Category: uncategorized

  • Tour de France 2014 個人TT

    チームカーに彼女を乗せて、彼女同伴でTTとか、ギャロパンは本当に爆発するべき。
    1位以外の表彰台争いは個人TTが終わるまでわからないほどの接戦だったけど、走り出して早々にバ師匠が遅れていったので、ペローとピノーの表彰台2位3位は確定。あとはどっちが2位になるかっていうだけ。元々ペローはTT得意な方だし、途中でピノーを逆転してからもパンクがあったけど、バイク交換の際も「はいはいバイク交換ですよ〜」ぐらいのすごい落ち着きで、ベテランの冷静さが光ったTTだった。この人、昨年の個人TTは当日の試走で落車負傷、そのまま本番を走って同じところで落車して骨折リタイアになっているので、一年越しのリベンジ的なところがあり、それで総合2位を決めるのだからレース後の涙、もらい泣きしそうだった。MTB出身、32歳でロードレース転向してっていう遅咲きも遅咲きの人だけど、ツールで総合2位にまでなってしまうんですなぁ……
    バイク交換で悲劇だったのはペローと同じAG2Rのバルデ。残り数kmのところでパンクでバイク交換。最終的に2秒差でヴァンガーデレンに逆転されて順位を一つ落としたので、これがなければというトラブルだった。
    ベルキン勢のモレマ、テンダムは「こ・れ・は・ひ・ど・い」っていう大ブレーキ。モレマは体調不良でもなければあそこまでブレブレのフォームにならんよなぁという走りだった。
    トニマルさんの圧倒的な走りはそれはもう当然なのでハイハイすごいですね以上の感想はなく、フランス人の総合2位争いが白熱したため、総合優勝に向けて走るニバリさんも中継では空気だった。結局、第2ステージでマイヨジョーヌを着てから一日だけ手放した日があったけど、それ以外はずっとマイヨジョーヌ着用っていうニバリさんが完全に支配したツールだった。たしかに強烈なアタックもあったけど、常にシンボリルドルフ的な横綱相撲をした感じで、これといったワンシーンというより全体通してバッドデイもなく崩れなかった強さが印象に残った。
    いよいよあと一日で夏が終わってしまう。

  • 自転車界

    イタリアスポーツ界に歴史的な変化? スポンサーになるならサッカーよりも自転車レース! – cyclist
    ファンが自転車全体を意識してるとは言うけど、スポンサーの入れ替わりが激しすぎてチーム名がころころ変わってしまうからってのが一因と思うし、あまりポジティブな面ではないと感じる。

  • テルプストラさんの放尿シーン

    http://deadspin.com/tour-de-france-rider-executes-perfect-on-the-bike-pee-b-1610811002
    ツール19ステージ、テルプストラさんが自転車に乗ったまま道路脇に向かって放尿するシーンがばっちり映ってしまって非常によかった。きれいな弧を描いていた。カメラをすぐに切り替えない粋な演出だった。
    サガンは落車してスプリントに絡めず。スプリントっていうかアタックしたナヴァルダスカスさんが逃げきってしまったのだが。

  • Tour de France 2014 ピレネー3日目

    20ステージの個人TTを除けば、最後の勝負所。
    バ師匠がツールマレーの下りで渾身のアタックから、ケルメ作戦を繰り出してた。すわ、これはもしかしたら行ってしまうのか!?と思った。が、オタカムの登りに入ったところでアシスト崩壊。やっぱりバ師匠はバ師匠で、モビスターはモビスターだった。
    元気だったのはホーナーおじさん。このおじさん、重いギアを踏むダンシングのようで子鹿の震えみたいな感じ(個人的印象)。このおじさんのアタックにニバリさんだけがしっかり反応して、他の総合上位勢を置き去りにして、さらにホーナーさんも一撃で千切って、前を行くニエベを追走。ニエベも一瞬でパスしてしまう破壊力でノーギフトを徹底。まさに一強その他大勢という感じになってしまった。同じレースを走っている選手じゃなくて、すでにリタイアしたコンタドールとフルームの幻影を相手にレースをしているように見える。そう思うぐらい、一人だけ別のレースをしているようだった。誰にも文句を言わせない勝ち方をするという強い意志を感じる。
    後方では若手連合にハメられて遅れるバ師匠という図になっており、ほっこりした。

  • Tour de France 2014 ピレネー2日目

    ドイツのお喋りおじさんフォイクトさんが元気に逃げてた。新城選手も逃げに乗ってアッピール。
    途中で、補給係をしていたモビスターのスタッフとダーブリッジが衝突して転倒。ダーブリッジが激おこになっていたけど、あれ、選手にしたらたまらんよなぁ。モビスターはエースもその走りでリスペクトを失う感じなのに、スタッフもやらかしてしまっている。なんか、こう、残念感があるチームだよね。
    AG2Rはこの日も最終局面で二人揃えてレースしてた。ペローさんにいたっては、またニバリのアタックに反応して付いていく始末。ツール始まるまでは微塵も想像しなかった現実だ。まぁ、総合優勝は余程のアクシデントがない限り、ニバリさんで決まったし、プロトンも焦点は2位以下の争いに移っている感じ。2位以下の争いが白熱する一方で、ニバリさんは淡々とマイヨジョーヌを守る走りをして、最後に自分でアタックしてさらにタイム差を広げているという状況。総合優勝争いという意味では、今年のツール、まったくおもしろい点はなかったと思う。ニバリさんが磐石すぎたからなのだが。あと、バ師匠はこのステージも途中でどんどん遅れていったくせに、最後に帳尻合わせる走りで、ほんともう……って感じ。
    ステージを勝って、山岳賞もトップに立ったマイカちゃんだが、この勝利にはリース監督のチームっぽい戦略を感じる。若手の割に冷静でしたたかだよねと。コンタドールがいなくなってからでも残りのメンバーでステージ3勝を上げているわけで、事前ではやっぱスカイがチームとしては強いと言われていたけど、実際にはティンコフサクソもチーム自体が例年になく強かったというのが真実で、それだけにコンタドールのリタイアが残念。あと、このステージの途中で単独先行して奮闘していたスカイのキリエンカさん。この人は人を殺している目をしている。かっこいい。

  • 20140724

    トゥールマレー〜オタカムのステージに向けて万全の状態で帰途に就いたが、電車を下りたらゲリラ豪雨の真っ只中だった。駅には傘を持っていないみなさんがたむろしていたが、自分は晴れの日でも折り畳み傘を持っているほどのリスク回避的人間なので、颯爽と傘を開いて駅を後にした。天気予報を確認するのが面倒なので常に折り畳み傘を持ち歩いてるわけだが、ゲリラ豪雨にはとても有効だ。ただ、10分ぐらいで雨足が落ち着いたので待っていた方が賢明だったかもしれない。靴がグチョグチョに濡れただけだった。
    19時頃に多摩川を渡っている車内から見えた空は切れかけの蛍光灯のようだった。

  • ジョヴァンニ・ヴィスコンティ

    最後の山岳の序盤にヴィスコンティがアタックした。

  • Tour de France 2014 ピレネー1日目

    ティボ・ピノーの躍動感は一体何なんだ。去年のダウンヒルの屁っ放り腰が嘘のように思える。二強がいなくなったからとはいえ、フランスの若手がマイヨブランを着て、ポディウム圏内にいるっていうのはすごく新鮮。がんばってほしい。そしてバ師匠が遅れていた。これは風物詩なので言うことなし。
    AG2Rは、バルデが遅れても前から下りてきたドゥムランが前を引いていて、すごいチーム力を発揮してた。今年はチームとして仕事をしていて見違える。ロッシュがエースの時代とは一味違う。
    勝ったロジャースさん、優雅なガッツポーズだったけど、あれ事前に考えてないとできないと思う。ダウンヒルでトマ社長あたりに文句言ってるときにはもう勝つ気でいたのだろうか。
    最後にケーニッヒが追い付いてきた。この人はプロツアーチーム入り待ったなしなのでは。

  • いろは坂

    耳をすませば聖蹟桜ヶ丘駅の周辺がモデルらしく、坂道も存在するらしい。坂道と聞くと自転車で登りたくなるのが自転車脳なのでちょっとお出かけ。

    いろは坂、あっという間だった。街中だからそういうものなんだと思うが。
    桜ヶ丘カントリークラブの方面に登って、多摩川CRで帰った。二子玉川あたりで雨がポツポツきたので、そっからは全力で帰った。結局、雨にも本格的に降られることはなく、それほど暑くもなくて、自転車日和だった。
    あと、ぼちぼちそういう季節なので仕方ないが、二子玉川の河川敷、リア充のみなさんが肉を焼き始めてた。今日は乱交の日じゃなくてオナニーの日だろクソが。気をつけてほしい。

  • Tour de France 2014 Stage 15

    ジャック・バウアーとエルミガーがスタート直後から延々逃げ続けて、最後に抵抗したジャック・バウアーに至ってはゴールまであと数十mのところまで逃げ粘った。惜しかった。
    勝ったクリストフさんだが、ヘルメットがいつも傾いてるように思う。ミラノ〜サンレモを勝ったときも傾いてたけど、ヘルメットが緩いのだろうか。カンチェラーラも何年か前によくヘルメットが歪んでいてすごく気になったものだが。かつてカヴェンディッシュがダウンアンダーで転んだときにヘルメットが吹っ飛んでいってヘルメットの意味なし状態になったことがあるけど、あんまりヘルメットが緩かったりするとプロであっても危険なのではないかのう。