Category: uncategorized

  • チタン

    チタン、据え置き決着 今年度大口、上昇基調止まる 航空機減産受け :日本経済新聞

    よっしゃそろそろチタンでディスクブレーキのフレームに乗り替えるか!

  • 20201104

    仕事とZwiftの一日。久しぶりに一歩もお外に出ない一日だった。

    この一週間ほどは熊本土産を味わう日々であった。熊本の味を堪能した。

  • Soweto

    電線、ケーブル…根こそぎ消えた 南アフリカの鉄道、略奪天国に コロナで停止 – 毎日新聞

    かつてSoweto蜂起があったところで、黒人居住区(タウンシップというやつですな)の地域であるが、自分がヨハネスブルグ出張で訪問した際も、同行者の方と現地の日本人の方が運転する車に乗っていて、「絶対に信号で止まるな(信号で止まると悪いやつらが近づいてきて窓を割って荷物を強奪していく)」、「関係者の黒人の方が運転する車が先導するからそれについていけ(千切れると悪いやつらが近づいてきて以下略)」みたいな修羅の国なのでさもありなんという感じ。たしかに窓の割れた車が多かった。南アは国営電力会社も酷い有様だし、南ア航空もどうなるかという感じだし、ズマからラマポーザに大統領は変わったけど、あんまり好転の芽はないかな。厳しい話だが、アパルトヘイトが終わって以降、20年以上も解決していない格差問題が今さらどうにかなるわけがないんだな。

  • 20201103

    朝の内にZwiftを済ませ、午後はひたすら競馬中継を見ていた。

    Melbourne CupはTwilight Paymentの逃げ切り。えらい遅そうなペースだなと思って見ていたらまんまと逃げ切ってしまった。そしてO’Brien息子師がまたもや父のMelbourne Cup制覇を阻む形となった。Josephなんて○○毛生えたん最近やろとか言っていた頃が懐かしい。騎手としても調教師としても偉大だ。同レースについては、Anthony Van Dyckの死が残念であった。R.I.P.

    夕方以降はJBC開催の中継を観戦。今年からは北海道2歳優駿が形を変えてJBC2歳優駿も追加になった。JBCクラシックはクリソベリルの完勝。ほんと強いな。

  • 2020年度のブルベ

    今年は11月12月も21年度としてブルベの開催があるので、あんまりシーズンオフという感じがないが、とりあえず20年度が終わったのでまとめておく。熊本1000はまだ正式リザルトが出ていないが、申請内容は受理されたので認定されるはず。

    2020 BRM104 神奈川200km 逗子 – highriseの日記

    BRM229 たまがわ200km 鴨川 – highriseの日記

    BRM906 たまがわ200km 定峰 事前認定 – highriseの日記

    2020 BRM912 たまがわ300km 西上州 事前認定 – highriseの日記

    2020 BRM920 神奈川400km 興津 – highriseの日記

    2020 BRM920 神奈川600km 興津 – highriseの日記

    BRM1031 熊本1000km 東九州 – highriseの日記

    COVID-19の感染拡大により、日本だけでなく世界中でブルベの開催が延期されたようだが、日本では9月から再開された。開催があるのならSR分は走りたいと思っていたので、春の時点で認定がなかった300、400、600を優先した。N2BRM対応で興津400と600を続けて走れたのはありがたかった。

    600や1000にもなるとどこかで雨が降る前提で走るものだが、興津600も熊本1000も全然雨が降らなかった。なので今年まったく雨の中を走っていない。自分が事前認定をした定峰200と西上州300は事前認定では快晴だったのに、本番当日が豪雨で大変申し訳ないという気持ち。露払いできず。

    岡山1200やSunshine State 1200は延期となってしまった。岡山1200は来年の開催があるなら参加するつもり。Sunshine State 1200はそもそも海外に行けるのかという問題があるし、延期された来年の日程だと岡山1200から中1日とかで出国しないと間に合わないような日程なので、これはまたいつか参加したい。

    来年も無事にブルベが開催されることを祈りたい。

  • Coffeeneuring Challenge 2020 #5

    今日はお休み。昼から雨が降るという予報だったので、朝の内に近所をうろうろ。

    ここで「モリウチチャンネル〜」ってやってるのかな。

    かつてイワシと呼ばれる建物があったところ。さようならイワシ……

    二子玉川のスタバにでも行くかと思ったけど、お昼時で大混雑だったので退散。あんまりモタモタしてると雨が降ってきちゃうしな。というわけで、武蔵小杉のBOULANGERIE Métierへ。コーヒーはコンビニ調達。

    どれも美味しいパンでございました。

  • 20201101

    天皇賞、アーモンドアイが強かった。この秋は、秋華賞菊花賞天皇賞と三週続けて大記録がかかったレースになっていたのだが、三つともその大記録が達成されてしまったのだからとんでもないことだ。また、牡馬牝馬ともに無敗で三冠馬が誕生するなんて自分が生きている間にもう二度とないことかもしれない。2020年、いろいろな意味で記録にも記憶にも残る年になった。

  • 阿蘇山サイクリング(Coffeeneuring #4)

    6時前に起床したので、朝風呂に入った後、ホテルの朝食バイキングへ。

    もりもり食うぜ〜ということで熊本名物っぽいのをいっぱい食べた。馬肉ミソとか馬肉カレーとか。

    てきぱきと準備を済ませ、8時前にはホテルを出発。もうブルベではないので気楽である。

    まずは熊本市北区にある九州食肉産業さんへ向かう。PBPのゴールでドヤ顔写真を撮ったのだが、その後ろに写り込んでいるのが同社の社長なのだという。以前けいこさんに教えてもらった。であれば、訪問せねばなるまいと思っていつか行くリストに入れてあったのだ。

    9時に到着。店内にPBPバナーのある馬肉屋(by R熊本のリーフさん)。社長が不在のようだが、その息子さんに応対してもらって実家用と自分用のお土産を買い、どちらも宅急便で送ってもらうように手配。息子さんも自転車に乗る方のようなので話が早く、先日もフレッシュの方々が立ち寄って行かれましたよなどと伺っていると、社長はちょっと離れた別の場所で新店舗建設中の現場に出向いているとのこと。

    こんにちは〜。本当はランチもいただきたかったのだが、時間的に都合が合わないので今回は挨拶だけで失礼した。またどこかのブルベで会うことを誓う。あと、九州食肉産業の馬肉は川崎の居酒屋にも卸しているそうなので、そちらへも伺わねばなるまい。

    阿蘇山へ向かう。帰りは20:30の便なので時間はたっぷりある。

    途中、あまりの暑さにジャージを脱いでメッシュのインナーのみのスタイルになる。さすがにこれで走ると変質者で通報案件だが、PBPのと同じL2Sの反射ベストなのでなんとか変質者スタイルは免れた。あと、けいこさんにもらった陣太鼓を背中のバックパックに入れていたが、少し重いので体力を奪われる。「いつもなら人数が多いから一人一個だけど今回は一人しかいないので丸ごと持っていって」と渡されたのが地味にきく。

    阿蘇駅に到着。阿蘇山へは、10km登ってカルデラ内に入り、カルデラ内で10km平坦を走り、10km登れば山頂という感じなのだな。

    サイクリング推し地域なのだろうか。阿蘇駅前のローソンで休憩をしてヒルクライム準備を整える。

    すばらしいヒルクライムだった。今回の遠征のメインイベントみたいになってしまった。

    Coffeeneuringもやっていく。

    進行方向を見ると火口があり、道路が続いている。ルートを引いたときはそこまではいいかなと思ったけど、いざ目の当たりにすると興味が湧いてくるし、車が行き来しているのが見えるので、もしかしてあそこまで行けるのでは?と思って急遽火口方面へ。有毒ガスによる規制が解除されていて、火口まで自転車で行けるようだったので、こんな機会はそうそうないからと思って、登ることにした。ゲートのお兄さんにどれぐらいの距離と聞くと、1kmぐらいだけど超きついよとのこと。なるほど〜。

    斜度が15%ぐらいあるところが延々続くので大変きついのだが、歩行者は通行禁止なので押して歩きたくなっても自転車を下りることができない。歩行者になってはいけないのだ。

    絶景だった。

    17時半ぐらいに空港に着いて空港近くの馬肉屋で夕食にしてから帰るかと思って、一目散に下る。40kmぐらいあるけどほぼ下りだ。

    おいお前。気持ちよく下っていたらいきなり目の前に牛が現れたので思わず右側に避けた。

    旅の終わりという風景。

    なんと馬肉屋は日月しか営業していないようで休業日であった。失意のまま空港へ。パッキングを済ませ自転車を預ける。自分の自転車が荷物検査機を通らないので、一旦ばらしてツールケースとかの中身だけをチェックする羽目になった。

    最後の夕食はフードコートで赤牛の焼き肉定食となった。

    22時に羽田に到着し、自転車を組み立て、自走で帰宅。金曜の朝に自宅を出て、ひたすら自転車に乗っているだけの休暇だった。楽しかった。そして、なんと九州にいる間は一滴も雨に降られないという奇跡のような遠征だった。

  • BRM1031 熊本1000km 東九州

    BRM1031熊本1000km東九州 – ランドヌール熊本 Randonneurs Kumamoto

    N2BRM対応ということでスタートを一週前にずらし、24日(土)4時スタートとした。

    全部写真チェックになっていて時間制限のあるコントロールは一つもなし。要は75時間以内に1000kmを走ればいいだけなのだが、かといってタラタラ走っても疲れるので普段通りのペースで行くことにした。宿は360kmの臼杵、710kmの垂水とし、一日目は360km、二日目は350km、三日目に300kmを走る計画。また、毎日4時にスタートするスケジュールで走行プランを立てた。Ave20km/hで走れば360kmは18時間で終わるので、翌日の4時スタートまでに6時間の余裕がある。最悪トラブルなどでこれを下回ってAve18km/hで20時間かかっても4時間余裕があるのでなんとかなるだろうという算段。毎日決まった時刻にスタートするように計画する方がリズムが作れるので、自分には合っている。

    天気はよさそうだが、朝晩の冷え込みは厳しそう。火曜も休みを取っているので、月曜中に終わらせて火曜に観光で阿蘇に行きたい。

    スタート ファミリーマートJR水前寺駅前店 10/24 4:00

    誰もいない。たぶん同じ日に走る人はいないと思うので一人旅だろう。レシートをもらって出発。6時スタートにするか悩んだのだが、熊本市内を早い時間に抜けたかったので、いい判断だったのではないかと思う。信号にもほとんど引っかからずに進む。明け方の気温は一桁台まで下がってGarmin表示だと5度台まで下がっていたが、さすがにこれはGarminの極端な表示だと思う。一応メッシュインナーとウールジャージにウインドブレーカーを着ているので、ペダルを回していれば寒さを感じることはない。

    久留米へ向かって北上を続ける。途中の小さな峠のようなところで放し飼いのやんちゃな犬がいて、こちらを発見するなり猛ダッシュで追い掛けてきたので、焦ってめちゃめちゃペダルを回した。1000kmの間で一番ケイデンスが高く、パワーが出ていたのがこの場所ではないか。SR600紀伊山地でも同じようなことがあったけど、とても心臓に悪い。その後はアップダウンがあるものの快適な道が続く。

    柳川市に入るとワケノシンノスを思い出す。自分の中では柳川市民はワケノシンノスを食うということしか印象にない。ワケノシンノスタウンだ。口に出して発音したい日本語、ワケノシンノス。ワケノシンノスとブツブツ言いながら走る。写真1に到着する少し手前でミスコースして交差点を行き過ぎてしまったので、ちょうどいいやと思って戻ったところのコンビニで朝飯休憩。

    写真1 花の露酒造 72.5km 7:20

    予習してあったので見落すことなく到着。写真を撮ってすぐに出発。

    久留米市街地などちょっと交通量のある場所を通るし、そろそろ交通量も増えてくる時間帯なので気を使う。信号待ちが多くてややげんなり。

    途中で信号待ちをしていると目に入ったもの。なにこれやばい……チェーンリングで首ごと刈られそう……と思って思わず写真を撮ってしまった。某クラブのジャージとフォントがよく似ているのが一因だと思う。

    写真2 草野歴史資料館 96.3km 8:30

    赤い柵と門がステキな建物だった。チコリンさんはここに訪れたことがあるらしい。さすがだ。

    この後しばらく走っていると空腹感がパない感じになってきたので、うきはで一旦コンビニ休憩。がつんと弁当を食べておく。今回はコンビニのレシートをもらうというのがスタートとゴールだけで、コントロールはすべて写真なので、コントロールに着いたら補給というスタイルではいけない。補給は臨機応変にという感じ。日田へ向かう。

    日田というのは大学院時代にお世話になった方の故郷ということもあって馴染み深い。やたら話に出てきた土地だ。あと、10年以上前にお付き合いしていた方も日田出身だったということもあり、お邪魔しま〜すという気持ちになる。本当は日田で焼きそばを食べたかったのだが、ちょっと時間が早く(10時頃の通過)、目についたお店はまだ開店していなかった。

    日田から中津へ抜ける峠が今回のチマコッピである大谷峠。標高400mがチマコッピなのに、総上昇量が7500mぐらいになるのだから、小さいアップダウンが延々続くというのが九州ブルベ。これは一昨年のヘブンウィークで学んだ。むしろ7500mで済んでいてありがたいという感じ。100kmで1000mが標準的な九州のイメージ。

    中津へ入ると気持ちのいい下りが続く。耶馬渓あたりはなかなかの景色でとてもよかった。道の駅耶馬トピアっていう命名はどうかと思ったが。

    中津城までは向かい風で辛かったが、中津城を経て進行方向が変われば追い風になりそうなのでひたすら我慢。中津駅前で唐揚げでも食べたいなと思っていたが、いい感じの店を発見することができずにそのまま中津城へ。そしてその後はもう店なんて出てこない……。やはり駅前で探すべきであった。

    写真3 中津城 178.9km 12:19

    海に近い城。日本三大水城なのだとか。

    道も広くなり、追い風なので気持ちよく進む。追い風の内にできるだけ進まなくては!という貧乏根性を発揮し、ハンガーノックになる始末。途中のコンビニに吸い込まれて、大分名物だというとり天弁当なるものを食べる。

    国東半島の外縁部はヘブンウィークでは通らなかったのでが今回初体験。イメージとしては東伊豆のような感じで、海岸沿いをアップダウンで駆け抜けていく。たまにアップダウンをトンネルでキャンセルできるところが出てくると大変嬉しい。トンネルを待ち侘びる展開である。ポニョ!トンネル!好き!

    写真4 道の駅くにみ 231.4km 14:54

    写真だけ撮って出発。今の季節は15時にもなるとぼちぼち日も傾き始めるので気分が上がり切りませんな。

    写真5 大分空港入口交差点 263.6km 16:14

    これを写真に撮るのか……と思った看板。何の旅情もないぞ。

    再出発してしばらく行った杵築で日も暮れてきたので一旦コンビニで休憩し、ナイトライドへ。気温も下がってきているけど、ウールジャージなのでウインドブレーカーとかは必要ないぐらい。結局この1000kmでウインドブレーカーが必要だったのは明け方の二〜三時間だけ。上は28度ぐらいから下は5度まで、ウインドブレーカーの追加だけで対応できるので、ウールジャージは快適。

    この先でヘブンウィークで走ったルート(逆周りだが)に合流。あーこの風景見たことある!と思うとちょっと懐しさもあり、知った道感もあるのでテンションが上がる。別府から大分にかけては18時頃の通過だったということもあり大渋滞。横をすり抜けることもできないので、時間を浪費していく。また、別府から大分へ繋がる海岸線沿いの道の終点あたりで急に後輪がロック。ブレーキキャリパーとタイヤの間に上手い具合に石が挟まってうんともすんとも言わなくなってしまった。面倒くさがってホイールを外さずになんとかしようとしていたが、結局ホイールを外して除去。最初からそうしとけよ。

    大分市内、前回は瀕死の状態で辿り着いた600kmの最終盤だったのであの辛さが甦ってくる。あの時はきりさこさんに着いていくので必死だった。

    写真6 佐賀関市民センター 341km 20:11

    容易く発見。

    360km地点の臼杵の宿までは一時間もあれば到着するはずなので、一日目はほぼ予定通りかもしくは若干速いぐらい。真っ暗な海岸沿いを進む。

    臼杵市街地に入ったところのローソンで夜食や朝食を買い込み、駅前のニューホテル玉屋へ。ホテル着が21:30前。シャワーを浴びて就寝。

    とりあえず4時に出れるように寝る。

    Zzz…

    2:30頃に目覚めてしまった。二度寝はリスク大なので準備をして出発だ。気持ちのよい自身の軽量化をすることができ、るんるん気分であった(汚い)。本ブルベはゴールまで大変お通じがよかったのでトイレ休憩が多かった。

    クーポンも使えるところで使っておかなくては。

    4時ではなく3時スタートとなった。

    臼杵から津久見へ抜けるところが峠になっていて、これをド深夜に走るのが嫌だなぁと思っていたのだが(ホテル滞在を伸ばして日が登ってからの通過でもいいのではと思っていたぐらい)、意を決して突入。普段のブルベだと前後に誰かいるから深夜の峠も躊躇なく突入できるが、今回は一人なのでやや気後れしてしまう。

    写真7 太平洋セメント大分工場 378km 10/25 3:54

    ミッドガルっぽい工場だった。

    津久見市街地は人気がまったくない。時間が時間だしな。5時頃に佐伯市街地に入ったところで、佐伯駅前のコンビニで朝飯休憩。GoToクーポンを使っていく。

    佐伯市街地を通過すると海岸沿いから内陸部へ進路を変え、ちょいとした峠を登る。だーらだらと登っていって最後の方だけちょっと登る感じ。下り切ったところが道の駅かまえ。

    写真8 道の駅かまえ 425.9km 6:33

    ヘブンウィークでこの辺りを走ったときはすでにシャーマーズネックで瀕死状態であった。懐しい。気温は低いが、太陽が出てくると体感的にはそれほどでもないので、ウインドブレーカーを脱ぐ。

    おはよう。

    ヘブンウィークとは少し違うルートで延岡へ向かう。九州というのは海岸沿いを走っていると思ったらいつの間にか標高100mに連れていかれており、まったく油断ならない。延岡まではアップダウンが続くが、ヘブンウィークのときはよくもまぁ片手運転でここを乗り切ったよなと今さらながらに当時の自分に感心してしまった。無我夢中だったのだろう。今回はトンネルが出てくる度にやったー!と小躍りしている。余計な登りはトンネルでキャンセル、これが文明の力だ。

    延岡まで下りてくるとアップダウンはなくなり、宮崎まではほぼ平坦になる。二年前はこの辺りでモバブーの死亡が確認されて動画撮影を諦めたな……とか、ヘブン参加者のみなさんに励まされたな……とか辛い思い出ばかりだが……。都農で幹線道路から外れて広域農道へ。

    リニア実験線。今は線路の上に太陽光パネルが設置されている。これはこれで壮観な光景だ。あと、気温が結構上がってきていてぐったり。ウールジャージを着ているので朝晩は全然着込まなくても平気なのだが、日中は汗だくになってしまう。特にこの日はすばらしい快晴だったので、太陽光を遮るものがなく、汗がじゃんじゃん出た。何もない道端で止まって休憩したり、補給食を食べたり。

    写真に撮らなかったけど、シーガイアのビル、海岸線にニョキっと生えている感じなので遠くから見ると超大型巨人ぽさがある。

    一般人がイメージする宮崎。

    市内に入る少し前でチキン南蛮を出すお店があったのだが、混んでそうだったのでスルーして、次に見つけたらチキン南蛮を食うぞ!と思っていたら市街地では全然発見できず。空港を通過したあたりで見つけた店へ吸い込まれる。

    混雑していたので注文してからなかなか出てこなかったが、出てきたら一瞬でペロリ。腹減ってたんすよ。こんだけ食えば当面補給は不要ですな。

    日南の海岸は前回は完全に夜だったので、日中に通過できて大満足。天気もいいし、走りに来た甲斐があったというもの。

    写真9 串間駅 640.3km 17:54

    ここは駅にローソンが併設されていて大変よい。サイクルラックもポンプも完備だ。宿まであと70kmぐらい。

    志布志を抜け、鹿屋へ向かわずに南へ。肝付町というところらしい(肝属郡肝付町っておもしろいな)。19時なのに全然人気がなくなってちょっとびびっている。

    写真10 肝付小学校 674.5km 19:53

    こんな夜に小学校の門の写真を撮るなんて不審者と思われないかしら……という不安もあり、車が通りがかるとスマホで地図を確認してるアピール。

    次のかのやばら園まではあっという間。かのやばら園へは少し登るが、やんちゃな犬が元気に吠えていた。しかしここは柵があるので余裕でやり過ごす。

    写真11 かのやばら園 694.2km 21:04

    ちょっと行きすぎてしまったが無事発見。海岸沿いまで下りてしまうと、ヘブンウィークのときに通った道に合流する。

    宿まではあと15kmほどなので小一時間程度で着くだろう。九州といえばホテルAZであるが、その鹿児島垂水店が二泊目の宿である。ホテルを通過した少し先にファミマがあるので、まずはそちらのファミマで夜食を買い込んでホテルへ。22:00頃にホテル到着。

    ホテルAZは前回も宿泊したけど、自転車を部屋まで持ち込み可なのでありがたい。一日めちゃくちゃ天気が良かったのでジャージが汗が乾燥した塩で真っ白。今の時期だと20度前半でも暑く感じるので、20度後半が続くともうただただ暑くてやってられんという感じ。もうちょい気温が低い方が楽だったかも。

    ホテルにドロップバッグを送ってあったので荷物を入れ替え、チェーンに注油し、シャワーを浴びて就寝。やはり明日も4時スタートの予定で。

    Zzz…

    予定通り、3時半頃に目覚めたのでてきぱきと準備をし、荷物を送り返して、寝る前に立ち寄ったファミマで朝食。また同じ店員さんであった。何やってんだろうなこいつと思われてそう。

    4:00には出発して5:30の桜島フェリーに乗る予定で走る。桜島に入っても真っ暗なので特に写真を撮るような風景もない。ヘブンウィークのときは雨が降っていて、桜島の火山灰でおにゅうのレーゼロのリムをギャリギャリ削ったなぁ……嫌な音だったなぁ……という記憶が甦る。

    桜島港には5:10頃に到着。ひらまつかんとくの事件があった場所だ。無事5:30のフェリーに乗船。なお、今回は航空券をマイルで取っている上に空港までの往復を自走しているので、交通費が発生したのが桜島フェリー330円だけであった。

    いい船旅だった。

    ザビエル公園というところらしい。

    鹿児島市内を抜けて住宅街へ入っていくといきなり15%ぐらいの坂が出てきてびびった。なんやねんこれ。ダンシングだと後輪が空転するのでハンドルにしがみついてがんばって登る。

    その後は日置やいちき串木野へ向かうが、平日なので朝の渋滞に巻き込まれてなかなか進まなかった。時間が勿体無いので途中で離脱してコンビニ休憩でやり過ごす。

    写真12 薩摩藩英国留学生記念館 786.8km 10/26 8:48

    いい天気。

    想定外はこの後であった。川内原発周辺とその後の長島のアップダウンの連続に加え、気温も上がってきたのですっかりgdgdに。ジャージ脱ぎてぇ……。一人旅は気楽だがgdgdになり出すと一気にペースが落ちてしまう。道端でおやつ食べたりが多くなる。

    海岸沿いを走っていたのに油断するとこういう景色になっている。

    あと、国道3号は路面が悪いな。ヘブンウィークのときは深夜の通過で交通量が少なく、道の真ん中を走っても問題なかったが、日中だとボッコボコの左端を走らざるをえず、めちゃくちゃ気を使った。ただ、前回と違って今回は阿久根の海岸沿いを明るい内に走れたし、天気もいいということで、満足度は高かった。

    国道3号を外れると今度は長島である。アップダウンしかなく、行く先に見える直登(実際に登ると言うほどでもないのだが)が精神的に大ダメージを与えるサイクリストに大変優しくない島であった。

    写真13 道の駅長島 854.5km 12:52

    はい。大変よい景色ですね。海岸沿いなのに標高が高いからですね。

    その後は島の内陸部をせっせと登り、途中で工事区間の未舗装路を走らされ、えーマジでーという気持ちになった。

    写真14 長島町役場 865.2km 13:38

    とりあえずここで写真集めは完了。あとは熊本市まで戻るだけだ。平戸とかもそうだが、九州の島はアップダウンが多くてしんどいな(大雑把な括り)。もっとサイクリストに優しい道路を作ってほしい。

    長島を離脱して国道3号に復帰したところで一旦コンビニ休憩。朝出発したときは19時ぐらいにはゴールできるかなと思っていたけど、三日目はすでにgdgdになっているので21時ぐらいか〜という状況。今年は全然ブルベを走っていない中での久々の四桁なので、三日目になってケツのダメージも蓄積してきた感じ。

    ヘブンウィークの400kmでマヤ隊と一緒に走ったところを逆走していく。マヤさんが千切れて遅れていったのにいつの間にかトレインに復帰していた謎の峠だ……とかそういうことを思い出す。

    黄昏。しばし眺める。ここは国道3号の迂回のためにちょっと登ったりするのだけど、実に雰囲気のいいところ。ヘブンウィークのときは真っ暗だったが、今回はまだ明るい!

    最後の補給にお弁当のヒライにでも入ろうかなと思ったけど(田浦のヒライは前回立ち寄ったので覚えている)、どうも熊本のけいこさんがゴールで出迎えてくれるようなので、あんまり待たすのもアレだなと思って、最後の休憩をコンビニで済ませ、一路ゴールへ。

    ゴール ファミリーマートJR水前寺駅前店 1004.4km 21:07

    終わり。

    けいこさんが出迎えてくれた。PBPのG組先頭で一緒にスタートして以来の再会であった。陣太鼓とからし蓮根チップスをお土産にいただき、しばらくおしゃべりして解散。また会いましょう。

    熊本城近くのホテル法華倶楽部熊本というホテルへ。22:00前に到着。概ね計画通り進んだので疲労もそんなになく、まだ走れそう。明日は阿蘇サイクリングだ。熊本に来る前に天気予報をチェックしているとどうも天気が良さそうなので、東京に戻るフライトを最終便に変えておいたのだ。さっさと寝て観光に備えよう。