恐れ入った、ウオッカに。
2002年ダービー馬タニノギムレットの娘ウオッカがダービー馬となりましたが、ギムレットと同期生で一緒に走っていたモノポライザーは今日も佐賀でブイブイいわせてます。(モノポンの話ここまで)
今年はNHKマイルCに加えてダービーまで牝馬が勝ったし、ダイワスカーレットもウオッカといい勝負してるわけだし、やたら女が強い世代ですな。牡馬もっとがんがれ。
アベ総理夫人がウオッカの単勝を買ってたそうですが、ウオッカの単勝の女性比率ってやたら高そうな。総理は複勝買ってたみたいだがw
ようつべのURLがあった。懐かしい。
02年タニノギムレットのダービー
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今年のダービー
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モノポライザー8連勝
64年ぶりの牝馬のダービー馬
まさか牝馬のダービー馬を目の当たりにするとはねぇ。
スローで流れて直線の瞬発力だけの勝負になったときにはウオッカにも出番があるかもしれないけど、ヴィクトリーがそれなりのペースで行けば瞬発力だけの勝負にはならずに底力も問われるし、そうなると牝馬には苦しいかと思って切った。のに、なんかガチンコ勝負で勝ってしまった。これはもう素直に謝るしかない。
アサクサキングスは鞍上の好プレー。最近の福永は長距離が実に上手い。目黒記念でもアドマイヤフジを駆っていつもより積極的な競馬で3着に持ってきていたし、春天にしてもそう。「福永=マイラー」というのが定石だったのが懐かしく思われるほど、最近は長距離で乗れている。
ヴィクトリーはスタートで終了。まぁ若干福永さんそれはねーでしょーという感じですが。ああなるともうどうしようもないし、そもそも返し馬もできないし、やっぱりまだ気性面では課題山積。フサイチホウオーもイレ込みの影響で終わってしまった感じ。フサイチホウオーは今日の直線を見ると、広いコースは良さそうだけど、どちらかというとスピードに欠けるので、やっぱり接戦に持ち込まないと厳しそう。離れたところをサッと交わされていってはもう一度追いかけることもできない。秋にどこを目指すのか分からないけど、判断が難しい馬になりそうだ。
ドリーム競馬では、大坪さんは「カスタータソルテ」と言うわ、山田雅人は「ヒラボクロワイヤル」と言うわ、実況は「東京ダービー」と言うわで、なんかダービーだというのに全体的にグダグダ。一朗太帰ってきてくれ。カッチーはダービージョッキーになれるか
金鯱賞回顧
スウィフトカレントから馬連流しでいったものの、ローゼンクロイツとの組み合わせでは美味しさゼロ。
しかしアドマイヤメインは同型馬がいると脆いな。宝塚記念はシャドウゲイトも出てくるし、結構キツイかもしれん。ダービー予想
現時点でフサイチホウオー単勝が1.8倍。ちょっと異常だ。少なくともダービーで1倍台の人気を背負うほどのパフォーマンスは見せていないと思う。
前走の末脚にしたってアドマイヤオーラと同じ上がりタイムなわけで、そもそもあれだけ凄い伸びに見えたのも、前が止まってたから。1着、2着の上がりと3着の上がりで2秒も違えば、そりゃものすごい末脚に見えてしまうというものだ。なので、まぁ前走のフサイチホウオーのゴール前のイメージは忘れておきたい。いくら府中に替わるからといっても、ダイレクトキャッチ、フライングアップル、ドリームジャーニーと接線を演じている舞台、突き抜けるほどの力の差はないと見てる。
ヴィクトリーは97年のサニーブライアンに重ねて語られていることが多いけど、人気を見てもサニーブライアンよりはマークを受ける立場にあるし、何がなんでも逃げ!というわけでもなさそうなので予想し辛いところ。番手で行くということに陣営が含みを持たせているのが気になる。
となるとレースの鍵を握るのはホウオーでもヴィクトリーでもなくサンツェッペリン。この馬の出方次第でヴィクトリーの取捨も考えねばならんかなと。鞍上松岡は逃げ宣言までした前走であっさりハナを叩かれたわけで、「コノウラミ、ハラサデオクベキカ」とスタート後にどれだけ仕掛けてくるか。
何もせずに平穏にことが進めばヴィクトリーが残るだろうし、ヴィクトリーにまとわりついて不穏な空気全開でいけばヴィクトリー撃沈ということになるかと。さすがに皐月賞のヴィクトリーの差し返しを見ると、二頭が前で競馬をした場合、どちらに転んでもサンツェッペリンがヴィクトリーに先着するのは難しいんじゃないかなぁと思う。
個人的には道中は平穏に事が進み、スローに落としても瞬発力の保証がないヴィクトリーだけにペースは落とさずにいってカッチーが早めに動くと見立てているので、ヴィクトリー撃沈はないと思う。んで、ヴィクトリーより後ろにいて(まぁほとんどの馬がそうだけど)、フサイチホウオーより前にいる馬はフサイチホウオーが粗方お掃除するだろうから、あとはフサイチホウオーと同じような位置か後ろにいる馬が突っ込んでくるのではないかという見解。
たぶんカッチーがダービージョッキーになれる最後といっても過言ではないほどのチャンスなので、ぜひ攻めの騎乗をみせてほしいところ。
一応、今のところの印はこんな感じ。
◎ヴィクトリー
○フサイチホウオー
▲ヒラボクロイヤル
△ゴールデンダリア、ナムラマース、サンツェッペリン、フライングアップル
とにかく話題の多いダービーで、アドマイヤオーラとタスカータソルテも気になるし、ウオッカのダービー挑戦も応援したい。ただ反省するのみ
オークス
ローブデコルテも、ベッラレイアも、ラブカーナも、ミンティエアーも買ってるのに的中馬券がないのはなぜでしょうね。
答え、ザレマ一頭軸の三連複を買っているから。
皐月賞のときもそうだったけど、ちょっと馬券の買い方を再考した方がいいのではないかと思えてきた。無理して点数絞ろうとして自滅してる気がする。以前は選んだ馬全部で三連複ボックスとか結構平気でやってたはずなんだが。
で、オークスの回顧ですが思った以上にペースが速かった。馬券を買う段階では若干緩めになるかと思って、上にあげた馬たちにカタマチボタンとアドマイヤスペースを加えて馬券を構築したんですが、要は前に行って早めスパートができる馬たちが中心。ところが蓋を開けてみればスマートストームが結構いいペースの逃げ。ザレマは内を見ながらポジション取りができそうだったけど、おそらく豊さん(というか大衆)の予想に反してベッラレイアが好スタートから先行してしまったので、ザレマとしては動くに動けず中途半端なポジションでハイペースを前目追走という苦しい展開。で、直線を向いたときには余力なく、ベッラレイアに交わされ御臨終。ザレマが飛んだことで我が馬券も御臨終。
しかしまぁベッラレイアは残念だった。
「トライアルで権利を取れたけど、そこはナリタトップロードの子。トライアルで力を発揮しても親父同様本番では雨降って終了ですよ」などと軽口叩いてたわけですが、天気もよくパンパンの馬場。あーよかったねぇと思った。んで、直線抜け出してきたときはちょっとウルッときた。のに、まさか親父同様ゴール目前で外から差されるとは。ウオッカとダイワスカーレットがいなくなったことで急に人気を背負った本命になって鞍上秋山が心配とかいう声もあったけど今日の騎乗には文句はつけられんと思うし、ほんと勝たせてあげたかった。いろいろありすぎ
豊クビ
ダービーでのアドマイヤオーラの鞍上は岩田だそうな。
というか、豊がクビになったって感じの報道ですけど、どうなんでしょね。個人的にはアドマイヤオーラはダービーではいらんだろうと思っていたのが、東京で実績のない岩田への乗り替わりで一気に消しモードに突入できて都合がいいといえばいい。なまじ豊だと切るに切れんし。
で、タスカータソルテは血統やらネーミングも含めて結構好きなんですが、こっちは豊が乗ってくれるということで、個人的には結構プラス要素になるんじゃないかと。後はテン乗りがどうかってとこか。
まぁ今年のダービーはフサイチホウオーがいかに勝つか!というのがポイントだったのに、いつの間にやらウオッカ参戦!になり、ついにはアドマイヤオーラ乗り替わり!ということで、騎手の思惑も含めて、ダービーは俄然面白くなってきた。ヴィクトリアマイルも大波乱
ディアデラノビアから馬連で7点ほど流してたわけで、もちろん外れ。
松岡くんは以前にも書いた通り関東若手の中では僕が一番買ってる騎手で、Club A-PATの騎手別投票成績を見てもアンカツとノリに次いで投資してる騎手なんですが、さすがにコイウタでは能力的に辛いかなぁと思った。相手はカワカミとスイープですからね。岩田デラデラが直線でどこを突くか迷ってるところをサッと内を突いたのが大きかった。今回は松岡GJに尽きる。
で、アサヒライジングですが、こっちは昨日に続いてヨシトミ先生が男気溢れる騎乗を披露。今週の東京はまるで今開催の開幕週の京都のような馬場。この人が今週の東京の馬場を一番理解している乗り方をしてた。まぁ馬のタイプもあるけど、昨日も今日も早目に動いて後続に脚を使わせ、自分はギリギリ粘り込むというイメージ。ヨシトミ先生の思惑通りでしょ。勝ってておかしくなかった。昨日は馬場のいいところを通った馬に差され、今日は松岡の決め打ちにやられたというだけ。そこらへんがヨシトミ先生クオリティでもあるわけだがw
カワカミなんかは幸四郎が直線で最悪の騎乗をしてたけど、スタートしてから後手を踏み続けたわけで、ちょっとマイルでは忙しいのかなぁという感じがした。スイープはよくわからん。破壊力は認めますが、走るか走らないかが完全に本人次第なので最近は中心視できん。先生の伝統芸
京王杯SCはエイシンドーバーが逃げるマイネルスケルツィとオレハマッテルゼを捕まえたところがゴール。外から追い込んだシンボリエスケープが2着。
とはいえ、このレースで強かったのは3着オレハマッテルゼと4着マイネルスケルツィ。逃げて息の入らない流れを作り出しながら残り1Fぐらいまで勝ったかと思わせる競馬をしたマイネルスケルツィはもうヨシトミ先生効果で差されたとしか思えない。これでこそ先生。実に美しく差しきられて4着で馬券にならないという伝統芸w
3着のオレハマッテルゼも前々を追走してたわけで、スケとオレハは内容のあるレースをしたと言える。けど、どっちとも安田記念では買いたくない。どちらかというと淀みのない流れを先行して押し切るというレースができそうな短距離で買いたいところ。
エイシンドーバーが思ったより人気してなくて、シンボリエスケープとの馬連で80倍。ごちそうさまでした。