2023年度ロンジンワールドベストレースホースランキングおよびJPNサラブレッドランキング JRA
世界のトップ100GⅠレースがIFHAから発表!ジャパンカップが「2023年ロンジンワールドベストレース」を受賞 JRA
「2023年ロンジンワールドベストレースホース」および「2023年ロンジンワールドベストレース」の受賞に関する関係者のコメント JRA
2023年の世界一のレースはイクイノックスが勝ったジャパンカップとなった。イクイノックスの135は1999年のエルコンドルパサーを超えて日本馬では歴代最高値。135は世界の競馬史に残る怪物レベルの評価なので、日本の馬が日本のレースでこれだけの評価を獲得したのは快挙。牝馬のトップはリバティアイランドで(Emily Upjohnと同レート)、ジャパンカップは昨年の牡馬と牝馬の世界一がワンツーだったレースである。世界に追いつくために創設されたジャパンカップが43回目でここまで来たのは感慨深い。自分が競馬を見始めた頃はまだ外国馬がジャパンカップで優位だった時代だし。
グリーンチャンネルの「ALL IN LINE~世界の競馬~」でも解説されていたが、12月の香港での会議の後、有馬記念(ジャパンカップの3〜5着馬がワンツースリーを決めた)の結果を受けてさらにイクイノックスを上方修正したそうなので、この数字は日本競馬のレベルの高さを反映したもの。ランキング入りした馬の数はアメリカに次いで2位だし、ここまで来ても凱旋門賞を勝っていないという理由で日本競馬のエンディングロールは流れていないのだが、もうこの呪縛はエンディングロール流れた後の後日談レベル(コナンとかであるやつ)の扱いでよいのではないか。