先週の金曜で最後だったんだが、思い返せば2000年の11月から2008年の1月までということになる。長々とやっていたので感慨深い。
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マクロ経済学はどこまで進んだか
マクロ経済学はどこまで進んだか―トップエコノミスト12人へのインタビュー
- 作者: ブライアンスノードン,ハワード・R.ヴェイン,Brian Snowdon,Howard R. Vane,岡地勝二
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2001/09
- メディア: 単行本
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最先端のマクロ経済学者へのインタビュー。経済現象をどのように捕らえ、どう経済学的に対処しようとしたか、という点をうかがい知ることができる。
単純に「この人はケインジアンだから」とか「この人はマネタリストだ」なんていうレッテル貼りをしたくなる気持ちも分からんでもないが、インタビュー記事を読んでいると、同じ学派と見なされていても見解が違ったりしているわけで、「この学派だからこう」みたいなのは意味ないよなぁと思った。ロシア
http://www.bp.com/productlanding.do?categoryId=6848&contentId=7033471
ロシアは石油埋蔵量がそんなに多くないのに石油生産しまくり。経済政策を売り歩く人々
- 作者: ポールクルーグマン,北村行伸,妹尾美起
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 1995/09
- メディア: 単行本
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アメリカの経済政策がどのように形成されてきたか、そしてどういう点で経済学的に間違っているかを指摘した本。原書は14年も前の本で話も古いけど今読んでも有用だと思う。特に最後の生産性について書いてある章。
まずはクルーグマンが政策プロモーターと呼んでいるレーガン政権以来の右派陣営の経済政策の問題点を指摘。んで、政権が左派のクリントン政権に変わってまともな政策が実行されるかと思えば、そうは上手くいかない。今度は戦略的貿易論者が登場し、これもやっぱり経済学的にはおかしいと。結局、ロジックの正しさよりも、分かりやすくてシンプルな政策の方が一般的には受け入れられやすいんだな。クルーグマンが最後にアメリカにできることとして書いていることなんて、納得のいく方法で生産性を上昇させ、なるべく貧困層を救うような政策を実施する、ということで実に慎重な物言いしかしていない。
それなら、声がデカくないと政策に反映されないんだし真摯に研究している経済学者はどうすればいいのかというと、こう言って話を終えている。長い目で見れば、われわれは皆、死んでしまうものである。それでも、良いアイディアというものは、生き残るものだと信じようではないか。
名言ですね。
ハンデ重賞
重賞格付けの見直しはあるのか? CW馬なりにて歩む(旧館)/ウェブリブログ
国際競走に関してはレーティング基準を満たさないレースが出てきたときにJRAがどう対応するかというのがポイントになりそう。
ハンデ重賞の格付けへの思い – 殿下執務室2.0 β1
昔と今ではハンデ重賞の位置づけが違うのでは、という話。はてなワールドで仮装大賞が行われるというので
キャラクター一覧のやるおに社台の勝負服を1分ぐらいで描き足して、会場の周りをうろうろしていたんだが、いざ時間になって始まってみると人が多すぎて僕のPCが悲鳴を上げ、残念ながらその場を後にした。新しいPCほしいのぅ。