天気も良く、桜も適度に咲いていて、絶好の桜花賞日和。ただ、こうも天気が良いと人が多くて困る。世のお父さん方は、桜が咲いているということで奥様方を競馬場に連れ出し、さらにテイエムプリキュアなる馬が桜花賞に出走するということで娘を競馬場に連れ出すことに成功していたらしい。スタンドの外にいたときに「プリキュアまだー?」とかいうようなコメントを何回か聞いた。
勝ったキストゥヘヴンはアドマイヤベガ産駒。アドマイヤベガの母であるベガの馬主も今回の吉田氏と同じ。アドマイヤベガが急死した直後に取引されたこの馬に、父の死にちなんだ名前を付けたらしい。フラワーCを勝ってもなお6番人気止まりだったので、僕はあっさりと消してしまったが、フラワーCは今年のスプリングSと同タイム決着だったこと、最近はフラワーC組の成績が良いことを考えると消してしまったのが非常に悔やしい。なんだかんだで、上位4頭は前走重賞やトライアルを勝っていた馬で、臨戦過程をみればすごく固い。ただ、キストゥヘヴンとかありえんわな。今年の桜花賞は盛り上がりに欠けた気がするのだが、最終的に勝ったのがキストゥヘヴンではオークスも大して盛り上がらないだろうなぁと思う。スマイルトゥモローの勝ったときみたいなイメージ。
2着アドマイヤキッスと3着コイウタは今回は仕方ない。ほぼ2頭で決着したところに外から飛んでこられたのだからどうしようもない。また、4着のアサヒライジングのヨシトミ先生が逃げ粘りを図るところを、武豊、アンカツ、横山ノリの3人が颯爽と外から交わしていくシーンは今の騎手界の縮図を見たような気がして非常に趣深かった。
最終レース後はパドックでほしのあきのトークショー。なんというか、いわゆるほしのあきが登場するまで「ほしの待ち」をしたわけだが、あの状況を仮に知り合いに見られると、とてつもなく恥辱な感じがするのは僕だけではないはず。登場して一目見てその場を立ち去った。というか、あまりにも焦らすのでほしのあきが出てくる前に帰った人が周りに結構いた。ほしのあきのポジションを見た気がした。
その後、西宮北口で久しぶりに「いつもの」飲み会。しかしなんだ、社会人率の低さはどういうことだろうか。前に何度なく行った店はもうなくなっていた。
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桜花賞回顧
ここ数日の競馬について雑録
ダービー卿CT
グレイトジャーニーが抜け出してくるってどういうことよ。ま、それよりもテレグノシスが不向きな右回りでしっかり伸びてきてる。まだまだ安田記念でも勝負できそうな感じ。インセンティブガイはレースっぷりからして、ここで勝っておかないと東京ではちょっと厳しそうな感じ。
産経大阪杯
カンパニーが意外な激走。重馬場はダメなんじゃなかったのか。
ローゼンクロイツもアドマイヤジャパンも、いくら重馬場とはいえちょっと情けない負け方。打倒ディープインパクトには程遠い。3着に来た去年の天皇賞馬スズカマンボは競走能力喪失。残念。一週間前ぐらいの出来事
随分と放置してますね。
3月30日にTくんの呼びかけで、Kくんを送り出す会。他にYさん参加。昼間には某部屋で最後の思い出にスラムダンクを読んでたN氏にも出会いました。
N氏とはそこで挨拶して別れ、三宮で飲み。焼肉と韓国料理とTくんのボスおすすめのうどん屋。それから、コンビニでKくんが飲む気もないポーションを買ったり、飲む気もないコーヒーを買ったりしながら、久々にTくんの家にいったですよ。もうなんかKくんが違う国の人っぷりを感じさせてくれてすごく感動した。で、翌日、新神戸駅で別れるときも、ちょっくら東京に遊びに行ってくるわー、ぐらいの感じで、非常にあっさりした感じ。
朝っぱらから地元に向かう電車に乗ったのっていつ以来だろうかね。ハーツクライ世界制覇
ゴドルフィンマイル
ユートピアが幸先よくゴドルフィンマイルを制覇。ドバイのダートで日本馬が勝ったのは初めて。直線では詰め寄られるどころか、逆に突き放す勢いだったのですが、この馬は芝でもそれなりに走ったり、ダートの質を問わずにどこでも走ったりと、全くつかみどころがない。もうかなりベテランの域だが、マイルCS南部杯なんて今年も要注意かもしれない。
UAEダービー
フラムドパシオンが3着。とはいえ、勝った馬から離された3着。まぁ世界のトップレベルは凄いと。フラムドパシオンも日本に帰れば今のところ同世代に敵なしだと思うんだがねぇ。世界は広し。もう一頭のガブリンは撃沈。
ドバイゴールデンシャヒーン
アグネスジェダイは残念でした。とはいえ、日本での実績を考えればよく頑張ったものですな。
ドバイシーマクラシック
ハーツクライが逃げ切って圧勝。なにこれ?かつての後方待機策はどこへいったんだ。ルメール騎手も逃げたかったとか言ってるし、これはルメール効果絶大ですな。日本人騎手が乗っていたらここまで来てなかったはず。ディープインパクトを負かしたのはフロックじゃなかったし、キングジョージに出ると宣言しているのでそこでディープインパクトとの再戦が実現すれば日本の競馬ファンとしてはこれほど楽しいものはない。末脚のしっかりしたハーツクライが先行できるというのはまさに鬼に金棒。ディープインパクトもウカウカしてられません。
ドバイデューティーフリー
ハットトリックとアサクサデンエンが揃って撃沈。アサクサデンエンとか故障じゃないですよね?ハイペースで先行した馬がそのまま粘りきってしまうと、ハットトリックには出番がありませんな。というか、そういう力で押し切るレースができないとなかなか勝つのは難しいのかもしれない。ドバイの芝は結構時計がかかるようで、後ろにいてはダメっぽいですな。
ドバイワールドカップ
勝ったエレクトロキューショニストが怪物すぎる。カネヒキリだって、普段のカネヒキリで、直線でバテた様子はなかったんだが、それでも勝ち馬との差は開く一方。スターキングマンも実力通り走っているぐらいの結果なので、これはちょっと日本馬がこのレースを勝つのは一体いつになるだろうと思ってしまった。アドマイヤドンでもカネヒキリでも敵わなかったドバイワールドカップ。好走したのはトゥザヴィクトリーだけ。やはり軽快なスピードが要求されるのでしょう。エレクトロキューショニストが芝に実績あるわけだし。もし、アグネスデジタルが輸送負けしていなかったら、クロフネが故障していなかったら……
日経賞・毎日杯・マーチS・高松宮記念の回顧
4つも重賞がある上に、ドバイWCも開催され、競馬ファンにはたまらない週末。
日経賞
ディープインパクトを避けた感がありありのリンカーンが快勝。このメンバーには負けられません。これで天皇賞において、打倒ディープインパクトの一番手に名乗りですな。そして、2番人気に推されて馬券に絡めないイメージ。コスモバルクは中距離路線に絞るほうがいいんじゃないのかなぁ。直線で完全に止まってるよ。
高松宮記念予想
開催最終週なのに結構いい時計が出てる中京コース。昨日は1000万クラスで1:08:1なんていう時計が出てた。高松宮記念は7秒台の決着じゃないかと予想。よってある程度持ち時計のある馬から。そして、こんな混戦のときだからこそ、荒れてほしいという願いを込めて。
本命はシーイズトウショウ。中京巧者ぶりと持ち時計を考えると一番信頼が置ける。近走の成績はいまいちだけど、時計を見ればそんなに負けているわけでもない。
対抗はゴールデンキャスト。netkeibaによると今の時点で最下位人気。こんな扱いをされる馬だったっけ。毎度本番では通用しないゴールデンキャストでも今回のメンバーならいける。こういう馬に勲章を与えるのが高松宮記念の役割でもある。小倉の1200mで7秒台の時計を何度も叩き出したゴールデンキャストなら高速決着にも対応できる。そしてドバイで大ブレイクした橋口厩舎の勢いをこの馬にも。
あとは、時計勝負は任せろのマルカキセキと中京巧者のカネツテンビーぐらいかな。ラインクラフトやオレハマッテルゼも怖いけど、経験のない馬がポンとスプリントに出て勝てるほどG1のタイトルは軽いものではないよ。シンボリグランはちょっと持ち時計がないのが弱点。