http://www.nikkansports.com/ns/horseracing/f-hr-tp0-051107-0009.html
ナリタトップロードが亡くなった。早すぎる。思い出を書けば切りがないが、99年の菊花賞と01年の阪神大賞典が強く印象に残っている。あと、渡辺騎手を背負い投げの刑に処した01年の京都大賞典も。
そして、99年クラシック三冠を分け合った三強、アドマイヤベガ、テイエムオペラオー、ナリタトップロード、三者三様という言葉がこれほどしっくりくる三強も珍しいのではないか。
先日、スティルインラブやカルストンライトオの引退も伝えられ、少しばかり寂しい競馬界である。
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第5回JBC
今日はJBCの日。名古屋競馬場は直線が200mにも満たない小回りコースなので非常に眉唾な結果になるだろうと思ったが、意外にも順当。ただ、こういう競馬場でG1をやっても見応えがないのは否めない。スプリントもクラシックも、なんだか普通にコースを回ってきただけという感じ。というか、小回りコースでのレースを見慣れていないせいか、どう楽しめばいいのかがよく分からない。
見所といえば、ナイキアディライトがゲートに入るのを嫌がって、完全に座り込んでしまったところだったかな。騎手が頭を叩き、係員が蹴りを入れてたように見えたのだが、いかがなものか。
ちなみにタイムパラドックスは今年に入って三つ目のG1勝ちだが、どうもパッとしない。強さを感じさせないと言ったらいいのかな。たぶんファンもそう感じていて、やっぱり今回も3番人気止まり。今年の最優秀ダート馬はカネヒキリとタイムパラドックスのどちらが取るのだろう。印象度では、ダート版ディープインパクトと言われているカネヒキリなんだろうけど。幕張のファンタジスタ
ワケあって、トップの写真を変更。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=375958天皇賞の感想と飲み会
天皇賞を見た後に大阪まで行ってきた。東京に行ってしまうM氏を送る会。この時期、19時に梅田に出向くのはかなりの気力を要するけど、とにかく頑張った!M氏が豪快にコケたのが印象的。
さて、天皇賞。ストーミーカフェがもう少し速いペースで逃げると思ったのだが、色気を出したのか、骨折明けの叩き二走目の影響か、思ったほどペースが上がらない。前半1000mが62秒4という、このクラスの2000mのレースにしては異常なスローペース。これでは後方待機の連中に出番はない。ハーツクライ、リンカーン、スイープトウショウ、サンライズペガサス達が用無しに。この中でもスイープトウショウはよく掲示板まで来たと思う。
で、直線を向いてストーミーカフェが粘っている内を突いてスルスルとダンスインザムードが上がってくる。この馬、ほんと分からない。春の京王杯SCや安田記念、夏のクイーンSの走りは一体何だったんだろう。鞍上の北村騎手も一瞬、初G1制覇の夢を見たんじゃないか。ゼンノロブロイは馬群を捌いて進出してくるのに少し手間取ったため、ダンスインザムードが押し切るかと思った。しかし、やはりロブロイ。一完歩ごとに詰め寄り、ダンスインザムードを交わして藤沢厩舎のワンツーかと思ったら、ヘヴンリーロマンスである。最後の50mでダンスインザムードとゼンノロブロイの間を割って、グイと頭一つ抜け出したところがゴール。
完全に想定外。ヘヴンリーロマンスは、阪神牝馬Sとか札幌記念を勝っているように、力のいる芝のコースの方に適性があると見て、ここでは完全に来ないと思っていた。お手上げ。
しかしまぁ今年の古馬中長距離路線はビシッとせんね。将来、2005年の古馬中長距離路線を振り返った時に、何を思い出すだろうか。JCと有馬記念はぜひとも人気馬にしっかりした走りをしてもらいたい。て、穴党の私が言ってどうするという感じだが、それぐらい今年の古馬は不甲斐ないと思う。天皇賞(秋)三時間前
人気割れすぎですね。11番人気のハットトリックまで20倍台。アドマイヤグルーヴやストーミーカフェが70倍もついてる!
意外にタップダンスシチーとサンライズペガサスとアサクサデンエンが人気していないんですけど、これはどういうこと?調整不足といっても、タップダンスシチーもアサクサデンエンも強いですよ。ハーツクライやスイープトウショウやリンカーンが勝つとは思えないが、タップダンスシチーやアサクサデンエンは頭まであると思う。
勝つのは、コースの外目を通って突っ込んでくるサンライズペガサス。毎日王冠がここに繋がるようなレースだったかは甚だ疑問だが、G1を勝つとしたら年齢的にも、このレースしか残されていないし、東京2000mなんて願ってもない舞台。外からゼンノロブロイを差し切る姿が目に浮かぶ。
2着はゼンノロブロイが候補。バランスオブゲームを早目に交わして、横綱相撲をとる。G2ぐらいならリンカーンやハーツクライを推してもいいんだが、この二頭はG1になると自分でレースを支配できずに散っていくので掲示板がいいところ。
穴党としてはストーミーカフェに注目したい。この馬の本来の逃げができれば、しぶとく残るのではないかと思う。直線を向いたところでバランスオブゲームに2馬身ぐらい差をつけていれば見応えありそう。ディープインパクト三冠達成
26日に修論の公開セミナーがあって、その準備をしなければならないので散々迷ったんだが、日曜日に京都競馬場に行ってしまった。
ディープインパクトの無敗の三冠達成を生で見れたので、やっぱり行ってよかったと思う。レース前から異様な空気で、一歩も動けないぐらい人がぎっしり。阪神競馬場はコース側が前面ガラス張りなのでとてもレースを見やすいが、京都競馬場はそうはなっていないので、外に出ないとレースを見れない!ニュアンスが伝わりにくいかもしれんが、分かる人には分かるはず。
レースはというと、直線向いたときにはヒヤッとさせられた。歓声もどちらかというと悲鳴に近かったように思う。横典アドマイヤジャパンが近年の菊花賞を勝つにはこれしかないという、中盤でペースを落とさず先行するレース運びをしたので、先に抜け出してきたときには、これは!と思った。が、ディープインパクトの追い出してからの脚が桁違い。菊花賞で33秒3で上がるって、何だそれ。
ラップは次の通り。
13.0 – 11.6 – 11.7 – 12.2 – 12.7 – 13.0 – 13.5 – 12.6 – 12.0 – 12.3 – 12.2 – 12.1 – 12.0 – 12.1 – 11.6
アドマイヤジャパンが中盤から12秒台でペースを落とさずにロングスパート。これ、例年なら4馬身差でアドマイヤジャパンが勝ってるレース運び。ディープインパクトに勝つならこれしかない。実際に、後ろにいた連中は何の見せ場もなかったわけだし。横典氏はこういうレースさせたら上手いよなぁ。菊花賞で三年連続2着てのはちとかわいそうだけど。しかし、ディープインパクトはそれを差し切ってしまうのだから恐ろしい。しかも、前半はかかりまくってたのに。ディープインパクト自身は上がり33秒3て、3000mのレースでこの上がりは凄い。
とにかく、無敗の三冠達成を競馬場で見れたことに大満足。あの臨場感はたまらん。そして、やっぱりクラシック三冠は面白い!3歳馬が秋に天皇賞を目指すケースが増えているが、決して適距離でないはずのアドマイヤジャパンが果敢にディープインパクトに立ち向かったのは賞賛に値する。これがクラシック3冠の醍醐味だと思う。インティライミにせよ、アドマイヤジャパンにせよ、例年なら圧勝しているぐらいのパフォーマンスを見せているだけに関係者は悔しさ一杯だろうが、ファンとしては、ありがとうという気持ちで一杯。
ま、馬券でいうと、アドマイヤジャパンやローゼンクロイツを、コンラッドやミツワスカイハイより先に切ってしまった私は馬券なんてどうでもいい!東京のメインをせこく三連複でゲットして、そそくさと帰宅。