へ押し出されて落ちてしまう。チェーンのプレートもちょっと曲がっている。

    ミッシングリンクで繋ぎ直せばいいかと思って、近くの工事現場の入り口に陣取って作業を始めたものの、自分の携帯工具だけではチェーンを切れないことが判明した。チェーンカッターを回すアーレンキーがいるけど、携帯工具のアーレンキーは一体化しているので使えない。ということで、ここで詰み。ちぇりーさんに先に行ってもらったのが大失敗だった。メッセンジャーで通話を試してみるものの、電波が悪いし、そもそも通知を切っていると思われるし、困ったなーと途方に暮れる。福島市街までダウンヒルで戻ってしまえばDNFできるし、自転車屋もあるぞという気になったが、さてどうしよう。

    topeak.jp

    余談。これまで携帯工具でチェーンを切ったことがなかったので把握していなかっただけだが、タイヤレバーの裏にチェーンカッターを回す用のアーレンキーが付いているらしい。知らんかった。余談終了。

    とりあえず、自分の手だけで少しはチェーンカッターを回せるので、それでピンを押し戻して、チェーンとしての役割を最低限果たせる形に戻してみる。力をかけなければチェーンが破断することもなさそうなので、インナーローにしてそーっとそーっとこいで進んでみると、なんとかなりそうな雰囲気。ちぇりーさんが途中でメッセージに気付いて待っててくれればそこで修理しようと思って走行再開(結局ちぇりーさんと再会したのは頂上だった)。

    SR600福島のハイライトである。天気がよくて最高。ただ風はめちゃくちゃ強い。

    PC4 浄土平 12:24

    手前に自転車を立てかけるとそのまま飛んでいきそうなので裏側に立てかける。

    ちぇりーさんにアーレンキーを借りてチェーンを切り、ミッシングリンクで繋ぎ直す。無事に走れそうだし他にダメージがあるところもなさそう。チェーンと干渉してしまったのか、FDのスキッドプレートというのがダメになって千切れたが、これはまぁそんなに影響ないはず。PC3まで計画に対して30分ほどの貯金を作っていたけど、ここで30分ほどの借金へ。ちぇりーさんには大変申し訳ない。風が吹き荒れてて怖いのでさっさと下ってしまう。

    磐梯吾妻スカイラインを下り、午前中に登ったところを逆走する形で下り、磐梯吾妻レークラインへ。

    レークラインのアップダウンをやっつけ、裏磐梯セブンイレブンで休憩。日陰に座って飯を食っているところに、自転車乗りがやってきた。よくよく見るとちゃりけんさんではないですか。浄土平、白布峠を越えて、米沢に行き、翌日には福島に戻るサイクリングの途中だそうだ。こんなところで再会するとは思わんかった。久しぶりなのでいろいろと話をし、宮城1000についての話が出たので、「ぜひ途中のPCを通過チェックにしてください!できれば秋田のPCも通過チェックにしてください!」とお願いしておいた。さてどうなるか。

    ちゃりけんさん達は白布峠へ向かうということでお別れして我々は磐梯山ゴールドラインへ。

    PC5 磐梯山 16:36

    磐梯山から下って猪苗代湖へ。めちゃくちゃいい追い風だったのでノリノリで東へ進む。計画より遅れていたのもだいぶ取り返した。一旦コンビニで軽く補給し、PC6へ。

    PC6 猪苗代湖 18:15

    日本一!

    猪苗代湖の南側をぐるっと回って会津若松へ。最後のアップダウンを登っているぐらいで日が暮れ、暗くなってきた。

    PC7 会津若松 鶴ヶ城 20:45

    鶴ヶ城の証跡がよくわからんかったが、とりあえずこれで。

    コンビニ飯も飽きたなということで、吉野家で夕飯。飯を食べていると「ブルベですか!」と声をかけられた。悪いことはできませんな。セブンイレブンでおやつを買って会津若松駅前の駅前フジグランドホテルへ。21時ぐらい。

    近所の温泉の無料券をもらったので、温泉まで出向き、洗濯、乾燥を済ませて就寝。寝る前に某メダル関連の一悶着のため、せっせとLRMへメールを書く*1

    Zzz…

    5時に再開。

    まずは喜多方へ。ど平坦かつ車通りもなく快適。

    喜多方では昨年のフレッシュのスタート前に転倒し、スタートだけ切って、すぐに病院へ直行した一連の事件現場を再訪しておいた。なにせ自分はあの時の記憶がすっぽり抜け落ちていて、スタートのコンビニでレシートをもらった記憶もないし、病院に行った記憶もないのだが、他のメンバー曰く「顔から血を流していたけど、自分で自転車に乗って、スタートのコンビニに行き、レシートをゲットした後、病院にも行った」と言うのである。自分のクレジットカードで支払った形跡もある。が、その記憶は全然ない。

    とりあえず坂内食堂や佐原病院へ。その節はお世話になりました。坂内食堂前で集合写真を撮るべく、レンガ壁の上に自分のデジカメをタイマーでセットし、それを乗り越えて坂内食堂の前へ戻ろとしたときに足を引っ掛けてそのまま顔面からクラッシュしたというのが当時の状況っぽい。タイマーで撮影された写真には悲しいシーンが写っているが公開はしない。

    スタート地点だったコンビニで朝食にし(朝ラーにはちょっと早かった)、出雲神社へ。

    PC8 喜多方 6:32

    ここからは白布峠へ向けて登っていく。二段階の登りである。

    盆地の展望台から。ここからの一望の景色で、米も獲れて周囲を山に囲まれている会津藩は強いなという感想を抱く。

    道の駅裏磐梯で一休み。

    檜原湖畔から。磐梯山がばっちり。

    白布峠、斜度はあるけど、路面がいいので走りやすい。SR600福島については、ここまで基本的に路面がよく快適というのでちぇりーさんと認識が一致した。奥入瀬より快適では。

    PC9 白布峠 10:18

    ここからしばらく山形県。米沢までは下るだけ。

    PC10 米沢 11:14

    目の前にあったファミマで休憩。

    下界に下りてくると暑い。暑い時はフラッペと相場が決まっている。

    ここからひどいひどいと噂の峠駅へ。走行計画を丸投げして全然予習していなかったけど、峠駅までの往復区間ではなくて、その手前の板谷峠の上りにひどいところがあるんだな。認識が違った。

    水窪ダムの手前で右折していよいよ板谷峠へ。

    線路と並走している区間は全然問題ない。並走が終わるといよいよ路面が悪くなってくる。途中でポツポツ来たので慌てて雨雲レーダーを確認。まったく雨予報はなかったけど通り雨がやってくるようだ。それも板谷峠の一番路面の悪い場所で。

    最初は乗っていってたけど、やっぱり全然無理なので押し歩く。このSR600において考えうる限り一番降ってほしくないところで雨に降られたが、寒いわけではないので雨に降られつつ歩いて前進する。平坦なら乗っていけなくもなさそうだけど、斜度が10%を超えたりするので押し歩きで安全第一で行く。

    分水嶺

    峠駅への下りも押し歩きするほどではないが結構な悪路だった。今回、6月のこの時期に4時スタートにしているからいいものの、10月に8時スタートを想定していた去年の計画だったらここが暗闇で恐怖だったでしょうな。

    PC11 峠駅 14:03

    自販機ぐらいあるやろうと思ったが、そんなものはなかった。力餅を呑気に食べているほど計画差で余裕ないなといういうことで、さくっと退出。峠駅から折り返すところもえらい斜度だったので押し歩きで途中まで戻る。

    板谷駅の前に自販機を発見したので思わず停車。生き返る!

    福島市まで下りてきて、市街地を過ぎたところでちぇりーさんが計画していたコンビニで休憩。暑くてだいぶやられているし、川内村の宿までまだちょっと距離はあるけど、すんなり行けばほぼ計画通りぐらいに着くような進捗。ここからは中通りから浜通りへ向かう区間で、阿武隈高地の中を巡る感じ。自分にとっては未知の土地。

    暑いのでどんどん水分がなくなる。

    PC12 田村 20:01

    ここから十数kmのところに宿を取っているので、最後の一踏ん張りで一つ登りを越える。

    ビジネスホテルかわうちへ。震災関連の復興事業に携わる方々の宿泊が多いのだと思われるが、プレハブのシンプルな建物。十分である。少し時間が遅くなったけど夕食を取り置きしていただいた。我々が最後だったので炊飯器を空にしておいた。

    風呂に入って、夕飯を食べ、洗濯、乾燥を済ませて就寝。

    Zzz…

    さすがにだいぶ暑くて辛いなという話になっていたので、当初の計画より30分ほど早い出発にした。

    朝飯におにぎりを作っていただいた。4時ちょい前に出発。わざわざ宿のおじさんに見送っていただいてしまったけど、SR600福島のコースの都合で数時間後にまた戻ってきます。

    まずは小野へ。

    PC13 小野 5:11

    ここからいわき市へ向かって長い長い下り基調。標高も順調に下がってくるので、めちゃくちゃ暑い。まだ7時だぞ。

    全然知らなかったけど、いわきは東北では仙台に次ぐ人口規模らしい。へー。へー。へー。

    PC14 いわき 7:14

    写真だけ取って近くのコンビニへ。

    国道399号川内村へ戻る。三日目は消化試合みたいなもんだろうと思っていたけど、国道399号もなかなかで、斜度15%が続くような箇所があり、狭い道なのに交通量もあるわで、たまらず押し歩き。浄土平と峠駅をクリアしてしまえば阿武隈高地エリアでは高いところに行かないので楽勝と思っていたが、そういうわけではなかった。きちんと罠が用意されていた。

    水分も尽きかけだったので、川内村のコンビニまで数キロというところで自販機休憩。生き返る!

    そして自販機からわずか数キロのファミマでピットイン。この辺では貴重なコンビニ。暑いときはフラッペと相場が決まっている。

    PC15 川内 11:37

    あと50kmちょっとぐらい。もう目処が立ったなと思って安心していたが、そうは問屋が卸さなかった。ポツポツきたなーと思って雨雲レーダーを見ると、真っ赤っかな雲が直撃しそう。逃げ場もなくどうしようもないので、ちぇりーさんがレインウェアを着るのを待ち、最初の峠だけ越えてしまおうと走り出す。が、雨脚は強くなり、横殴りの風も吹くわでまっすぐ走れない。自分ですらこうなのだからどうしようかと思ってたら、後ろから「もう無理ー!」と聞こえたので停車。すぐ近くの民家のおじさんが手招きしてくれているので、そちらへ逃げ込ませてもらった。ゴールも近いし少々濡れるぐらいはええやろと思っていたけど、そういうレベルではなかった。

    平日に休みを取って、ガレージで昼間から酒を飲みながら一人焼肉をしていたところに我々が通りかかったということらしい。タオルや飲み物を準備していただき、30分ほど雨宿りをさせていただいた。雨脚が弱まったところでお礼を言って退出。あのまま峠に突撃していたら地獄だったと思うので本当に助かった。60時間というのが微妙になりつつあったが、残りは下り基調だし大丈夫かな?というところ。ダメならダメでツーリストで。

    第二波が来そうなレーダーの様子だったけどなんとか逃げ切って三春へ。

    PC16 三春 14:35

    最盛期に来たらめっちゃ映える写真が撮れそう。

    最後は時間にも余裕ができ、ゆるりと郡山へ。

    PC17 郡山 15:26

    無事ゴール。ゲリラ豪雨に直撃されたのだけが残念だった。

    すぐにまねきの湯へ移動して、風呂と飯。

    20時前の新幹線に乗って帰宅。

    SR600福島、路面が綺麗というのと斜度がきついところが少ないこともあって、かなり走りやすかった。峠駅に向かう板谷峠グラベル区間国道399号の激坂区間の二箇所を除けば、あとはめちゃくちゃ快適なSR600だと思う。また6月末というのは時期的にもSR600を走るには最高で、日没後の暗い時間の走行をほとんどしていないので(全部で4時間ぐらい)、ライトの予備も不要であった。福島は近いので機会があればまた。

    *1:後日、無事に到着したと福岡から連絡をもらった。よかった。

  • 2022 BRM611 たまがわ300km 大洗・銚子 CENTENAIRE

    BRM611 大洗・銚子300 CENTENAIRE(2022) | AJたまがわ

    自宅からならどちらも時間的には大差ないAJ神奈川の鎌倉300と迷ったけど、結局はこちらにエントリー。大洗・銚子は初めてというのもあるし。

    金曜日は休みにしたものの、パスポートの切り替えとかやってたら結局寝ることなく出発の時間を迎えてしまった。夜スタートはこれが難しい。

    船橋親水公園はコロナが本格的に拡大する直前だった2020年2月末の鴨川200以来。人がたくさん集まる形のスタートも戻ってきた。

    最後のウェーブでにしかわさんと二人でしんがりスタートとなり、海浜幕張駅あたりでハチヤマさんとのあさんに追いつき、そしてさらにその先でちぇりーさんも吸収したので、コントロール1まではこの辺のグループで進む。コントロール1は混んでるだろうということでちぇりーさんと相談し、少し手前のコンビニでトイレや補給を済ませるために離脱。だいぶのんびりモード。

    コントロール1はさくっと済ませて、あとは大洗に向かって淡々と走るだけ。この時期なので4時にはもう明るくなってくる。眠いのがやや心配だが、仮眠するほどでもないのでコントロールや適当なコンビニでコーヒーを投入。

    ここが定番の写真スポットなのか?

    大洗のかなり手前でいろいろな方とスライドしたので、こらもうみなさんとはゴールまで会いませんなという感じ。コントロール1に着いたのってほぼ最後尾であろうし、その後もそんなに追い抜いたわけでもないしな。

    11時ぐらいに銚子に着くと開いてるお店が多くてちょうどいいと思ってたけど、予定より早く着いてしまったので、銚子大橋で写真を撮るついでに適当な店を検索してちぇりーさんが以前行ったことがあるという七兵衛というお店へ。ちょうど自分たちが入った後に続々と客が増え、外に行列ができるぐらいになっていたのでナイスタイミングでの到着だった。めかじきのなんちゃらかんちゃら定食。

    さらに海の幸。大洗でも銚子でもコントロールで某K山さんが寝てた。K山さん、ブルベのときは眠そうにしている姿しか見たことない気がする。

    ドーバーラインの先で数名のブルベ参加者と思われる方とスライドしたが千葉200kmのようだ(おおやさんと喋ってるときはてっきり千葉600の試走でもしているのかと思ってたが、まさかこの週末に200kmが開催されていたとは)。

    芝山のコントロールの手前ですずきさんの姿が見えてきたが、「すずきさんはもっと速いはずなのにまたパンクしたのかな?」というお言葉をちぇりーさんからいだたき、自分もそれに深くうなずいた(パンクではなかったらしい)。

    よい景色。千葉は目印となるような高い山がないので、自分がどのあたりを走っているかが全然わからん。土地勘のない者には難しい。

    よく見るやつだけどこれはなんなん?

    最後のコントロールでぜっとさんや鈴木さんと合流。コントロールのコンビニでダラダラと喋るのも久々な気がする。

    雨が降るという予報だったので、フルフェンダーを装備し、雨具も持ってきていたけど、ゴールまでまったく降られなかった。銚子ぐらいからは雨だろうなーと覚悟していたのに拍子抜け。0時スタートというのが功を奏したという感じ。雨雲が迫っているということもあってゴール受付後はさくっと退出したので、雨に降られることなく帰宅した。シャワって夕飯を食べに外に出たぐらいにパラパラと降ってきたぐらい。神奈川の鎌倉300は雨で酷い状況だったようなので、結果的にはたまがわの方を選んで大勝利であった。

    とりあえず今年もSRメダルを申請できる分は走ったし、100周年記念の300kmも無事終わったので今年のブルベは一段落とするか。