書籍版を途中まで読んで放置になっているのだが、Netflixでドラマ化されたのでこちらを先に見ることにした。同じ名前の人物が何人も登場するので自分の読書力ではなかなか難しかったんである。映像を見た後にある程度登場人物のイメージが湧けば読書も捗るだろうと思いたい。
今配信されているのはシーズン1なので続編も作成されるのだろう。シーズン1は第一世代のホセ・アルカディオ・ブエンディアとウルスラ・イグアインの夫妻がマコンドを作ったところから、主に第二世代のアウレリャノ・ブエンディアまでの話であった。もちろんその次の世代も登場しているが。
物語は始まったばかりのところだが、ウルスラの肝っ玉母ちゃんぶりとレベーカの女優の存在感が印象に残った。シーズン1の最後はアウレリャノ大佐がマコンドへ攻撃を仕掛けるシーンとそれに対する「怪物を生み出してしまった」と言うウルスラのシーン。これがこの一族の宿命なんだな。一族の女性を軸に物語が進んでいるように思うので、その点に注意して書籍版を読んでしまおう。