持ち寄ったG1タイトルは17個、これだけメンバーが揃ったG1はここ数年では記憶にありません。
ディープインパクトが引退してどうなるかと思われた古馬路線ですが、春競馬が終わってみれば、メイショウサムソンが二冠馬の貫禄を見せて天皇賞(春)を勝ち、マイル路線では順当にダイワメジャーが安田記念を勝ち、それぞれ長距離、短距離の王座につきました。今年の宝塚記念はこの両者が中距離で顔を合わせることで、現時点での古馬の王者決定戦という位置付けです。
両者ともにディープのような直線一気の派手な勝ち方はできませんが、並んだら抜かせない根性を武器に泥臭いスタイルでここまでのし上がってきた二頭なので、熱い叩き合いを想像するだけで御飯三杯はいけます。
さらに今年は海外G1転戦組も元気です。ドバイデューティーフリーを勝って世界ランキング4位のアドマイヤムーン、シンガポール航空国際Cを勝ったシャドウゲイト、シンガポール航空国際Cを昨年1着、今年2着のコスモバルク、メルボルンC2着に有馬記念2着のポップロックらも順調に駒を進めてきました。
加えて、今年は3頭参戦する牝馬も強力です。ダービーで牡馬相手に完勝し、3歳世代の頂点に立ったウオッカ、去年の牝馬二冠を無敗で制したカワカミプリンセス、一昨年の宝塚記念で牡馬を蹴散らしたスイープトウショウと、真っ向勝負できる3頭です。参加賞は必要ありません。
ちなみに、一昨年のダービー2着馬インティライミ、昨年のダービー2着馬アドマイヤメイン、今年のダービー2着馬アサクサキングスといった面々もいますw
ダイワメジャーやアドマイヤムーンの距離適性を考えると今年の有馬記念より見応えがあるかもしれません。2003年宝塚記念を上回る好メンバーです。宝塚記念にこれだけのメンバーが集まるなんて異常です。
ということで、京介さん、これを見ない手はない。待ってる。
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京介さんを釣るクマー
飛ばしすぎ
予想を中心にしようと誓ったものの、全く反映されてない。
バーデンバーデンC
テイエムチュラサンがただのバカ馬になってしまっている件について。
11.7-9.9-10.2-11.1-11.7-12.7
的場息子出て来い!
いくら馬場がいいとはいえ、これはないだろう。暴走して潰れるだけ。限度ってものがある。
あと、軽ハンデとはいえクーヴェルチュールが勝負になるとは思ってなかった。3歳牝馬強いな。マーメイドS
シェルズレイの暴走ファッキン。
レコード連発の前有利馬場ならシェルズレイからということで、以下、ディアチャンス、コスモマーベラスを2番手評価、スプリングドリュー、サンレイジャスパー、コスモプラチナ、ヤマトマリオンが3番手評価。で、三連複フォーメーション。
豊さんがインタビューで言ってた通り、シェルズレイは飛ばしすぎでしょ。確かに抑えようとすると鞍上と喧嘩するのはお決まりなので変に抑えるより行かせたほうがいいのは分かるし、それを想定で買ってるけど、まさかあそこまでやるかと。そのおかげでソリッドプラチナムにまで出番が来てしまった。
岩田は条件戦とかだとかなり信頼できるけど、重賞になると信用できん騎手に成り下がるよなぁ。この辺はヨシトミ先生に近いものがある。西のヨシトミという意識を持って岩田を検討していくのがいいのだろう。今日のモトオさん
ズンコとキヨシが喋っている前を堂々と横切るという事故w
あわわ!という顔が最高だった。期待外れにならないといいですが
フレンチデピュティ丼
そういえばエプソムCは1着から3着まで全部フレンチデピュティ産駒か。3頭出しで上位独占。雨が降って馬場が荒れてて重かったってのもあるのだろう。ピンクカメオのNHKマイルCしかり、ますますフレンチデピュティの重馬場イメージがアップしていく。
Belmontの勝ち馬の弟
Rags to Richesの弟は藤沢厩舎か。カジノドライヴというらしい。ちなみにRags to Richesの兄はこれまた去年Belmontを勝ったJazilなので、カジノドライヴはなぜわざわざ日本に連れてくるんだアメリカで走らせろよという感じの馬ですな。
こいつらの母Better Than Honourの父はDeputy Ministerらしい。んで、Jazilは父Seeking the Goldで、Rags to Richesが父A.P.Indyで、カジノドライヴは父Mineshaft。Mineshaftの血統はよう知らんのでちょっとググってみると、Mineshaftは父A.P.Indyに母父Mr.Prospectorとのこと。うは、これは参った、超アメリカン!
ほんと日本に連れてきた意味あるのかねw皐月賞ジョッキーとダービージョッキー
雨が降った影響で東京も中京も馬場にバイアスがあって予想しにくいことこの上なし。だったので、やめとこうかなーと思ったんですが、何も賭けずにレースを見ても記憶に残らないのでちょびっとだけ参加。
エプソムC
内が荒れまくり。トウショウカレッジの松田大作は一瞬夢を見たんじゃなかろうか。
でも、こういう馬場では逃げ残れないし、追い込みもなかなか決まらない。外枠を中心に、真ん中ぐらいから競馬できて、荒れた馬場でもしっかりした末脚を使える馬をチョイス。ブライトトゥモローを軸に、マイネルレコルト、タイガーカフェ、ダンスインザモア、デアリングハート、サイレントプライド、ソーユアフロストへワイドで。
追い込みなんて決まらんよと思いつつも、レコルトとダンスインザモアを買ってるのが恥ずかしいけどなw
エイシンデピュティは逃げるだろうし、二番手集団に早目にお掃除されると思ってたら、逃げれなかった上に、カツハル曰く、なかなかエンジンがかからなかった、最後にやっと伸びた、とorzCBC賞
東京と同じように内が荒れまくり。しかも、CBC賞までの1200mのレースで外枠がバンバン来てたので、やっぱりここも外枠を中心に。この時点で次代を担うスプリンターであるアドマイヤホクトには消えてもらった。いくらなんでも2番枠発走では厳しすぎる。重馬場でも走れるペールギュントを素直に軸にして、フサイチリシャール、ヴリル、ミスティックエイジ、タガノバスティーユへワイドで。
内が荒れまくってるとかいいながらフサイチリシャールを買ったのはちょっと恥ずかしい。まぁリシャールは重馬場でサムソンに勝ったことあるしw
とかなんとか思ってると、5番枠のブラックバースピンが勝ってしまった。CM出演で一躍有名になり、人気先行気味だと思ってたのに。四位が上手く乗ったな。
ペールは結構いい位置で競馬してたけど最後は斤量か。アンカツがゴール前で落馬してたが、あれはちょっと無理な騎乗でもあるよなぁと思った。アメリカでも牝馬が快挙
Rags to Richesが102年ぶりに牝馬でBelmont勝ち。まぁKentucky Derbyではないけどね。こっちは牝馬のWinning Colorsが20年ぐらい前に勝っているし。
とはいえ、個人的にはダートの長距離では芝の長距離以上に牝馬は牡馬に通用しないと思っているので、これは結構凄いことなんじゃなかろうか。ダート2400mを日本ダービーとかとそう大差ない時計で走ってるわけですよ。しかも直線はPreaknessを勝ったCurlinと叩き合い。金融工学者フィッシャー・ブラック
- 作者: ペリー・メーリング,今野浩,村井章子
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2006/04/20
- メディア: 単行本
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ブラックのオフィスには長距離ランナーのポスターが貼られていて、「勝つのは速いランナーではない。走り続けるランナーである」と書いてあったらしい。日本で言うウサギとカメか。
ファイナンスだけでなく、マクロ経済学の変遷としても読み応えがある。経済学とかをちょっとかじってないと理解し辛いとこもあるけど、そこを読み飛ばして伝記として読んでも十分に面白い。マッチョな2頭の叩き合い
安田記念回顧
サンデーサイレンス産駒が安田記念を勝てないのは、要は切れ味よりも末脚の持続力を問われることが多いからで、その点、ダイワメジャーは絶望的に切れ味がないので、自信の本命w
ダイワメジャーを軸にしたので基本的には先行勢をチョイス。コンゴウリキシオー、エイシンドーバー、マイネルスケルツィが網にかかった。で、追い込めそうなのは香港馬ならジョイフルウィナー、東京でやたら強いエアシェイディ、ヴィクトリアマイルで上がり最速を叩き出したジョリーダンス。本当はヴィクトリアマイルで好走したキストゥヘヴンを買おうと思ってたけど、パドック見て断念。ジョリーダンスと入れ替え。
んで、レース回顧ですが、東京で直線向いたときに先頭にいてそのまま粘りこむってのは相当能力がないとできないことで、そういう競馬をやってのけた馬でパッと思いつくのはといえば、サイレントウィットネスとかヒシアケボノあたり。いかにもオラオラ型の走りをする馬たちでしたが、何か相通じるものを感じさせるコンゴウリキシオーも展開さえ向けばマイルから中距離ぐらいの一線で活躍できそう。
今の日本競馬で有数のマッチョ系であるダイワメジャーとコンゴウリキシオーが叩き合ってるのはなかなか凄まじかった。海外に目を向けると
デットーリがついに英ダービーを勝ったそうな。こういうレース動画がすぐに見れるなんていい時代だ。Authorizedは父Montjeuに母父Saumarezと、血統はいかにもロンシャンの2400mに向いてそうで、順調に凱旋門賞まで駒を進めてくるのであれば日本馬にとってかなり厚い壁になりそう。今年の欧州の古馬路線はたぶんDylan Thomas、Rail Link、Red Rocksとかあたりが牽引していくんだろうけど、個人的にはこの辺なら日本馬でも十分に戦える相手だと思うので、やっぱり3歳馬に要注意という感じ。
英ダービーをずっと勝てなかったデットーリが英ダービーを勝ち、アメリカ2歳チャンプはケンタッキーダービーを勝てないというジンクスをStreet Senseが破り、戦後初の牝馬の日本ダービー馬が誕生と、結構今年は面白いことになってる。
あと、ついさっき見たニュースによるとデットーリが仏ダービーも制覇。連日のダービー制覇とはさすが。情報源
2006-10-22 – DREAM SCHEME
ありがたい。